いま、おもしろい本を読んでいます。
『仏教と儒教』のなかの「仏教と日本文化」
日本語の言葉の中に、多くの仏教用語が取り入れられています。
あぁ、こんな言葉も?・・と思わせられて、すごく楽しいです。
仏教用語からきたことばのほんの一例
愛嬌 挨拶 悪魔 安心 意識 覚悟
我慢 観念 行儀 愚痴 虚空 根性
世界 世間 大衆 知恵 知事 無事
迷惑 利益 臨終 その他諸々
日常的に使われている言葉とともに、
伝統文化と仏教のかかわりが深いのがよくわかります。
仏教によってはぐくまれ発展したのですね~歴史だよ。
「いろは歌」
いろはにほへとちりぬるを・・・
この歌には、すべてのものは消滅変化するという
仏教的な「無常の理(ことわり)」が読み込まれているらしい。
「無常の理」
人々はものごとに執着しない生き方に対して目を開かされ、
移りゆく自然の美を改めて自覚したのである。
美的感性のなかで日本人に受け止められた・・・とのこと!
四季折々の微妙な変化を受け止める感性が日本独特だと思えますよね。
本っておもしろい。
知らなかったことが見えてくる。
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