雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵/歌野 晶午

2008-11-02 | 小説
 ふた昔前のAVのタイトルみたいですが、推理小説です。

 ようは難事件に挑む刑事・舞田歳三(34、独身)の兄の娘。姪っ子の舞田ひとみとのなにげない日常のやりとりの中から事件解決のヒントを導き出していくという、なんだかふた昔前の赤川ミステリーを彷彿とさせるお話です。

 たしかに会話の軽快さや、ある事件と事件の絡め方などは楽しめるのですが、あの『葉桜の季節に君を想うということ』の歌野晶午という期待を持ってしまうと、いささかの物足りなさは否めないなぁ・・・と。

 ラストからすると、どうもシリーズ化するんだろうなという雰囲気で、まぁライトな感覚で読めちゃうんで、とりあえず続編でたら読むだろうなぁ、ってとこです。

 最近の歌野作品って、そんなカンジですね。
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2 コメント

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ノロモン38歳、オナニーとぎどきヘェラしてもらいます♪ (ノロモン)
2008-11-03 00:30:21
秀、決して作家に絶望しちゃいけないよ!例え東野が興行に走っても、東野の作品に素敵だし、重松が年間100冊の新刊を出しても、どの作品もそれぞれいつもの面白さがあるし。俺のオナ〇ーだって、年間365発、一発一発に快楽や爽快感があり歴史を刻んどるげん。後悔や自虐、絶望しとったら犬死にした精子に申し訳ないやん(涙)
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うるう年は、やっぱ366発なの? ()
2008-11-03 14:39:49
なんか、やたら熱く語ってるけど、行き着くところはやっぱオナニー論なのな(笑
チミが誇りをもってオナニーに挑んでいるのは、精子に対しての申し訳なさかっ(笑

あっ、渾身のタイトル、ちゃんと入ってるから。
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