1ヶ月ほど前ですが、節目の誕生日祝いに妻がプレゼントしてくれました。
嬉野温泉にある「茶心の宿 和楽園」のコンセプトルーム「モダンスイート三日月」です。
本館2Fにあった従来からの部屋を2つ繋げてリニューアルしたもので、約82㎡と広めの作りになっています。
雲仙九州ホテルのように、玄関をあがったところに広いウォークインクローゼットがありました。恐らく改築前のバスルームではないでしょうか。
またSDGsの考えを取り入れた「トンバイ塀」、割れた焼き物を壁やオブジェに再利用し生まれ変わっています。
ただ、古い本館の客室を改装したからでしょうか、電源周りが貧弱でした。コンセントの数が少なく、またUSBなどのポートはありません。延長コードと充電器は持参する必要があります。
お茶の香炉、用意されたドリンク類、湯茶のほかに、冷蔵庫の中の飲み物も無料です。
右下の写真、一刻者やワインなど持参したものを加え、早速ドリンクバーを構築しました。
洗面所や脱衣所も広く、必要なものは全て部屋に揃っています。
最近は、アメニティバーなど、フロントで「必要な分だけ持っていく」ことが増えましたが、こちらでは(スイートだけ?)部屋に予め用意されています。
私にはよく分かりませんが、化粧水や洗顔などもお茶を活用したものだそうです。ドライヤーを見た妻はテンションが上がってました。
私は、酒と温泉があれば、他にはあまり興味はありません。
肝心の温泉、浴室も浴槽も広く、お湯はさすが嬉野温泉。個人的には熊本県の植木温泉や三加和温泉などのとろーっとしたお湯が好きですが、こちら嬉野も九州を代表する温泉、のんびりと浸かることができました。
源泉が52℃ということでしたので、恐らくそのまま給湯されていると思います。加水せずに浴槽いっぱいにお湯を張ると47℃でした。少し加水して温泉を楽しみました。
部屋の温泉にも、大浴場にも「お茶パック」がたくさん用意してあって、お好みに合わせて「お茶風呂」にすることができるそうです。家の小さなユニットバスだと2つほど放り込めばいいのでしょうが、お茶の香りが出るほど大量のパックを投入するのが面倒だったので使いませんでした。
こちら和楽園さんは、嬉野温泉の老舗旅館ですが、今まで一度も訪れたことはありませんでした。宴会場を備えた昔からのよくある日本旅館でしたが、5つのコンセプトルームを改装し和モダンに変化しようとしています。客室数は47室、かつてのような団体旅行ではなく、インバウンドのお客さんや部屋でゆっくり過ごすスタイルへシフトしているようでした。
パジャマと浴衣、こちらは館内であればそのまま着ていけます。お茶を全面的に押し出したJIROコーナー。喫煙所は館内に1か所用意されています。
予約したのが直前だったので、夕朝食はありませんでした。近くのお鮨屋さんで頂きました。
嬉野「鷹鮨」
にぎりがころっと小粒で色々な味を楽しむことができました。
旅行日:2024年1月
嬉野温泉「茶心の宿 和楽園」 おとな二人宿泊のみ46,300円
嬉野「鷹鮨」4,000円コースx2とお酒で12,000円位
妻がご馳走してくれました。ありがとう、ご馳走様でした。