Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

東京探訪記:六本木「国立新美術館」

2013年05月13日 08時56分55秒 | 東京探訪記

この時期すっかり年中行事になった国立新美術館での芸術鑑賞。
先週末の暑い日差しの中の訪問でした。

ブログのお友達のご主人様が今年も国展の版画部門で入賞。確か国展賞の最高賞を
はじめ5年連続の受賞で、ついに巨匠の域に達せられたんじゃないかと驚嘆しきりで
あります。誠にお目出度いことであります。

作品は定番のオニバスに小花が咲き乱れるシーン。画面自体はモノトーンで
ありますが、季節の移ろいをはっきり感じさせます。大きな画面の隅々まで
緊張感が漂って、細部まできっちり描ききっているのがお見事でありました。

その後、写真部門を鑑賞。毎度のことですけど、どうやるとこういう作品が出来る
のか、とても真似の出来ないデジタルな世界がいっぱいいっぱい。いやぁ、いつに
なればこんなふうな作品が偶然でもできないかものかと思うのですけど・・・
狙ってこういう作品が出来るというのがすごいなぁ。

黒川紀章さんの遺作となったこの建物。ふと気がついたのが、外壁のガラスがルーバの
ように回転して心地良い風が入っていました。既に何回も来ていたのにこれに気づいたのは
初めてのこと。
黒川さんが自然換気を使っていたとは、ちょっと意外な感じが。

南の海を思い出させるこの緑の外壁。今の季節に最もマッチしているかも。

 

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Phoenix Tohoku
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