都農：フライビーンズ論争

　マグロ船オーナーが、３人が乗れるようにと今度はワゴン車を貸してくれたので、「日向サンパーク温泉　お舟出の湯」に行きました。「お舟出」とは神武天皇がこの辺から東に向かって舟出したからだそうです。ちょうどテレビで「半分、青い。」をやっていたので、朝ドラ好きのＭ氏は風呂を後に回して見入っていました。熱いのが苦手な私は、露天風呂に出て冷たい雨で「半分、涼しく。」なって「それにしても、温泉という温泉はどうして熱いのか。水風呂はあるのに温めの湯がないのはどうしてか。世間では温いことは恥ずかしいことなのか。」などと沈思しながら長湯をしたつもりでしたが、やっぱりカラスより早いと言われたのです。

　さてヨットに帰り、私がフライビーンスを殻ごと食べるのを確認してＫ氏がニヤニヤ指摘するのは、Ｍ氏だけがフライビーンズの殻を残すことでした。


　何日か前にリンゴを出したときに、皮を剥いてくれとＭ氏に言われて６分の２個だけ皮を剥き種を取ったことがありました。リンゴなんて残すところは軸ぐらいなもんだと二人は主張したのでした。
　たかが殻とか皮ですが、さすがのＭ氏も２回目ともなると危機感を持ったのでしょう、ネット検索することしばし、このヨットでは２：１でも世間一般では真逆であるとの統計結果を得て安堵したのです。ちなみに私は思いつくだけでも、茹でたそら豆、ピーナッツ、さつま芋（焼き芋の黒焦げは除く）、人参、大根オロシの皮は剥きません。好き嫌いでなく面倒くさいから。当然ながら私が炊事当番の時は内緒でいろんな皮をぶち込んでいます。

　　耳だけを残すのはやめて！