ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

石垣島

2018年05月29日 21時37分09秒 | ヨット
0619 川平湾は向こう側


0626 御神崎灯台


0920 石垣島港着


 港の前に鎮座している巨大なクルーズ船から、オレンジ色の通船に満載された客が次々、次々に上陸している。地球を侵略しに来たUFOの母船から戦闘機が雲霞のごとく飛び立つ光景を想起させる。

 大きな広い港を観光客指向のレジャーボートが席巻していて繋留場所がない。M氏はしきりに「変わった変わった」と言う。1時間ほど探し回ってようやく漁港の片隅に落ち着いた。すぐ前のボートのオーナーが鳴門出身の人で、しばし歓談。

 寝不足で心身とも半分眠ったまま、急ぎ上陸してコインランドリーに洗濯物を放り込み、魚屋とは違うのだろうか「〇〇さしみ店」は気になるが、スーパーマーケットに向かう。RC造りの家ばかりで木造家屋が見当たらないのが台風の猛烈さを語っている。
 とにかく暑い。本土の盛夏は7、8月で、その頃の太陽は少し南に傾いている。ところが今ここは真夏並みの温度で、しかも太陽は真上から射るように差している。良くないと知りつつ我慢できずに航海中ずっとTシャツで過ごしてきたので、腕に水膨れができた。顔も腕も珈琲色になった。