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「心呼吸の旅」雲仙九州ホテルに泊まる

2022年08月16日 | 蕎麦と温泉

Goto九州の旅、マイクロツーリズム、アゲイン。

一昨年の「Goto九州の旅」に続き今年も近隣の温泉を回ってきました。一昨年も昨年も八重山の旅を諦め、近隣を巡るマイクロツーリズムで3ヶ所を訪れてきました。

昨年は、お盆休み直前になって急激に陽性者数が増えたことで、嬉野温泉の一泊だけでした。
一昨年は、お籠りの宿・シティホテル・温泉宿と3ヶ所を巡ってきたのですが、今回はその逆バージョンのような日程になりました。

1泊目 雲仙九州ホテル
2泊目 リッチモンド熊本
3泊目 今宵の湯宿 悠然

です。

当初は、雲仙から天草に渡り「天空の船」へ泊るつもりだったのですが、雲仙と天草が連続日で予約できず旅程の都合上「天空の船」を諦めました。
ということで、1泊目の「雲仙九州ホテル」からのご紹介です。

とはいえ、雲仙九州ホテルは前回訪問時の様子をブログで記事していますので、あらためて新しくご紹介するところはありません。前回との違いは、4Fから3Fへ変わり「テラスプレミアキングベットダブル」となりました。
お盆休みの八重山旅行を諦めた7月初旬に予約していたのですが、その直後に長崎県の宿泊支援(県民割)「心呼吸の旅」が延長となりましたのでお宿にメールで尋ねたところ、「既にご予約頂いている方も対象になります」とのことでした。

雲仙九州ホテルの立地は標高が高く夏でも涼しく過ごせること、部屋にはかけ流しの温泉、そしてフリーで使えるバーが2か所、今回もたっぷり楽しんできました。

ホテルにチェックインする前に「雲仙ロープウエイ」で雲仙岳に。キャッチフレーズは「冷えてます。雲仙山頂 マイナス13℃の清涼空間で~」とありますように、地上から13℃低い気温20℃ほどの避暑景勝地です。



チェックインの時間に合わせホテルに到着。


お部屋は3Fのダブルタイプ。


雲仙地獄が目の前の立地です。


お隣には星野リゾートが運営する「界シリーズ」である「界 雲仙」が建設中です。以前の老舗旅館「雲仙富貴屋」を買収し2022年11月にリニューアルオープンの予定です。

建屋を見る限り、「界 阿蘇」のような庭もなくカートで移動する敷地もありません。パブリックスペースが広く確保されているようには見えませんでした。

九州地方は、昨年(2021年)の夏には豪雨が襲い大変な被害が出ました。熊本の人吉温泉、佐賀の嬉野温泉、そしてここ長崎の雲仙温泉も例外ではなく土砂崩れにより地元の方が3人亡くなられました。
コロナ禍が続く中での自然災害、しかも観光シーズン真っ最中に起きたことで風評被害も含め多くのキャンセルが出たようです。

「界 雲仙」が建つ敷地の先には「八万地獄」がありますが、その山手側が崩落したことで大きな災害となりました。2022年8月現在、八万地獄は立入禁止のままです。


とはいえ星野リゾートのような大資本が参加することは、やはり雲仙温泉が「魅力ある土地」であることは間違いないでしょう。

雲仙温泉は古くからの避暑地、観光地でありながら、一時期は衰退の兆しを感じましたが今回訪れた感想ではまだまだこれから生まれ変わって賑わいを取り戻していくと感じました。
地域には魅力的なお宿がたくさんあります。旅亭半水盧雲仙観光ホテル福田屋山照別邸雲仙九州ホテル、そして界 雲仙 。一時期は団体旅行御用達で古いスタイルだった雲仙温泉は、新しい温泉街へと変わりつつあります。

さて、夕食です。


和洋折衷スタイルながら洋を中心としたコースになります。
前回のブログでちょっと文句を付けた「和」も、今回は美味しく頂きました。また前回の反省から、ディナー中のワインは「ペアリング4」から3に減らしアルコール摂取量を調整します。

なんといってもこちらの魅力は、2Fのバーと屋上のトップバーがフリーで使える事です。食事中の(有料の)ワインは控えめにしましょう(笑)

メインダイニング1917(創業年)のロビーには昭和天皇や、お若い頃の皇太子殿下(令和天皇)の写真が飾られていました。


トップバー。お気に入りです。涼しくて景色が地獄でいつまでも飲んでいられます。




が、肝心の温泉を楽しむためにはアルコール摂取量を調整しておかなけばいけません。

トップバーでウイスキーを、2Fラウンジでカクテルを頂きました。



県民割、「ふるさとで"心呼吸の旅"」と「じゃらん夏クーポン」を利用しました。
おとな二人2食で74,800円と入湯税が300円
県民割 -10,000円とじゃらん -7,000円で、合計58,100円
それに夕食時のワインx3がふたりで4,290円。こちらには地域支援クーポン4,000円が利用できましたので差し引き290円。
総計で58,390円でした。


おまけの豆知識

私たちが泊った305号室からの風景です。写真の左、お隣のお隣が307号室になります、そちらは「景観が少し良くないために」と訳ありネット限定で販売されていますが、そう大差がない風景だと思います。

目の前に「はなれAタイプ」の屋根が見えますので、雲仙地獄を大きく見たいならば4階か5階を選択すればいいでしょう。部屋では風呂とビールがあれば良いという人は3階でOK。どうせ夜になれば雲仙地獄は真っ暗で見えませんから。


心呼吸の旅「地域支援クーポン券」は長崎県の場合チェックアウト日までの有効期限です。雲仙九州ホテル内にはお土産物ショップはありませんが、レストランで頼んだワイン代に利用できました。
また、雲仙(長崎県)から熊本に渡るフェリーでは、九商フェリー(長崎県側)でクーポン利用可、熊本フェリーは運航会社が熊本県にあるため、例え雲仙の島原港でも利用できません。


長崎県の県民割「心呼吸の旅」申請用紙を、予めダウンロードしたPDFにタイプ打ちして持って行ったのですが「手書きじゃないとダメなんですよ」と言われました。熊本県の「再発見の旅」申請書はタイプ文字でもOKでした。

宿泊棟の自動販売機

冷蔵庫のビールや2つのバーが無料なので、自販機にはアルコール類はありません。

ところで、バーで食前酒代わりにビール飲んでから晩御飯に行こうと思ったら、2Fバーは18時まででいったん中休み、トップバーは20時からとちょうどこの時間帯はどこからもアルコールを手に入れることができませんでした。風呂上がりに缶ビールをたくさん飲みたい人は自分で持ち込んでおきましょう(笑)

旅行日:2022年8月11日


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