雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

擬音

2008-10-27 | 雑記
 スーパーのお菓子コーナーで、男の子がなにやら奇妙な擬音を口ずさみながら悦に入っていた。

「にょいーん、にょいーん」

 と。

 それを耳にしながら私は心の中で、

「にょいーん、にょいん、女陰・・・」

 と変換し、悦に入っていた。

 すると横にいた妻が「なに独りで笑ってんの?気持ち悪い」と悪し様に言い放った。

 いつもなら多少の反論を試みるところだが、まるで心の中を見透かされたような思いに囚われ、「い、いや、別に・・・」と目を泳がせながらあっさりと引き下がった。

 それがまた、気持ち悪さに拍車をかけているとも気付かずに・・・・。
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