今年もたくさんの温泉を頂きました。12月も半ばを過ぎ、今年の温泉終いは「今宵の湯宿 悠然」さんです。
(離れへの小道に、新しく「YUZEN」の看板が立っていました)
この8月にも行ってきたばかりですが、今年のベストオブ温泉として悠然さんを再訪しました。私の、「温泉のホームグランド」といえば、同じ熊本県にある麻生釣(あそづる)温泉「亀山の湯」なのですが、コロナ以降、こうしたお籠り型の温泉施設は予約が取りにくくなってしまい「亀山の湯(新館)」も、ここ1年ほど訪れることができませんでした。
悠然の素晴らしいところは、なんと言っても温泉。泉質がぬるぬるで化粧水のようです。しかも湯量が豊富でかけ流し(冬場は加温あり)の上、浴槽が広いところが気に入ってます。
今回泊まったのは「新月」です。初めての利用になります。
「新月」が他の部屋と違うのは、ベッドが2つ別々にレイアウトされている点です。悠然の場合、53㎡のタイプはシングルベッドがハリウッドスタイルで、57㎡のお部屋はダブルベッドが2つになっています。こちら「新月」ではダブルが違う場所にありました。
玄関から入ってすぐのリビングスペース。
その奥に、ダブルベッド1。
振り向くと、玄関脇のスペースにダブルベッド2です。
リビングと寝室に囲まれた中庭に浴槽があります。
檜の浴槽は、2mx2.4mほどあります。真ん中に座ったら手足がどこにも届きません!
大の字になって入りました(笑)
源泉かけ流し。この日は小雪がちらつき最低気温は1℃という状況でしたが、思ったほど加温していませんでした。夏に訪れた際は源泉40℃そのままだと思いますが、今回も給湯口で41℃くらい、浴槽の中心で40℃、縁にいくと39℃ほどでした。
加温してない? 少しだけかな、という感じです。逆に早朝に入ったら中心付近でも39℃と少し寒かったくらいです。
そして、悠然さんの良い点は、料理が旨い。和食ですが色々と工夫されていて最初から最後まで楽しんで頂きました。
基本、酒飲み向けの味付けになってます。
前菜だけで、日本酒が2合いけます(笑)
熊本なので馬刺し。
みやび鯛の蕪蒸し。複雑な味わいで美味しかった。「みやび鯛」とは熊本の天草地方で養殖されるブランド鯛のようです。
鰤のあん肝みそ焼きに「牡蠣」のバター焼きを乗せて。あえて背面からの写真を載せておきます。
この一品だけでさらに2合行けます(笑)
メインは赤牛のステーキ。以前の記事にも書きましたが、最初に訪問したころは「水晶焼き」と言って自分で焼くスタイルでしが、シェフがステーキして提供してくれる方が圧倒的に美味しい。同じ程度の食材だとしたらちゃんとステーキしてもらったほうが旨いと思いました。
あと、お椀もデザートも美味しく頂きました。赤味噌汁はちょっと煮詰まってましたが。
今宵の湯宿悠然さんは、「現代版スタイリッシュ湯治」として温泉を中心に楽しむスタイルですが、料理も素晴らしいと思います。
今回も朝食は付けませんでした。朝はゆっくりしたいのでコンビニでサンドイッチを購入しています。
1泊1食(夕食)おとな二人で54,000円。そこから「くまもと再発見の旅(旅行支援)」が-10,000円、じゃらんクーポン-5,000円、自分のじゃらんポイント-7,000円分で、32,000円。
あとはお酒を4合頂いて+5,600円。入湯税が300円x2で総支払額は37,900円でした。
頂いた地域支援クーポン2,000円分は、「南関いきいき村」(産直)で野菜を買うのに利用させて頂きました。
今年の温泉終いを、楽しくゆったりと過ごすことができ、有難うございました。
おまけ
山鹿から南関の国道を走ってる時、いつも目にする看板「餅屋 白うさぎ」というのが気になっていたので、今回、帰り道に訪れてみました。地元の農家さんが作ったもち米を使ったお餅屋さんです。
気持ちが元気になるような丁寧な接客のお姉さんのお薦めで4種買ってきました。11月の収穫から翌年もち米が無くなる4月頃までの限定商品だそうです。1個100円、ふわふわのお餅です。こちらもお薦め。
紹介記事
こちらもまた訪れたいと思います。
旅行日:2022年12月17日