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いやはや、矢継ぎ早というか継ぎはぎというのか

2012年10月01日 | モバイル&PC&AV

長らくブログ更新もサボってます。
理由は色々あるけど、その理由のひとつが「iPhone5」です。

いや、買わないんだけどね。いつかはiPhoneって選択肢もあるから、先月発売になったiPhone5の情報を色々と調べてたらいつまでたっても情報の整理がつかなくって、「いつの日にか」用の覚え書きがアップできないままでいました。

自分はドコモ歴18年になるんですけど、もうユーザーに優しくないドコモとは縁を切ってMNPしちゃおうかなぁと思ってるんで、どうせ変えるならばiPhoneもその有力な移行先になっています。

夏頃、ドコモからiPhoneが出るって日経新聞の飛ばし記事に引っかかってちょっと期待しちゃったんですが、その後の報道を見ているとどうもdocomoからiPhoneってのは現実的には無理そうなんですよね。だから、いざiPhoneを選択するならば恐らくau(KDDI)一択になるでしょう。
色んな理由から私はソフトバンクには近寄らないようにしてきたので、もしiPhoneならば国内ではauしかないのだけど、やっぱりそこはきちんとソフトバンクにも競争してもらってですよ、設備増強とかお得なメニューとかauにも頑張って整備してもらう必要がある訳ですよ。

だからソフトバンクモバイルの動向が一段落したら覚え書きの記事を書いて終わりにしようと思ってたんですけど、これが混乱に混乱を極め、もはやまとめサイトのまとめとか誰かに書いてもらわないと、自分ではもうまとめようにもまとまらない事態になってしまいました。

というのも、9月21日から発売されるiPhone5に対し、auとSBMがお互い詳細なメニューや契約条件をはっきり提示しないまま予約を受け付け、後だしじゃんけんというかチキンレースというのか、基本的な条件すらはっきりさせないまま予約開始するなんて、ユーザーは置いてけぼりで突っ走ってました。
普通、予約を受ける段階で契約条件を明示するのが当たり前のことじゃないですか。月々いくらとか、通信速度や月間使用量の上限とか。
このあたりの条件をはっきりさせずに確実な部分はぼかしたままで販売を開始しておいて、「勝った勝った大勝利」みたいな大本営発表ばっかりやってました。

で、いざ、蓋を開けてみると当初はauがやや有利だったのですけど、素早くSBMが条件を合わせて一時はまったく同条件になりました。
でもよくよく調べていたら、SBMは速度制限無しがいつの間にかこっそりと1.2GB制限になったり、いくつか誤解じゃ済まされないような落とし穴が発覚してネット上で大騒ぎに。もちろん売ってる販売店やサポセンも大混乱。
いったいソフバンのルール変更は発売開始から何度改変された事でしょうか。まだ10日も経ってないんですけどね。

そして今日、ついにでっかい後だしジャンケンがソフトバンクから。

ソフトバンクがイー・アクセスを買収してしまいました。
興味無い人には何のことか分かんない話なんですけど、一言で言ってしまうと、iPhone5(LTE)の為に通信会社一個買っちゃいましたって話です。

実はauがiPhone5でテザリングっていう便利な機能を先にサービス開始したんですが、ソフトバンクも負けないように同じことをやろうとしても既に回線が逼迫してパンク寸前なんで、うかつに「やりましょう」とも言えずかなり厳しい状況に追い込まれていたようです。
そんな状況の下、SBMからauに乗り換えた人もかなり出たようで、auの田中社長は「従来と比べ3倍のユーザーががうちに移った」なんて勝利宣言した訳ですけど、それにカチンときたんでしょうかね。(というか逃げ出した数に愕然としたんだろうか)
ソフトバンクもテザリング「やります」、速度制限「やりません」って宣言しちゃっいました。

これどうすんだろ?と思ったら、定例となった(笑)緊急の記者会見で、業界3位のソフトバンクが4位のイーアクセス買収を発表しました。

去年、いわゆるプラチナバンドの免許交付の際に、「もうプラチナバンドはソフトバンクのもの」みたいなセリフにマジ切れしたのがイーアクセスの千本社長(当時)でしたが、今日は孫さんと千本会長が仲良く並んでの記者会見となりました。
イーアクセスは、先月末に「楽天と提携した」ばかりだったのにそれからわずか1週間で今度はソフバンに買収され、とても前々から暖めてきた買収話しでは無いと思われます。
(買収といっても株式交換なので、現金を使わずにイーアクセスのネットワークを手中に収めた訳です)

ソフトバンクは業界3位、既に傘下のウィルコムと今日買収を発表したイー・アクセスを加えると、微妙に?auを抜いて契約回線数業界第2位となりました。

テザリング「やります」、速度制限の見直し「検討します」とツイートしてきたソフトバンクの孫社長、ついに会社まるごと一個買い上げて、対au戦略ばかりか「業界2位」の称号を手にしたわけです。
iPhone5発売からわずか1週間で日本の通信業界は激変した訳ですが、つくづく罪作りなappleだなぁと思う次第です。

自分は当面、MVNOのIIJmioを使ってdocomoのLTEを使いながらそれに繋ぐデバイスを探していきます。まぁsimフリーiPhoneを輸入するよりAndoroidで遊びながら来年の5sを待とうかなぁと考えてます。

読んでくださった方、長々とすいません、今回の騒動のまとめは誰か素晴らしい人の記事をご参照下さい。もう私は、ソフバンのルール改変についていけないようになりました。
参考になるのは、いつもナイス情報の@motiarukiさんとか、反ソフトバンクの最右翼なら@no_softbankさんとか。

それにしても、既にiPhone5は発売されてるのに、こんなにどんどん契約条件を変えて問題にならないのでしょうかね。
下取り問題ひとつとっても、これが大手企業がやることとは思えませんよ。良く言えば矢継ぎ早の対抗策なんですが、ソフトバンクの中の人、社長の舵取りに振り回されたことでしょう。

やるならちょい出しせずに、最初からやれよ、と外野から思う今日の発表でした。

コメント
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