酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

(3)島でゆるゆると過ごす

2012年08月20日 | 以前の八重山旅行

前記事の続き

自宅から7時間余りかけようやく無事に、そして飛行機が遅れたとはいえほぼスケジュール通りに到着できたことは嬉しい限りです。
港には島でお世話になる「宿 ゆったい」さんが出迎えてくれていました。オーナーさんは移住者の方ですがもう10年以上島に住み、3年ほど前からは素泊まりの宿を経営されています。

宿には同じ船から3組の旅行者がお世話になるようです。皆さんかなり疲れた様子ですがすぐに宿まで連れて行ってもらいました。
ここ波照間島には3泊の予定になっています。しかし1日目はこの最終便で到着し4日目の1便で石垣島に引き返す計画なので、実質は中2日しかありません。
(同宿の方で、今日最終便で来て明日の初便で帰る!なんて超特急な方がいらっしゃいました)

宿に着くと簡単な説明を受け解散。基本、自由にほったらかしの宿なんで自分たちには合っています。

部屋は4部屋、あと共用の食堂を兼ねたリビングがあります。いずれも綺麗に掃除され清潔さが保たれています。

木組みの梁に高い天井、台風地帯でありながら木造という珍しい建物なんですが、がっちり組まれています。

この外廊下なんて足で踏んでも「ミシリ」とも言いませんから、うちの安普請なアパートより堅牢なことは間違いないでしょう。

洗濯機と乾燥機、午後からは自由に使えます。他に外トイレと器材なんかが洗える水道もありました。

リビングにはホワイトボードがあって潮や波の情報が毎朝更新されています。

他にも掲示板にはお店のチラシや情報が貼り出されていました。

このような細かな情報はネットでも最新のものが手に入らず、島のお店の営業時間、今日やってるんかいな?みたいなリアルタイムな話はなかなか判りませんでした。

しかし今回は、先に島へ渡った方や、島在住で働いている人のTwitterをフォローさせてもらい何かと情報を頂くことができ助かりました。Twitterの皆さんには大変感謝、感謝です。ありがとうございました。

(ツイートして頂いたプログラム表)
※例え居酒屋を予約してあっても「今日は祭りで休みサー」なんて簡単にあるようです。

さて、今日はお祭りということで、島の中央広場に舞台ができその周りを屋台が取り囲んでいます。あのピカリャーもこの後、お祭りに出演するのでしょう。
飲食店で夜も営業しているのは2、3軒なんですが、今日は店舗を臨時休業し屋台として営業されているようです。
自分たちはオリオンの生ビール、焼イカ、焼そば、タコスなんかを食べたあとお祭りをちょっと覗いただけで引き上げることにしました。

今日は長旅で疲れたのと、明日は朝からボートシュノーケルの予定なので体調を崩さぬよう早めに切り上げておきます。
屋台で「泡波」をカップに入れてもらい寝酒に持って帰ります。が、どうせ1杯で足りるはずが無いので南売店で「請福」を買い足しておきました。
島の泡盛「泡波」は製造量が極めて少なく島外へはほぼ流通していないので幻の酒と呼ばれています。
しかし味でいうと淡白なスーッとした感じの泡盛なので「八重泉」とか「請福」のほうが泡盛っぽいかもしれませんね。まぁいずれにせよ酔うまで飲むのですからどれも同じなんですが。

夕方、島を散歩しながらポチポチ歩くと「あぁ南国の離島に来たんだなぁ」とやっと心が開放されました。

(かわいいヤギですけど、全て食用です・・・)



今日は一日時間に追われイライラしっぱなしだったので、なんだか初めてほっとした瞬間でした。

(旅行日:2012年8月11日)

コメント
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