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酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

FIFAブラジルW杯チケット当選

2014年02月25日 | サッカー

先日申し込んだFIFAブラジルワールドカップのチケット2次販売の抽選が終わりました。

当選結果は以下の通り。

第2戦、日本vsギリシア カテゴリー3x2枚
第3戦、日本vsコロンビア カテゴリー3x2枚
ということです。初戦のコートジボワール戦は落選でした。

申し込みは3戦ともカテ1x2だったのですが、「落選時に他のクラスでもOK」にチェックしてあったので、結果は第2、3戦の予備抽選だけが通ったようです。

既にVISAカードに課金されていました。

送料$41とカテ3$90x4の計$360。日本円で41,000円ちょい、レート換算すると103円くらいでしょうか。1枚あたり約1万円ということになりました。

会場は、第2戦のギリシア戦がブラジル、ナタールにあるComplexo Arena das Dunas(アレーナ・ダス・ドゥーナス)。


第3戦が、コロンビア戦となるクイアバにあるArena Multiuso Governador José Fragelli(アレーナ・パンタナール)


熱い戦いの舞台となりそうです。

で、ツアーなんですけど、今大会が大きく違うところは、日本の旅行会社にはチケットの配分枠が無かったため、国内旅行社では「観戦チケットを持った人向け」のツアーしかありません。

そんな中のひとつ、JTB関連会社のツアーを見てみると・・・・

13泊17日でお一人様178万円というお値段ですよ。観戦チケットはご旅行代金に含まずですよ?

とんでもない値段ですが、需要があるんですかねぇ。
第3戦の会場となる街、クイアバではホテルが4000%の値上げという報道もありましたので、飛行機含めてとてつもない値段が「相場」となりそうです。

 

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2014FIFAブラジルW杯チケット申し込み

2014年02月05日 | サッカー



FIFA 2014ブラジルワールドカップのチケットを申し込みました。

公式HPからの一次申し込みは2月7日まです。申し込んだ人は抽選により購入の権利を得ることができます。この他にもチケットの入手方法はなにかとかあるのですが、まずはこの公式HPで申し込みをやっておくのはデフォでしょう。

しかし、今大会からチケットの手配で大きく変った点があります。

公式チケットはFIFAが直接売るということです。今までも公式直販はあったのですが、それ以外にも販路がいくつかあって、そのひとつに各国の旅行代理店経由という窓口がありました。JTBでいく日本代表応援ツアーとかいうヤツですね。しかし2014年大会ではその「旅行代理店枠」へのチケット配分が無くなりました。
つまり、日本からブラジルにいく公式観戦ツアーというものが無くなったんです。商売的においしいところは直轄で管理するということなんでしょうか。

1998年フランスW杯の時には、FIFA公式代理店のISL社ですらチケットを引き渡さずに倒産するという世界的な「チケット詐欺」が発生しました。この時には私達もそのチケット騒動のいざこざに巻き込まれたんですが、結果として奇跡的に観戦することができました。
その後、ISL社にまつわる国際的な詐欺が審判されることになったのですが、実際のところ誰かが正式に責任をとったとは思えません。結局は大きな金が動くワールドカップでは「やったもん勝ち」という恐ろしい裏ビジネスが当たり前のように横行するのです。

この時の経験から、「W杯では他人に頼らず自力でチケットの現物を手にしろ」というのが我が家の家訓になりました。

1998年フランス大会から始まり、2002年日韓大会を観戦したのち、2006年南アフリカはスキップしたものの続く2010年ドイツ大会と、我が家では誰かが必ず現地で観戦を続けてきました。2014年ブラジル大会もまずはチケの自力確保が命題になっています。自分的にはブラジルはちょっと遠いと思うのですが兄はまず間違いなく行くでしょう。結果として誰が誰と行くのかは置いといてチケの手配は一家総出で行います。

で、公式HPから一次リーグの日本戦を3戦申し込みます。


居住地登録をし、住所やパスポート番号など個人情報を登録します。

日本vsコートジボワール、ギリシャ、コロンビアを選択します。


カテゴリー1、2人×3戦で合計が1,050ドル。プラス国内への送料が41ドルで合計が日本円で約115,000円ほどになりました。



W杯を観ない人にとっては信じられない費用だと思いますが、実はこれは定価でしかありません。そして一番安い価格なのです。
実際のところ、裏に回ると1枚2万円ほどのチケットがその十倍以上に高騰するのがアタリマエの世界なんです。フランスで手にしたプラチナチケットは、もとは定価が約9,500円なんですが、なんと直前には約30倍の27万円というダフ屋価格になりました。ありえないような話ですがそれでも流通するのがW杯チケなんですよ。

