野菜の種まき、定植、ついでにきゅうりの防除

2011年10月29日 | 生物共存農法
ブロッコリー、レタス、定植しました。
大根、小松菜、ホウレンソウ、サラダ菜、リーフレタスの種をまきました。

春にミニトマトを栽培していた圃場を利用。
100%魚粉を散布。
管理機で、畝間の土を上げ、畝を鍬で耕し、レーキで馴らし、定植、種まき。
水を散布、水に自家製カスピ海ヨーグルト、純粋はちみつ、水にがりを混ぜる。
収穫予定、12月初旬。

きゅうりの防除について
我が家の防除の方法は、水による攪乱です。この方法は、自然界の風雨をまねています。
簡単に言いますと、動力噴霧器で、水をかける。
水の中に、純粋はちみつ5万倍、水にがり5万倍希釈。

自然生態系での生物の繁殖の妨害行為は、天敵、季節変化、風雨による攪乱です。
我が家も自然をまねて、動噴で水をかける、除草の生態系の攪乱を利用します。
雨には、雷の放電で、出来る窒素、海水の蒸発で含まれるミネラルがあります。
それを補うためにはちみつ、水にがりを利用します。
この方法では、生物を殺すことや、追い払うことは、できません。行動や繁殖を遅くするぐらいです。
野菜は、いろいろな生物の力を借りて生育しているので、殺したり、追い払ったりできないのです。

この結果、生物共存農法の野菜は、供給できる腸内細菌の量、種類が多くなります。

腸内細菌の活動例
食事を行うと、血糖値が急に上がりますが。
腸内細菌が腸内の糖分を吸収するので、腸内細菌が十分な人と、少なくなった人では、血糖値の上昇の仕方が違います。

つづく




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きゅうり出荷始めました。

2011年10月17日 | 生物共存農法
今日、キュウリの収穫をしました。

我が家のきゅうりは、白い粉が付いています。
『ブルーム』です。
ブドウの白いブルームは、有名です。
昔のきゅうりは、白い粉が付いていたことを記憶している方も多いと思います。

我が家のきゅうりは、昔の味がする『白いブルーム』の付いたきゅうりです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒大豆の枝豆出荷開始

2011年10月11日 | 生物共存農法
枝豆の出荷を始めました。

品種;自家採取の黒大豆、兵庫の遠縁からもらった丹波を30年ほど自家採取。

肥料;ブロッコリーの残渣および草。

播種準備;ブロッコリーの残渣を引き抜き、畝を鍬で馴らす。残渣は溝に入れる。
     イチジクの間の草を取り、播種の場所を確保する。草は、有機マルチの代用に左右に置く。

播種;露地に6月末。ブロッコリーの後作とイチジクの間に播種。根粒菌の窒素固定でイチジクの肥料および   次年度の肥料の不足を補うことを兼ねる。

播種後の管理;7月上旬、大豆の生育を優先させる為の草取り、その後放任、授粉は野良蜜蜂。
       ヨトウ虫の防除は冬虫夏草に一任。

作付をするとき、優先種という考えをします。優先的に生育する植物のことです。草原では、植物はその種を繁栄させる為。ほかの植物を排除しコロニーを作ります。そのコロニーを群生と呼んでいます。野菜栽培でも野菜がコロニーを作ることは、重要だと思います。
群生している植物の根元を見ると、あまり草が生えていません。植物は、アレロパシー効果を利用して、他の植物を排除します。アレロパシーは、植物にだけではなく、土壌細菌、葉面細菌、昆虫にも影響します。
このことは、腸内細菌を供給する野菜には、重要なことだと考えています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする