2014年の末に購入したパソコン、HP Pavilion 500-440jp/CTを使い始めてもう5年になります。途中で、HDDをSDDに交換したことでここまで快適に使用してきたのですが、最近になってから「511-CPUファン非検出」のエラーが頻発するようになりました。
あさイチの起動時など、BIOSエラー画面が表示され起動がストップ。F1:BootでWindowsが起動しますが何かとうっとおしいし、何せCPUファンなので放置はいけませんとメンテすることにしました。
ファンを掃除すれば直るかもしれないと思いましたが、もう5年も経っているんで最初からファンの部品交換を前提に分解します。
でかいハウジングの割りに中身がスカスカなヒューレットパッカード パビリオン(笑)
筐体を開けてファン周辺を観察。うーん、かなり埃が積もっています。前回のメンテナンス記録を探ると2017年末に掃除したっきり、もう2年も放置していたことに今気付いた自分。
交換するためにCPUファンを取り外します。
各隅にあるプラスネジが4本。かなりキッチリ閉まっていますので弛めるのに一苦労。
ネジをゆるめファンを取り外します。
・・・・・・・うぉー、これは酷い。下のCPU放熱板の隙間にぎっちりと埃が(笑)
・・・・・・・閲覧注意(笑)
今までの掃除は、外部からブラッシングしてエアーブローだけだったのでCPUのフィンを直視するのは初めてです。やっぱり外観から見えるところだけの掃除では行き届きませんね。
5年の間に渡って蓄積したホコリがフィンを覆っていました。
ブラッシングしてブローの繰り返し。家の中じゃ怒られるので雨の降る中ベランダで作業。基盤が濡れたらまずいので自分が犠牲になりつつパソコン内部を掃除していきます。
これでいいか、という自己判断のところまで掃除をしたら、新しいファンを取り付けます。
買ってきたのはAmazonから
GELID 静音PWMファン Silent PWM 80mm ハイドロダイナミックベアリング採用静音FAN Silent8 PWMGELID Silent8 PWM
991円、税込み送料込み。
4ピンのPWMファンならほぼこれ一択しかありませんが、ネットでググって選択しました。少しの事にも先達のあらまほしきことなり、情報ありがとうございました。
新しいファンを取り付け、ネジを4か所(元から使っていたネジを流用)、電源コネクターを差し込み完了。
交換したファンは電源ケーブルが長かったので変なところに干渉しないようタイラップでフレームに固定。交換作業自体は15分、ですが掃除に1時間くらいかかりました。
筐体を閉じケーブル類をもとに戻してパソコンを起動。問題なく立ち上がりました。音も静かなようです。
積もっていた埃の酷さから見て、ファン自体が壊れたのではなく抵抗がかかって回転数が落ちていただけかもしれません。まぁもう5年も経ったので千円もしないパーツだしここで交換しておいても損はないでしょう。
もう少しマメに掃除し、長持ちさせなければいけませんね(笑)