さすがに当日になって数十万というチケットを購入するリスクは避けたいもんです。だから我が家の家訓は「事前にチケの実物を手にせよ」 なんです。


申し込んだ日本戦3試合、カテゴリー1。抽選に当たればこのチケットが一番格安になります。

実は、兄が手配するもう一つの手段、 ホスピタリティプログラムがどうやら確実に入手できるようです。
これは日本の総代理店である近畿日本ツーリストが扱うプレミアムチケットで、スタジアムのガラス張りVIP席から観戦できるドリンク&食事つきのチケットになります。
このチケットは、日本で入手できる唯一の公式接待用のチケットです。(参考:2010年公式ホスピタリティチケット)
ただ、コートジボワール戦が1,150ドル×4枚、2戦目のギリシャ戦が700ドル×4枚のセット販売になっており、初戦だけでも総額が40万円を超える恐ろしい値段になってます。
買っちゃたらどうしますかね、これ。

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FIFAブラジルW杯抽選、日本はグループCへ!

2013年12月07日 | サッカー



FIFAワールドカップ ブラジル大会2014のグループリーグ組み合わせ抽選会が行われました。
日本は、コロンビア・ギリシャ・コートジボワールのグループCに決まりました。これは恵まれた組といえるでしょう。コロンビアは頭ひとつ抜き出た実力があるものの、他3国の力は均衡しているといえます。
そしてC-4に入ったことで試合順にも恵まれましたね。

グループCの試合予定です(現地時間)

6/14 13:00 コロンビアvsギリシャ
6/14 19:00 コートジボワールvs日本 (→現地時間22:00からに変更)
6/19 13:00 コロンビアvsコートジボワール
6/19 19:00 日本vsギリシャ
6/24 16:00 日本vsコロンビア
6/24 17:00 ギリシャvsコートジボワール

日本はコートジボワールと初戦を戦いますが、次はギリシャ、最後がコロンビアとなります。コロンビアはFIFAランキング5位のシード国ですが、日本とともに既に2試合を消化してからの直接対決になりますから、「うまくいけば」お互いが引き分けでもグループリーグ勝ち抜け、という「消化試合」になるかもしれませんね。
まだとらタヌですけど。

※追記:コートジボワール戦の開始時間が変更となりました。
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コートジボワール戦の開始時間変更=サッカーW杯

時事通信2013年12月8日(日)00:46
 【ロンドン時事】国際サッカー連盟(FIFA)は7日、来年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグ日程の最終版を発表し、C組の日本は、6月14日にコートジボワールとレシフェで行う初戦の開始時間が午後10時(日本時間15日午前10時)に変更となった。当初は午後7時(同15日午前7時)開始予定だった。

 19日のナタルでのギリシャ戦は午後7時(同20日午前7時)、24日にクイアバで行うコロンビア戦は午後4時(同25日午前5時)。 
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 一方、他のグループを見てみると、グループB。オーストラリア、ち~んです。トリプル強豪にオーストラリア、これは死の組です、よほどの運があってもこれは苦しい組み合わせになりました。
※追記
オーストラリア、代表役員?の表情がGIFアニメになってました。「オーストラリア、入るのはグループB!」と言われた瞬間の表情がw
 
ワクワク感から一転して驚愕の表情、俳優さんでもこの顔はできんでしょ(笑) 

グループDも、ウルグアイ・イングランド・イタリアが揃って激しい戦いになりそうです。イングランドってなぜかいつも死の組なんですよね。また第4ポットから移動し結果としてイングランドと死の組を作ったイタリア。監督も「抽選方法を見直すべき」なんてコメント出してましたが、そりゃ恨み節も出ようもんです。

