ブラジルW杯に向けてのアジア3次予選。初戦の北朝鮮戦は1:0と勝ち点3を上げることができた。
得点は終了間際、ロスタイムにはいってから。
試合全体を通して終始ボールを支配できたが、90分を過ぎても得点することができず、あわやドローの展開だった。
しかし終了間際に、怒涛の攻撃が続く中、DF吉田のヘディングシュートで決勝ゴール。
前半は押し気味とはいえ両チームともにどちらかといえば押さえ気味の展開。
後半に入ってからは遠藤が後ろ、長谷部が前に出て展開がはっきりしてきた。多少、ホームタウンデシジョンのホイッスルもあって日本は有利に展開するが得点には繋がらず。
このまま終了かというところで、最後は押しに押して試合終了間際、清武のクロスが吉田にぴしゃり。決勝ゴールとなりました。
3次予選とはいえW杯を目指す本番初戦。やはり勝って勝ち点3は大きな成果だ。
本田と中村を怪我で欠き、誰が司令塔かはっきりしないなか、試合途中までモヤモヤ感が漂ったが、終盤になって長谷部があがるようになってからは攻撃に厚みがでた。
北朝鮮もGWのファインセーブが続きよく守ったが、ロスタイムに力尽きたかたちだ。
香川、岡崎とも運動量はあった。しかしゴールには至らず。
清武は途中出場で代表2試合目にして3アシストを記録。今日は自らゴールを狙うシーンもあったがこれは決まらず。しかし堂々たる活躍だった。
遠藤と長谷部はバランスを取りながら守備的なスタート。しかし、今日は本田がいないなら早めに揚がって欲しかった。ちょっと慎重すぎたかもしれない。
日本代表がロスタイムに入ってからもあきらめず最後まで攻撃し続けて得点を得たことは大きかった。
一時期の日本代表からすれば、最後まであきらめず勝利を目指すメンタリティは、彼らの成長を感じさせた試合であった。
しかし本田不在の折、家長選手が召集されていなかったことが残念。もう彼にチャンスは無いだろうか。ぜひ頑張って欲しい。
追記
これで12戦無敗が続きUFWC的にも世界チャンピョンのタイトルを防衛したわけだ。