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酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

おしい!(オリエンタルホテル)広島

2013年08月19日 | 旅行、蕎麦と温泉

広島旅行の二日目は、シェラトンをチェックアウトしタクシーでオリエンタルホテル広島に向かいます。

このページでは、「おしい!広島県」というキャンペーンをネタ元に「惜しい!オリエンタルホテル広島」をご紹介しておこうと思います。
そもそもこのキャンペーンは、世界的にも有名な世界遺産を有しながら「なにかとちょっと惜しい」広島県を世に広めていこうという趣旨なんだそうで、「佐賀を探そう」にも匹敵するなんだか自虐的な企画のようです。



さて、チェックイン13時を前に荷物を預かってもらおうとフロントへ進むと、フロントに3人見えるが誰も近寄ってこない。ゴロゴロとスーツケースを転がしているのだから自動ドアくらいあけて欲しかったな。ちょっと惜しい。

立派なロビーに立派なソファーセット、時間も早くまだ客の姿は見えない。

宿泊予約を告げ荷物を預かって欲しい旨を告げると、預かりカードを渡してくれる。まだ30分前だけど部屋の用意はまだかいね?もしチェックインできるなら着替えてから出かけようと思っていたのだが、荷物を預かってくれただけだった。
戻りは何時頃かと尋ねられたので、今から原爆ドームへ向かうので16時頃に戻りますと告げておいた。

ホテルを後にし、しばしドームや平和記念公園を見学したのち再びホテルに歩いて戻る。公園から15分ほど、猛暑の中を汗だくになってたどり着きました。
(早くビールが飲みたいのよ・・・)の一心で急いでいたのだが、再びフロントで「宿泊カード」にサインとカードでデポジット。さっき暇なときに手続きしておいてくれ。涼しい顔のフロントマンの前で滝汗の私・・・。(暑かったですね、お帰りなさいくらい言えよな)

チェックイン手続きが終わると、足元にスーツケースが二つ。あ、さっき預けておいた荷物は自分で運ぶのね。どうせなら部屋に運んでおいて欲しかったなぁ。これもちょっと惜しい。
更に、フロントレディが「あちらにエレベーターが参っております」と案内してくれるが、いざエレベーターのボタンを押すもしばしカゴはやってこず。自分で荷物を運ぶのは仕方ないけど、普通は「エレベータが来てる」と言うくらいなら先に呼び出しボタンを押して1階に待機させているのかと思うよね? ちょっと惜しいぞ。

さてようやく部屋に到達。21階の最上階「エグゼクティブフロア」。

だが、ここはクラブラウンジがあるわけでなくお部屋の冷蔵庫がフリードリンクという特典のみ。いや、分かっていたんだけどね、平和公園からドバ汗かいて歩いてきて楽しみにしていたのがこの冷蔵庫にあるはずの冷たいビール。

し か し、冷 え て い ま せ ん で し た! 

チェックイン時間まで聞いてんだから、唯一のフロア特典なんだから、冷蔵庫のビールくらいきちんと冷やしておいて欲しかった。だいぶ惜しい、いやこれは実に腹立たしい!
ぬるいビールを飲む気がしなかったんで、氷を探すが冷蔵庫に無しフロアに無し部屋の案内書を見るも氷について記載なし・・・。ルームサービスで頼むより自分で買って来たほうが早いとコンビニでビール&氷を買ってきた。

部屋は31平米。ツインベッドにソファを兼ねたエキストラベッド。広さは十分だ。

だけど、ベッドが外壁に向かって配置され、開口部の窓が小さい。なぜ? 両隣の壁は仕方ないがせっかく外部に面した壁の7割が埋められ窓が小さいです。デザインされたのはリニューアル前のワシントンホテル、昔の設計なんだなあ。



さらにこの窓、よく見ると鉄線が入っています。

今時、ワイヤー入りの窓ですか・・・。インターバル撮影する身としてはこれはきつい。想定外でした。ちょっと惜しい。

そしてバスルーム。

なぜか三角。丸まって入れってか?足を延ばしたかったのに。風呂もちょっと惜しい・・・。

そして浴室のドアを閉めると、バスルームがシースルーに!

これでドアを閉めた状態ですよ?部屋からバスタブが丸見えですよ? 先日のシェラトンといい広島のホテルってこれがスタンダードなのか?(一応、ブラインドカーテンはあります)

そしてもう一つ謎の扉が。トイレへの出入り口かと思ったら・・・

壁にしつらえた三面鏡でした。なぜか全体的にラブホデザイン?これは惜しくはないけど不思議です。

そして31平米もあるのに、とても不思議なレイアウトが。

エキストラベッドを兼ねたソファの前、テーブルがありませぬ。惜しいというよりなんで?って感じ。

ソファに座り、ビール飲もうとしたら斜め横の鏡台テーブルしかありません。

二人で座れば、左座席の人が手渡しでグラスを右座席に運びます。置くときは逆の手順・・・惜しいというよりかなり変だぞ?

そしてそしてテレビを見るならテーブルと逆方向に身体をひねる必要があります。

遠く離れたベッドの先、壁面に設置された液晶テレビを、斜め45度からぼーっと眺めます。
液晶テレビを斜めから見たら・・・ほとんど画像は判りませんよ? ビール左、テレビ右と身体を左右に振りつつ、後頭部で夜景を見る趣向なんでしょうか、この部屋は?

ソファの前に変な三面鏡を用意するより普通はテレビでしょ。妻は、この三面鏡をどうにかすればテレビが正面に映るのではないかと斜め上の予想で角度をつけてましたがそんなことはありませんでした。かなり惜しいぞデザイナー。だいぶ惜しいぞ、オリエンタルホテル広島。

極めつけは翌朝の朝食ブッフェ。「金の朝ごはん」と銘うつホテル自慢の朝食ですが、ご飯が切れてました。「お待ち下さい」の連呼に宿泊客はしぶい顔です。
並んでようやく座れたのですがまだご飯が炊けていません。「お待ち下さいってあと何分くらい?」と尋ねると「少々お待ち下さい。今炊いていますので・・・」
いや、だから10分なら待つし20分かかるならパンにするんだけどなぁ・・・。忙しいのも分かるけど、接客もちょっと惜しい感じ。

結局、妻は洋食、私はご飯を10分待って和食にしました。でも食事はお(い)しかったですよ。

全体的に悪くないのになぁ、きれいにしているのに、でもどこかちょっとずつ惜しい正に「おしい!広島県」を象徴するようなホテルです。
全体的に高級感が漂いそうで実は漂わない、そういう惜しい感に満ちたホテルでした。

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