1週間の始めはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入します。
1.柳家喬志郎・・・・①「貧乏神」小噺での展開でお客様の頭の回路は全開です。
駄洒落も含めて小噺で始終します。余りの可笑しさに貧乏神がお友達を連れて又来ると・・・
②「あの世からの生還」・・・・「喬志郎のみらくるnight」の為の書き下ろしの新作のネタおろしです。
会場の照明は暗くなり高座には浴衣姿の娘が横座りで色っぽく座っています。縁側で夕涼みの情景が広がります。そしてどこからか夏祭りの「東京音頭」が三味線の音で流れています。寄席会場だと忘れてしまいます。
でもすぐに「金鳥の夏!日本の夏・・」なんておかしなくすぐりで会場から笑いが・・・
シュールな噺です。天国の父が娘とこの世で再会する噺です。これからも微調整をしながら完成度の高い1席に仕上がることでしょう。今日お聞きした方がまたこの噺を寄席で聞いた時にどう変化しているか楽しみな1席です。
③「柳田格之進」・・・とりねたでの口演。袴を着ての熱演です。
見せ場は噺の最後にやってきます・・・怒りを押えながら自分を律して一刀両断で碁盤を切ります。全てを許すが・・・
そして屋敷の庭さきに真っ白な雪景色が広がります。娘が男の子生み穏やかな日々を迎えています。柳田と主人は静かに碁盤に向かって囲碁を打つ音だけが聞こえ幕が下ります。
ハッピーエンドで静かに幕が降ります。
★次回の公演★
9月3日「土」午後5時~赤坂・峰村 「一琴・喬志郎の峰村の夜・4」
喬志郎師匠:ネタだしで「錦木」+「お楽しみ1席」
一琴師匠:「お楽しみ1席」
ご予約:080-4446-9090 菊池
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