疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

ハリケーン カトリーナ

2005年09月03日 00時14分39秒 | 社会
しかし、アメリカと言う国は病んでますね。
ハリケーンの直接被害もさることながら、市内で武装した略奪団が
横行していて救援活動がままならないなんて・・・。

そこで、思うのが結局アストロドームなどに逃げているのは
アフリカ系アメリカ人が非常に多いですよね。もちろん
ニューオリンズは、ジャズ発祥の地だけあって、もともと奴隷制による
大型プランテーションが盛んだった地域で、その名残で黒人が多いんでしょうけど
その人たちが公民権運動から35年経っても、いまだ貧困層として残っている
ということなんですね。

アメリカの、特に共和党は「小さな政府」を伝統的に掲げています。それは
政府が極力 福祉やら保険やらといったことに乗り出さず、民間を利用して
その民間の活力で社会を維持していくというやり方です。
それは『機会の均等』という、「誰でもアメリカンドリームをつかむチャンスがある」という反面、弱肉強食社会を生み出すことともなるのです。
アメリカはその一方の雄ですが、いくらなんでも健康保険が無く、こういう災害でも災害救援活動が行われないというのはやりすぎですよね?

どんな貧困層の人々でも、その社会で生きる権利はありますよ。

それにしても、たとえ今日本の医師団やら、災害救援活動自衛隊が赴いても
無法者達がいるので、うまく救援できないなんて、イラクよりひどいですね。
アメリカは病んでますよ。少なくともそんなアメリカをお手本にするのは
やめたほうがいいですよ。
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