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今年3度目の大島トマト

2009年03月29日 | その他
今年に入って3度目となる大島トマトの収穫。
長崎県西海市の大島。この島で最大の産業である大島造船所の造園部が栽培する「大島トマト」。またの名をキッストマトと言う。

毎年2月から4月末まで期間限定で一般開放するトマト農園。自らハサミを使い大島トマトを収穫できる。
「トマト狩り」といっても「食べ放題、採り放題」では無い。収穫したトマトはキロ1300円で購入するのだ。

この大島トマト、一般にはなかなか流通しない。地元の直販所か造船所の系列、大島アイランドホテル長崎のロビーなどでしか入手できない。
一部、東京など都市部の市場向けに出荷されるが、そのときには贈答用としてキロ3000円を超えることもあるそうだ。
ちなみにオークションではキロ3980円で販売しているところもある。

ほんとは昨日行こうかと思っていたが用事で都合がつかず、29日の日曜日に行ってきた。

まずは大島アイランドホテル長崎でランチを頂く。
季節限定メニューのトマトかき揚げ丼と定番の海鮮丼。カメラのレンズが曇っていたので写真はソフトフォーカスになってしまったが味は上々。


ホテルのHPにも紹介されているが、大島トマトを使った限定メニューを紹介しておこう。収穫した大島トマトを使い自宅で再現してみるのも楽しい。

今日の収穫、結果として来訪が一日ずれたのだが、実はこれが幸いした。現地に着てから知ったのだが、ここしばらくの人気でトマトの成長が間に合わず、3月21日から昨日までの一週間、臨時に閉園していたそうだ。
したがって、今日は再開初日ということで、程度の良い大島トマトが選び放題だった。

しつこく、そして重ねて言うぞ。

大島トマトは、水分を極限まで制限された中で成長する。空気中の水分まで求めたトマトがぎゅっと実を引き締め甘さを増す。だから直径6~8cm程度で縦に筋が何本も通り先が尖ったものがうまいのだ。


一見あまそうに見える大型で赤いトマトは、実は糖度が低い。


市場に流されるトマトはレーザー糖度計で測定されて分類される。
6~8度は最低、9度以上ならキロ2000円ほどだ。糖度12度以上なら贈答用として市場に流通する。
ホテルや農園前には、この糖度計で測定し分類されたトマトが販売されている。
贈答品クラスの糖度12度以上はならば、600g1300円で購入することができる。

一方、自分の目と経験を信じるなら、直接トマト農園に乗り込もう。見た目で糖度は判断できないが、収穫したトマトは全部ぶっこみでキロ1300円だ。それこそA級品だけを選別できるなら値打ちがあろうと言うもんだ。

過去の経験と、農園のおじさん情報を頼りに慎重に選んだ大島トマト。都合2キロ強で3000円也。
前回収穫した分が少し残っているのであえて青めを選択しておいた。

果たしてA級品ばかりを選べたであろうか。これだけは食べてみるまでわからない。


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