如月の雑記

2014年02月27日 | 腸内細菌補充野菜
農業においての生物の多様性
農薬を使う。一般的な農法において、生物の多様性は、考慮しておらず、すべての生物は、害虫と言っての過言ではありません。
現代農業は、殺虫、殺菌を前提に栽培しています。
少々の殺虫、殺菌は,仕方のないことだと考えても現状では、生物の多様性は、壊滅的です。
化学肥料、たい肥の使用で、土壌生物叢は偏り変化し、薬剤で殺虫、殺菌し、生物を忌避することで多様性を阻害しています。
有機農薬、自然生薬なら問題なし、ではありません。
多様性がなくなることで、生きのっこた生物の増殖が始まり、生物密度をもとの状態に戻します。
人の害がある細菌だと、食中毒の原因になります。
清潔と薬剤使用は、同意義ではありません。
食事は、カロリーと栄養素だけではありません。


チコリーの定植
参った。
1㎗の種を播いて、取れたチコリは、5本。
めげる。
  

薬剤
薬といえば、医薬品、農薬を思いますが、身近なものでは、サプリメント、洗剤類、芳香剤、化粧品なども薬剤です。
薬剤でよく聞くのが、油溶性、水溶性などの何に溶けやすいかです。
風邪薬の注意書きにアルコールとの服用は、避けてくださいの文字は、アルコールの影響で、吸収量が増えるからです。
農薬には水に溶けやすい水溶性が多く、ミツバチで問題になっているダントツなどのニコチノイド系農薬は、水溶性です。
野菜は、表面についた水分を吸収する特性があり、水に溶かした薬剤が細胞に吸収され蓄積されると考えられています。
新しい分析法でも吸収された薬剤の検出は困難なようで、虫が食べない野菜には、理由があるようです。
腸内細菌叢の破壊も理解できます。


野菜が嫌いな人
腸内細菌叢が、未熟な人は、野菜を分解吸収することが出来ず野菜に嫌悪感を抱き野菜嫌いになります。


幸せを感じるホルモンは、腸にある
幸せを感じたり、精神に落ち着きや安らぎを与えるセロトニンと言うホルモンは腸内にあることが解っています、食べ物から摂取したアミノ酸で作られます。
腸が元気でないと、セロトニンが作られず。幸せを感じられずにイライラしてしますそうです。
美レンジャー参照。


本日で、ベビーリーフの出荷終了しました。
熊菜のベビーリーフの新しい食べ方。
ベビーリーフを微塵切りにして、素粥のトッピング。
素粥は、食べる直前にお塩を少々降る。
塩を降った素粥は、かきまぜない。
微塵切りしたベビーリーフを好みの量をトッピング。
多めが美味しい。
かき混ぜて召し上がれ!
香りが豊かなので、薬膳料理の朝食の出来上がり。


てんとう虫
活動を開始しました。
霜よけハウスでも早いものです。


てんとう虫;14,02,22
沢山いた。
さなぎを5個発見。
成虫いっぱい。
幼虫もいる。単なる観察不足。



無防除栽培では、虫は、無視できません。
重要なのは、むやみに野菜を食べない虫を育てることだと思います。
虫は、その虫の食性に合う植物を食べること。
健全な虫がいること。
農業では、考えられていません。


腐敗と消化
消化しやすいものは、腐敗しやすい。


敗しにくいものは、理由がある。
細菌の作用による腐敗抑止。
薬剤による細菌の繁殖抑止。
薬剤による腐敗防止は、消化にエネルギーが多く必要になり、消化器官の負担が多くなる。
消化器官は、エネルギーを取り易くするために内臓に脂肪の蓄積を行う。


アスパラガス
14,2,26アスパラガスが発芽していた。
昨年より早いようだ。


草刈り機の刃
日本の浜松製の刃を買いました
中国製は、耐久性が落ちるので、国産を探していたら、浜松製と表示したものが見つかり、買ってみました。
切れ味が凄い。
19㎜のハウスのパイプを切ってしまった。
草刈り機でのパイプ切りは、初めての経験です。
1本ならずも3本も切りました。
国産の凄さを再認識する出来事でした。


