2023水無月つれづれ

2023年07月01日 | 生物共存農法
ファイトケミカル
有機農産物の購入の動機、健康にいいという目的で購入していると思います。
野菜の栄養ということでは、さほど差がないという研究データーがでていますが、ワシントン大学の土壌科学者デビッド・モンゴメリーさんが分析したけっか、抗酸化物質に富むフラボノイドやカロテノイドなどのファイトケミカルが豊富であるという結論に達した。
野菜の健康上のメリットの研究対象が、ビタミンやミネラル、炭水化物、タンパク質などに限定され、ファイトケミカルは注目されていなかった。
ファイトケミカルは、炎症を抑え、免疫を強化する働きがある。ファイトケミカルに着目した研究では有機農産物には多く含まれているのが明らかになった。野菜は虫や細菌から身を守るためにファイトケミカルを増加させるが、農薬で保護される慣行栽培ではファイトケミカルを増やす必要がない。
健康いい野菜を求めるなら有機農産物の表示だけではなく、その野菜がどのように栽培されたかが重要です。
熊菜は、生物の多様性を重視し、農薬不使用の無防除、化学肥料、堆肥の使用をしないことにしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・




火曜日にキュウリが発芽した。今回、キュウリの品種を変えた。新しい品種に期待している。
熊菜の栽培において、接ぎ木は、行わない。
接ぎ木を行うと生育も早く、耐病、耐虫性も向上するが、キュウリ本来の味、香り、ブルーム(白い粉)がなくなる。一番の問題と考えるのは、キュウリの根の周りに集まる細菌、微生物,菌糸細菌(根圏界細菌)が変化することだ。
その影響として、ハサミで収穫すると切り口から水分(養分)落ちてきてしばらく止まらない。最悪の場合は、病原菌の侵入を促し、薬剤散布の必要性となる。
熊菜の栽培においては、共存、共生の妨げとなる、薬剤、化学肥料、堆肥の使用をしないこととしている。
堆肥の使用をしないことに疑問を持つ方もいるかもしれませんが、土壌細菌のバランスが変化してし、自然な土壌細菌フローラ(土壌細菌叢)変わることになる。
腸内フローラ育成野菜の条件となる。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水無月2023 | トップ | 文月つれづれ2023 »

コメントを投稿

生物共存農法」カテゴリの最新記事