雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

少しだけ欠けた月*季節風*秋/重松 清

2008-10-02 | 小説
 と、いうことで、重松清著『季節風シリーズ』第三弾、【秋】

 やはり秋はセンチメンタルな季節。郷愁にかられ心のジャーニーなんかに思わずしけ込みたくなるもんですね。そんなカンジで、今回は過去の思い出にひっぱっていくお話がチラホラ見受けられました。主人公が過去に想いを馳せるのはもちろん、読者を子供時代に戻してくれるような作品もあったり、「あぁ、センチメンタルジャーニーだね、伊代ちゃん・・・」そんな感慨に耽ってしまいました。

 いやそれにしても、重松清。どんだけ家族の話を描き続けるんだ、と。ネタが尽きることはないのか?と。いやまぁ、かぶってるネタは多数見受けられるんだけれども・・・。

 それでも読めば、必ず心に響いてくるし、次もまた読みたくなっちゃうし、もうアレだ、重松清は一種のドラッグだ。

 【冬】も楽しみだコンチクショー!
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2 コメント

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Unknown (藍色)
2008-10-09 02:35:52
こんばんは。
こちらの記事にトラックバックさせていただきました。
家族の話、これからも読み続けたいですね。

トラックバックなどいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
返信する
こんばんは♪ ()
2008-10-09 22:49:15
お言葉に甘えて、トラックバックさせていただきました。

【冬】はどんなテイストになるんでしょうねぇ、、、みかんとコタツはやっぱ外せないでしょうね。なんにせよ、楽しみですよねー。
返信する

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