グループGのドイツ・ポルトガルも面白い対戦になります。アメリカはどうでしょうか。どちらかに勝利しないと2位以内は難しそうです。元西ドイツ代表のクリンスマン監督が母国ドイツにどんな戦いを見せるのでしょうか。
これからは、各国代表の力分析、試合会場の移動、代表メンバーの固定とともに面白くなってきます。

2014 FIFAワールドカップ グループリーグ組み合わせ
GroupA

ブラジル、クロアチア、メキシコ、カメルーン
GroupB
スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア
GroupC
コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本
GroupD
ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア
GroupE
スイス、エクアドル、フランス、ホンデュラス
GroupF
アルゼンチン、ボスニアヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア
GroupG
ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ
GroupH
ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国

いずれにせよ初戦のコートジボワール、こいつ、ドログバを爆発させないことが肝心ですね。

 

 

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FIFAブラジルW杯組み合わせポット振り分けが発表

2013年12月04日 | サッカー

2014FIFAブラジルW杯の組み合わせ抽選に先立ち、ポット(抽選箱)の振り分けが決まりました。
その結果、日本を含むアジア勢には「死の組」入りの恐怖が高まったと言えます。

まず、ポットとは、シードされる強豪国と各大陸代表がグループリーグでかちあわないように分ける抽選箱です。
4つのポットに分けられた各国代表は、同じポット内での組み合わせはありません。
ポット1には開催国ブラジルを含みFIFAランキングによるシード国が配分されます。ポット2以下4までの抽選箱から各グループに1つずつ配分されます。

前回のポット分けから変わった点は、ポット2の「抽選枠」です。ここには欧州組のポット4から、直前に1つ振り分けられる事になりました。
事前の予想では欧州組の中からFIFAランキング最下位のフランスが割り当てられるはずだったのですが、「抽選」ということになりました。
結果、フランス以外の国にも憂鬱な時間が与えられた訳ですね。
※ここは、FIFAの現副会長でありフランスサッカー連盟の副会長も務める、かつての名選手プラティニ氏のごり押しがあったのではないかと噂されています。

さて、実際の抽選がどのような手順で行われるのか予想してみます。一部予想を含みますので間違えがあればゴメンナサイ。

■第4ポットから無作為に1か国選び、第2ポットに移動
■第1ポットを、A/B/C/D/E/F/G/Hの8グループ分け (開催国ブラジルはグループA)
■第2ポットから各グループに8チームを振り分け。
※1 但し、欧州代表国は1グループに2つまでという制限があるので、第4ポットから移動した欧州国は、Aブラジル・アルゼンチン・コロンビア・ウルグアイのどれかと組み合わせになる。
※2 また、同一大陸の代表が同じグループには入らないという原則から、チリ・エクアドルは第1ポットの欧州組グループに振り分けられる。

■第3ポットから各グループに振り分け。(A・B・C・・・・の順)
■第4ポットから各グループに振り分け。(A・B・C・・・・の順)

既に開催国ブラジルはA-1にポジションが決められています(開幕戦)。そしてB1~H1にはポッド1シード国が配分されます。あと各グループ2~4はランダムに配分されますので、仮に第3ポットから日本がA組に入っても必ずしもA-3という訳ではありません。A-2に入れば開幕戦をブラジルと戦う事になります。

そして、アジア勢は中南米コスタリカ代表組と同じポット3に入りました。ということはメキシコやコスタリカなどと同じ組み合わせになることはありません。コスタリカや中南米組も決して弱い訳ではありませんが、やはり欧州や南米のトップチームからすると格下と言えますので、日本を含むアジア組にとっては「辛い組み合わせ」になる可能性が高まりました。

同一大陸無し、欧州は2か国まで、同一ポッド無しの条件から考えると、
 パターンA:(P1)欧州 (P2)南米 (P3)日本 (P4)欧州
 パターンB:(P1)欧州 (P2)アフリカ (3)日本 (P4)欧州
 パターンC:(P1)南米 (P2)アフリカ (P3)日本 (P4)欧州
日本を含むポッド3のアジア代表国は、この3パターンしかありません。

追記 P4から移動した欧州が南米枠に当てはまるから、以下のパターンもあるか。
 パターンD:(P1)南米 (P2)欧州 (P3)日本 (P4)欧州
これだとブラジル・オランダ・日本・イングランドなんて素敵な組み合わせにw


欧州枠2つのうち、シード国が1つ、あと準シードともいえるオランダなど強豪国が入るとなると「死の組」確定ですし、かといってパターンCならブラジルやアルゼンチンと戦わなければなりません。
どっちにしろ楽な組は無いのですが、ここはやはりベルギーかスイス組に入りパターンBであとはガーナ、ボスニアあたりと同居したいところですね。

組み合わせシミュレーターサイトも、もう新しいポットに変更されていましたよ。何回もやって楽な組み合わせを探しましょう(笑)

http://ultra-zone.net/2014-FIFA-World-Cup-Group-Stage-Draw

※W杯グループリーグは、4チームが3試合を戦い勝利で勝ち点3、引き分け1、負け0で、勝ち点上位2チームがベスト16に進みます。
グループリーグでは延長戦、PK戦はありません。勝ち点で並べば得失点差、更に並べば直接対決の結果で上位2チームが勝ち抜けとなります。
もし仮に、グループリーグ3試合が全て0:0など勝ち点得失点に差がつかなかった場合は、くじ引きで順位が決まりますがかつてそのような結果はありません。

ベスト16以降は一発勝負、90分同点ならば、延長戦15分前後半、更に同点ならばPK戦で勝敗を決します。 

組み合わせ抽選会は12月6日ブラジルで。(日本時間で、7日午前1:00から。NHK BSにて中継あり)
※D組になると、試合会場の移動が激しい「死の組」もあるようです。最大3,800kmの移動と気温差10℃のギャップが待ち受けています。 

追記
抽選結果が出ました。第4ポットから第2ポットに移動した欧州国は「イタリア」でした。
 

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日本代表、ベルギー戦で3得点で勝利。でもW杯組み合わせは?

2013年11月20日 | サッカー

先日のオランダ戦に続き、中2日でのベルギー戦。
また、立ち上がりの15分にミスから1失点するも、柿谷・本田・岡崎と3連続得点を決め、ベルギーの反撃を1点で食い止め3:2で勝利した。

最初の失点は、GK川島が目測を誤りゴールを飛び出してしまった上に、ゴール前に入った酒井高徳が周囲の警戒を怠り後ろから突付かれてしまうとんでもないミス。キーパー不在のゴールマウスを余裕?でカバーしながら背後からFWに抜かれるなんて、なんの為のカバーなのだ。W杯本番でこれをやったら帰国できないだろう。

しかし、先日のオランダ戦の教訓からか先制を許したものの落ち着いたゲーム運びを見せる。
同点ゴールは、右サイドで本田が縦にスルーパス。抜け出した酒井宏樹がダイレクトでセンタリグを揚げ柿谷がヘディング。どんぴしゃりのタイミングだった。背後のDFを背負った柿谷は身体を入れて早めのジャンプでスペースをキープした。簡単に見えるがタイミングよく自分の領空を確保してから落ち着いてのシュートだった。

(クリックでYoutube再生)

さらに中盤に入った遠藤がスペースに走りこんでダイレクトで中央にリレー。スルーからペナルティアーク付近で本田が右足に持ち替え強烈なシュート、逆転。今日一番といっていい走りをみせた本田、ゴールという目に見える結果も残した。やっぱり持ってるなぁ。

そして3連続得点となる岡崎のボレー。これも右サイドで回したパスを柿谷がダイレクトポスト。DFラインの裏をとった岡崎がコンパクトにミートしたシュートがゴールネットを揺らした。日本代表の3得点はどれも相手を崩してのコンビネーションから産まれた得点だ。メッシやネイマールのような突出した選手の個人技ではなくどれもがパス回しからの得点というのが素晴らしい結果だと思う。

残り20分をどう戦うのか?と興味深かったが、やはりここで少し混乱した。2点差をもって守りきるのかそれとも攻めるのか、チームとしての意識はどうだったのだろう。ホームで負けられないベルギーが攻勢に出るとバタバタしだして、1失点。
3:2と食い下がられる。結果、守備的MF細貝とDF今野を投入してベンチからは「守りぬけ」のメッセージが出て、ロスタイム4分もなんとかしのぎきった。本田はまだ攻めたそうだったが。

