雷門をくぐって、仲見世を通るとそこにまた大きな山門が。正式名称は仁王門ですが、
宝物を併せて所蔵しているので一般的には「宝蔵門」とよばれています。
その脇には五重塔が。
仁王門の前にこんな現代的なお顔をした地蔵様が。この地蔵尊の建立はかなり最近で平成9年。
太平洋戦争の終戦時、ソ連の突然の戦争参加により満州で命を絶たれた20数万と言われる
母子の霊を慰めるため作られました。
この顔立ちはどこかで見覚えがあると思ったら、デザインはあの「あしたのジョー」の原作者
漫画家のちばてつやさんの手によるもの。
五重塔の最初の建立は天慶5年(942年)平公雅(たいらのきんまさ)によりますが、その後
地震による崩壊、火災により焼失。徳川家光により再建されるも、太平洋戦争の空爆
により再び焼失。現在は過去に仁王門の東南に在ったものを、場所を西南に移し昭和48年
(1931年)に再建されました。
こちらは再び仁王門。こちらも戦中に焼失していましたが、昭和39年(1964年)あのニューオータニ
ホテルで知られている大谷財閥の大谷米太郎夫妻の寄進による再建です。このでっかい提灯は日本橋
小舟町(こぶなちょう)奉賛会の寄進。
山門前から眺めるスカイツリー。
山門に掲げられた山形県村山市から寄贈された大わらじとスカイツリー。この大わらじ、巾1.5m
高さ4.5mもあるそうです。然し、これほどの大きさのわらじを編むのに一体何人がかりでやったん
でしょうね。ちょっと想像つきません。
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