ブルーの小さな花が花壇に咲いています。
勿忘草を見たのは久しぶりだった事に驚きながら、その爽やかさにしばし足を止めます。
勿忘草(忘れな草)・・・春(晩)
忘れな草の名は中世ドイツの悲しい恋の伝説です。ドナウ川の岸に咲くこの花を若い騎士ドルフは恋人のベルタに贈ろうと川に落ちました。「私を忘れないで」と言って死んだと・・・
忘れな草の花言葉・・・「私を忘れないで」「誠の愛」
勿忘草の季語・・・春(晩)
空白の日記に挟む勿忘草・・・澤田緑生
わが齢勿忘草を濃くしたり・・・小枝秀穂女
摘みとりて勿忘草と云ふはこれ・・・石田梅狂
勿忘草は恋にも死ににけり・・・林翔