W杯一次リーグで言うなら、オランダと引き分け勝ち点1、次戦ベルギーに1点リードの段階で、攻めるのか守るのかはっきりさせたほうがいい。勝って勝ち点3を上乗せすれば一次リーグ突破が優位になるのでやはりしっかり守るべきだろう。ただしサッカーは残り15分を守りきるのはとても難しいのだが。

先日のオランダより今日のベルギーのほうが手合いがちょうど合った感じ。中2日という不利な条件もあったが、積極的に攻めるベルギーをしのぎ、最後まで苦労した経験はきっとW杯でも役に立つはずだ。
ここへきて年内最後の2戦で大きな経験を積むことが出来た。代表メンバーにも厚みが出てこれからの選抜がさらに選手たちを成長させることだろう。

そして12月6日にはブラジルW杯組み合わせが決まる。

今回は8グループに振り分けられるシード国が、今までの準シードクラスを多く含むことになりそうだ。
開催国ブラジルと、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギー。あとは結果待ちだがウルグアイやスイスといった国がトップ8入りとなり、逆にそこからこぼれたイタリヤ、イングランド、オランダという強豪国が「死の組」を作ることになる。アジアから日本が入ればもう一つは中南米やアフリカ大陸から。ブラジル、イタリア、日本、カメルーンなんてことにもなりかねない。
「なめてるヤツは一人ずつぶっつぶす」本田の試合前のコメントだが、さすがに今日の試合のようにはいかないだろう。W杯決勝トーナメントに進むには、ちょっと(いやかなりの)運と最後までゲームを壊さないで戦える組織力が不可欠だ。

抽選会は見逃せない(日本時間12月7日午前1時)
 

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日本代表、オランダ戦で引き分け

2013年11月17日 | サッカー

久々にサッカー関連のエントリー。
2013年11月16日、ベルギーで行われた国際親善試合「日本vsオランダ」は2:2でドロー。ここんとこずっとろくなゲームが出来ていなかったんで、この日スタジアムには「批判」の横断幕が貼られる始末。


(クリックでゲキサカHP)

この試合も「オランダが相手じゃねー」という雰囲気の中、立ち上がりは日本が攻勢に出て、結構行けるんじゃない?という展開だったが、この良い雰囲気を一瞬で変えてしまったのが内田のミスだ。

(クリックでYoutube再生)

確かに難しいバウンドだったし、外側の選手も警戒しないといけないのだが、ちょうど落としどころがポストプレイのようになってしまいファン・デル・ファールトがすかさず拾ってループシュート。
前半13分に1点を失った。内田のコメントを見ても「迷った」とあるが、古い話を持ってきて悪いが彼は2010年のブラジル戦でも同じ時間帯にヘディングを外にクリアせず折り返したところを奪われ、痛い先制点を決められている。
「迷ったら」一番セーフティなプレイを選択するべきなのだが・・・。

良かった立ち上がりも失点してしまった事でなんとなくどんより感が漂う。そんな中、長友はロッベンをしつこく追い回して、だいぶ「嫌がられて」いた。身長差からちょうど長友の膝がロッベンの腰あたりに入るので、「腰が痛てーよ!」と何度も睨みつけるが長友はガシガシ当たっていた。試合前のインタビューで、対峙する「ナガトモ」に聞かれ、誰?知らないよと答えたそうなので、これでナガトモをよく覚えたことだろう。

1点差ならまだゲームは・・・という前半39分、今度はそのロッベンが魅せる。

(クリックでYoutube再生)

この日オランダがテーマに揚げていた「素早いサイドチェンジ」が展開される。右サイドでフリーになったロッベンに素早くパスが回り、縦を切りに行ったのが長友、その内側をケアしに行ったのが長谷部。
しかし、鋭い切り替えしに長谷部は着いて行けずあっさり内側をフリーにしてしまい、あとはロッベンが自由に左足を降り抜きゴール。
このロッベンを切り返しを知らぬわけではない長谷部が、簡単に縦につられてしまうとは、あまりにも不用意、不用心。


前半終了までに2失点、どちらも守備の甘さから失った点だけに、もうこれはゲームが壊れてしまうかな?と思ったところを救ったのが長谷部=大迫のラインだった。起点は吉田が中盤でカットし素早く長谷部にフィードした時点。前がかりになるオランダ陣からボールを奪いカウンター気味にゴール前まで運んで大迫がダイレクトシュート。

(クリックでYoutube再生)

吉田が中盤でカットしてからわずか2パス。キャプチャーを見ても分かるように、両サイドから日本が上がるも中央には大迫だけ、DF陣の間にあるスペースを突いた長谷部、ダイレクトでシュートを放った大迫、ゴールへの最短コースが成立したシーンだった。アシストの長谷部もホッとしたところだろう。
そうそう、民放の解説は、なぜ「吉田麻耶」「吉田麻耶」とフルネームなんだろう。代表に他の吉田が居るならまだしも「マヤ」「マヤ」とうるさい事。

この前半終了間際の1点が再び日本代表をやる気にさせた。

後半に入るとオランダは更にバックパスが増えキーパーまでが追われるシーンが続く。何度かポストを叩いたり惜しい場面はあったのだが、2点目の得点は見事なパスワーク、ダイレクトパスから本田の同点ゴールが生まれた。

(クリックでYoutube再生)

ループ、シャドウの動き、何度も同じ選手が顔出ししながらオランダDF陣の間をすり抜け、スペースに走りこんだ大迫の落としに本田が左足ダイレクト。DFの股間を抜けたボールはゴールの右端に突き刺さった。
DFにかするか当たるか考えていては打てないタイミングだが、このシーンは全てのパスがダイレクトで小気味良く回っていたので迷う事無くシュートを選択した。やはりサッカーはシュートを打たなければ入らない・・・。

この日のオランダは意図的でないにしろ、なんだか練習試合のような気持ちで入ってしまったのではないだろうか。お互いがお互いの戦術を確かめる為の練習試合、まさかマジにガンガン当たってくるとか、GKまで追い回す「勝利への執念」にいつの間にか気後れしてしまったような感じがする。
日本がそれだけ追い込まれた立場に居るとは知らなかったのか。立ち上がりすぐ相手のミスから1点奪い、そして2点目を追加、ここで「サイドチェンジ練習する?」みたいに気を抜いてしまったのだろうか。
オランダは全体的にスペースを与えすぎの上、動き出しも少なくワイドに広がって「さぁコッチへ回せ」と楽をしてしまったことで、特に後半はかき回されただけで完敗の状況になった。追加点を奪えなかった日本もこういうゲームを勝てないことに不満が残るが、これはこれで「やった日本、オランダを撃破」なんてマスコミ報道を見ずに済んだのでよしとしますか。

今日は引き分けとは言えオランダ相手に良い試合をした。また時々強豪国相手にビッグキリングを見せて「強い」と勘違いさせてしまうけど、まぁ旨いけど強くはないよね、くらいがホントのところではないだろうか。

次は11月20日(日本時間AM5:00)のベルギー戦だ。オランダ戦のように戦えるのか。次は3:4:3使うんだろうか。W杯開幕まであと7ヶ月余り、数少ない国際試合の舞台を大切に戦って欲しい。

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サッカー東アジア杯は優勝したけれど

2013年07月28日 | サッカー

東アジア選手権、柿谷の2ゴールで韓国を下し初優勝。


だけどこの試合90分を通じてほとんど良いところなしの日本代表だった。恐らくボール支配率は3:7で韓国という内容だっただろう。
日本のパスワークはよくて3本通った程度でまともに崩すことができなかった。試合中たった2回のカウンターが2得点につながったのが唯一の見せ場だったわけだ。中盤が命の日本代表の良さはまったく見ることが出来なかったのが残念だ。
一方あれだけ押していたのに試合に負けた韓国、なぜ負けたのか納得いかない展開だったろうがサッカーは残酷だ。

東アジア杯初優勝という成果は出たけど苦しい中での結果だった。一時は勝ち点得失点ともにおなじ中国と並び、最後はイエローカードの枚数で優勝の行方がどちらに転ぶかという展開だった。(6枚vs7枚までいった)

試合後のインタビューでザッケローニ監督が答えたのは「すぐにA代表に来る選手も居ればもうしばらくして上がってくる選手も居るだろう」とのこと。
すぐに上がるのが柿谷なんだろうか。個人的にはロスタイムのあわや同点ゴールをクリアした豊田選手を推したい。 このシュートは大会優勝には影響しないシーンだったけど、FW豊田がよく戻ってクリアした。あそこに居ることが大切だ、居なくても怒られないけどキチンと戻っていたことを評価したい。

中盤にタレントが豊富といわれる日本代表、今日のような展開になった時、勝敗にこだわって守り抜けるだろうか。W杯で強豪に押し込まれたときにこのような試合展開になることは間違いないが、その時、このピッチに立っていた選手は今日の経験を活かすことができるのだろうか。A代表レギュラーも同じような経験をもっと積んで欲しいと思った。
 

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ザッケさん、どうでしょう?

2013年06月23日 | サッカー

コンフェデ2013、第3戦、メキシコvs日本を録画で観た。 

メキシコ2:1日本、結果、日本代表はコンフェデ3連敗となりました。
立ち上がりはイタリア戦を思わせるような攻撃的な展開でしたが、後半2失点、岡崎が1点返すも反撃途絶え敗戦となりました。

この試合唯一の得点シーン。でも遠藤から岡崎のパス、これはオフサイドではないでしょうか。

逆サイドからのクロスを遠藤がダイレクトで落とした場面。


マイナス方向、もしくは真横へのパスならばオンサイドですが、スローを繰り返し観た限りこれはやっぱり前へのパスじゃないかと・・・。


このシーン、どこかデジャブ。

1998年フランスワールドカップのジャマイカ戦。ここまでアルゼンチンとクロアチアに2敗していた日本代表は、初のW杯出場という立場でなんとか一つでも成果を見出したいところだった。
既に決勝トーナメント進出は絶たれていたものの、初のW杯出場での初勝利、いや初勝ち点、だめなら最低でも1ゴールという土壇場で、ゴンちゃんが決めた唯一の得点シーンとダブります。

コンフェデ2013ブラジル。
初戦ブラジルになすすべなく3:0、次戦イタリアにはいい戦いを見せるものの2連敗、残す最終戦で大会唯一の勝ち点を狙うも結局は勝ち点0。

このゴールだって、オフサイドの判定であってもおかしくないシーンだったと思う。 

そして何より残念だったのが、この試合、ザッケローニ監督が見せた選手交替。
負けてる展開からDFラインの選手交代。3バックにして両サイドを上げる攻撃的意図だったのだろうが、交替した選手同士が「どのフォーメーション?」と確認しあうような交替。
吉田、内田は確かに疲労があったのだろうが途中から投入するなら先発させておいて、疲労度を見ながら下げるべきではないか。
更に長友の負傷に急遽中村を投入したが当初用意していたのはDFの酒井。負けている展開で交替選手が全部DFってどういうつもりなんだろう。色々試したいのかそれとも勝ちたいのか、どっち着かずの交替になってしまったように思う。

極端な話、コンフェデの3試合は結果を捨てでも試すべき事は試すべきで、途中からわずかな勝ち点を求めても意味が無いように思うのだが。

結果、ブラジルなら10回やって1回勝てるか、調子がイマイチのイタリアなら5回に1回、メキシコであっても3回に1度の勝利がやっと、という感じの世界ランキングがはっきりした大会でした。
これがW杯本番なら、3試合とも貝のように蓋を閉ざし、引き分け引き分け1:0の勝ち点5狙いが精一杯だったのではないでしょうか。

まだW杯まで1年あることが救い。

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やれば出来る子なんですよニッポンは

2013年06月20日 | サッカー

コンフェデ2013、イタリアvs日本、4:3でした。

平日の朝7時キックオフということで録画しておいて夜に観ました。

コンフェデ的には勝たないと終わりというこの対戦、イタリア相手に前半からとばし一時は0:2とリードしたものの結局はシーソーゲームの末、4:3と敗れました。

だが破れはしたもののイタリア代表を途中、本気にさせただけの内容がありました。
日本も、時々こういうナイスゲームをするので「結構強いのかも」と思わせてしまうのが罪。

PKの判定や、攻守ともにポストやバーに嫌われたり助かったり。前半45分がまるで90分の終了間際のような展開になりました。
立ち上がりから日本代表は、消極的なブラジル戦から一転して攻めの姿勢を見せたこの試合、楽勝ムードだったイタリア代表の目を覚ますようなパスワークが続きました。いつもなら中盤でバックパスをするところ、前に前にとボールを運ぶ積極的な試合運びをみせた日本。
恐らくブラジル戦のビデオで研究していたのだろう、イタリアのMF陣は遠藤・長谷部が中盤で受けバックバスをするタイミングでボールを取りに行ったが逆を取られて思わぬ苦戦。

ラッキーな判定もあったが2点先取して優位に立つも、やはり大事なところで失点してしまった。
内田のオウンゴールは仕方あるまい、抜ければバロッテリが待ち構えていたから。どちらかと言えばこの失点は吉田が悔いるところだろう。

冒頭の写真、香川のボレーが素晴らしかった。ビデオを見ると香川は空中に上がったボールから一度も目線を切っていないことが分かる。混戦の中、ブッフォンの位置とボールのタイミングをはかり左足一閃、ナイスゴールだった。

結局、2点のリードを保てず試合を失ったことに反省点は残るが、単に試合展開だけを見ると、恐れず前に出て積極的に試合を進めた日本代表は試合後のインタビューとは裏腹にそれなりの手ごたえを感じたのだろう。勝敗でいえば負けは負け、ただ積極的な負けだったと言える。

コンフェデとしてはメキシコ戦を残すもののこれで敗退が決定した。反省すべき点は多いが今日の試合は負けて得るものあり、だったと思う。
両軍ともに消化試合となる最終のメキシコ戦で、今一度、試すべきことを確認して欲しい。

実は、今日一日、スマホを含みインターネットをほぼ遮断して試合結果を知らないように過ごしてました。
サッカーは、結果はもちろん得点や試合経過を知ってしまったら盛り上がれないからです。
ツイッターもポータルサイトも見ないように終日警戒していたのに、帰りの車中、ラジオで不意打ちを食らって「日本代表が負けた」と聞いてしまった。
あぁーあ、と一日の苦労が無駄になってしまいましたが、今日の試合、90分のビデオを見ながら負けたと知りつつ試合に没頭できました。ナイスゲームでした。

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全体的に力不足体力不足技術不足を感じた日本代表でした

2013年06月16日 | サッカー

コンフェデレーションカップ2013ブラジル。
A組 ブラジルvs日本。3:0で完敗。



90分通じてブラジルがゲームを支配。前半3分、後半3分、ロスタイム3分に得点して「はい、いっちょ上がり」てな感じ。
中でもネイマールのこのボレーシュート。さすが74億円の男だ。そしてフッキ、あの体格で突破にかかったら止められない。日本に居た頃よりもさらにパワーアップしてた。

一方、日本代表は。
全体的に元気なし。足元悪くて・・・ってもし良かったらもっとブラジルにやられてたでしょ?パススピード無く横回し、香川とってターンしてなぜバックパス?全体として押し上げたのは前半の前半くらいまでだった。

ま、その中でもまだマシだったのが、本田・内田。ダメだったのが清武・長友・香川・遠藤・長谷部・・・。まぁ長友はちょっと前に出るタイミング無かったけど試合前の意気込みからしたら全然ダメダメ、世界レベル狙うんでしょ?今日みたいなゲームでは話にならん。

遠藤はJ2疲れかもしれんが来年はもっと疲れるよ?W杯本番までどれだけ劣化してくんでしょ。元々軽くいくのがスタイルだけに、中盤でチョロ出ししてカットされる最悪の取られ方。長谷部とあわせてボランチの二人は守備力というか体格体力不足。アジア予選かJリーグレベルなら攻撃にも出られるが押し込められたら攻守ともに中途半端になってしまう。
大型ボランチ、せめて90分体力が続く選手が必要なところだな。

前田をはじめ何本か放ったシュートは芯を食ったものが無い。ネイマールやフッキ、パウリーニョがあの体勢から打ったのにフルパワーでしかもど芯を蹴りぬいてるんだからすごい。あの技術を持ってこそ得点力が上がるというもんだ。
結局、パスを出す、止める、蹴るという基本動作のちょっとした差が3:0という得点差になるんだろう。

最後にカウンターをくらい失点3、予選としては厳しくなったが残るイタリア戦、メキシコ戦、やるなら前に出て点の取り合いになるようなゲームをして欲しいものだ。

あとマスコミは、代表を報道するなら選手をタレント扱いするのではなく、答えに詰まるような質問をして欲しい。

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