今年のアスパラガス
生のまま圃場で、つまみ食い。
甘みもあり、良好。
rinnda、ご満悦の味です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

80年程、前までは、

2014年02月22日 | 腸内細菌育成野菜
腸内細菌叢は、気候、風土により、自然に形成されるものでしたが、今日では食品添加物、薬剤の使用過多。農業技術の変化により、非常に困難な状況になりました。
多くの人は、腸内細菌は、自然発生の細菌で、胃腸の調子が悪いときは、ヨーグルトを食べればいいと思っているでしょう。
腸内細菌は、腸で自然発生するモノではなく、食品、野菜から供給され、腸内に定着するのです。

80年ほど前までは、自然発生と言っても言い過ぎではありませんでした。
身の回りに食品添加物、薬剤は、ほとんどなく、農業技術も未発達で、化学薬剤、化学肥料、自然薬剤の使用もなく、たい肥も生産量が少なく、充分な量を使用できませんでしたし、自然環境、土壌細菌は、破壊の問題もなく、安定した状況でした。
昔は、五穀米、タンパク質などで、ビタミン、カロリーを取ることが、健康の秘訣で今日でも実践している人は、大勢います。

現在では、腸内細菌叢、腸内環境は、古の人々とは、違いが現れ、腸内細菌の補給も出来なくなりました。
腸内細菌は、腸内環境を整え、ホルモンの生成を助ける重要な働きをしています。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アブラムシ

2014年02月18日 | 生物共存農法
我が家の圃場のアブラムシは、カラスノエンドウなどに付くマメ科のアブラムシ。
薬剤を未使用の圃場では、マメ科に付くアブラムシは、腸内細菌がマメ科の植物の養分しか分解吸収できず、レタスに付いても簡単に落ちてしまいます。
薬剤散布などで、アブラムシの腸内細菌を殺菌すると、植物の種類を選ばなくなり、養分の吸収率も落ち多量の樹液を必要とします。
その結果、吸い過ぎた樹液は、甘露として放出し、ベトベトになったり、カビが発生したりします。
アブラムシの栄養状態に変化が起こり、生殖不能のアブラムシになるとの研究結果があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある。質問

2014年02月14日 | 腸内細菌補充野菜
『一般的な有機栽培と熊菜の違いを教えてください。?』

無農薬、無肥料の有機栽培は、農薬と化学肥料を使用していないと言うだけで、代替えの資材を利用しています。
農薬は、農薬登録のない有機、自然薬剤や忌避効果のあるホルモン剤、界面活性剤などです。
化学肥料の代替は、家畜糞たい肥や草など有機資材のたい肥化など色々な資材の投入が行われています。
熊菜は、すべての薬剤を使用していません。
肥料は、化学肥料は勿論のことたい肥の使用もしていません。
肥料となるのは、生のオカラ糠で、土壌細菌による自然分解で、養分化しています。
有機野菜と熊菜の違いは、腸内細菌叢の育成に違いが出ます。
一般的な有機栽培では、たい肥、代替え薬剤、資材等で土壌細菌叢、生物生態系が変化し、腸内細菌にも影響します。
熊菜は、生物生態系、土壌細菌叢の変化を少なくする栽培を行っていて腸内細菌叢の安定化を促します。
正常な自然循環系で生育した虫は、虫の腸内細菌で植生が決まりす。
たとえば、アブラムシは、野菜の樹液を吸収して、甘露を出しますが、レタスにアブラムシが付いても吸着器官をレタスに差し込めず、払い落とすことが出来ます。
正しい循環系で育った野菜は、虫も正常化し、人の健康にも正常に働きます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽切り(キュウリVer,14)

2014年02月10日 | 生物共存農法
2時間水に浸けた後、水切りして、お風呂の残り湯に10時間浮かべる。
良好。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする