神無月

2013年10月31日 | 腸内細菌補充野菜
 1火;レタスの定植床の準備。
    トマトの整枝。
 2水;レタス、サラダ菜の発芽。ホウレン草遅れる。
    イチジクの出荷。
    レタス、トマトの沐浴。
    稲刈りの準備。
 3木;キュウリの出荷。
    トマト、レタス、キュウリの灌水。
    レタスの畝づくりの準備。
 4金;トマト、レタスの灌水。
    レタスの畝の準備。
    ホウレン草、発芽不良。
 5土;キュウリ、イチジクの出荷。
    休み。
 6日;トマトの灌水。
    キュウリにおから糠+散布。
    レタスの定植の準備。
 7月;キュウリの出荷。
    トマトにおから糠散布。
    レタス、サラダ菜の定植。
    稲刈り。
 8火;トマトのおから糠に水を散布。
    レタスの畝の準備。
    レタスの捕植。
 9水;イチジク、丹波の黒枝豆の出荷。
10木;キュウリの出荷。黒枝豆のサンプル届。
    レタス、ホウレン草、春菊、ルッコラ、ベビー人参。ベビールーフの播種。
    黒枝豆の収穫。
    キュウリの灌水。
11金;枝豆の収穫。
12土;丹波枝豆の出荷。
    丹波枝豆の収穫。
13日;レタス、ルッコラ、春菊の発芽。
    丹波枝豆の収穫、出荷。
14月;キュウリの出荷。
    丹波収穫、出荷。
15火;丹波枝豆の収穫。
16水;ホウレン草の発芽。人参遅れる。
    丹波枝豆収穫、出荷。
17木;キュウリの出荷。
    レタスの補植。
18金;人参の発芽。
    レタスの通路に草入れ。
19土;キュウリの出荷。
    玉ネギの育苗箱に播種。
    ハウスのサイドビニールの製作。
    レタスの予定圃場におから糠の散布。
20日;丹波枝豆の出荷。今回で終了。
21月;キュウリの出荷。
    レタス圃場のトラクターでの耕起。
    レタスの畝づくり。
    レタス、ホウレン草、春菊、ルッコラ、ニンジン、ベビーリーフの播種。
22火;レタスの圃場に入り口の修復。
    レタスの補植。冠水。
    玉ネギの発芽。
23水;イチジクの出荷。
    レタスの畝づくり。
24木;キュウリの出荷。
    レタス、ルッコラ、春菊、ベビーリーフ発芽。
    午後、休み。
25金;ホウレン草の発芽。
    雨のため休み。
26土;キュウリのの出荷。
    ハウスの建て替え。
27日;人参の発芽。
    ハウスの建て替え。
28月;キュウリ、ミニレタスの出荷。
    レタス、春菊、ホウレン草、ルッコラ、ニンジン、ベビーリーフ、玉ネギ、キャベツ、ブロッコリー    の播種。
    ハウスの建て替え。
29火;レタスのサンプルの配送。
    トマトの沐浴。
30水;トマトの灌水かねて沐浴。
    レタスの収穫、出荷準備。
31木;レタス、サラダ菜の出荷。
    レタス、ルッコラ、ベビーリーフの発芽。
    キュウリの後片付け。

反省点;キュウリの不作、土壌養分、肥料成分の再検討。

    
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野菜ものさし②

2013年10月29日 | 生物共存農法
③播種、定植。
耕起もおらり、種蒔きです。
播種には、直播、育苗箱、育苗床、セルトレイ、鉢蒔き、刺し芽などがあります。
刺し芽は、穂木を土壌にさして栽培するもので、サツマイモなどで行います。
直播栽培で栽培しなければいけない作物は、大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類です。
根菜類を育苗箱で育て、定植すると、根が切れて、二股や、まがった大根が出いあがります。
根菜類や多くの種を播く、麦などの穀類も直播になります。

発芽のメカニズムは
種を播き、水をかけると種は、水分を吸収し、種に蓄えられた休眠ホルモンを排出し、発芽を開始します。
休眠ホルモンの排出は、周りにある異種の種の発芽を抑制し、その種子に必要な根圏微生物を集める作用をします。
直播は、育苗箱の発芽に比べ、発芽の不揃い、発芽率が格段に低く、1っか所に3個種を播いても予定本数に足りないことが多く、収穫が、低下してしまいます。
また、栽培期間の短縮による栽培効率の違いがあり、育苗期間の約1か月、圃場の使用期間を短くすることができますが、その結果、根の発育、根圏微生物の発達が、直播に比べ劣ります。

例えば、枝豆は、直播と発芽後の定植の両方が行われています。
豆類の根粒菌は、聞かれた方も多いと思いますが、根粒菌の発達に違いが出ます。
直播のほうが根粒菌の発達が良く、肥料も少なく栽培できます。

野菜の直播と定植の違いは、根の発達と根圏微生物の発達の違いが現れますが、作物栽培において、根の発育、発根を良くすることは、よく言われていますが、根圏微生物の発育を重視しているのは、まだ少ないようです。

育苗苗作りのもう一つの方法が、接ぎ木栽培です。
トマト、キュウリの栽培では、ほとんどが接ぎ木栽培になります。メリットは、低温での生育強化、耐病性の向上、肥料吸収性の向上、収量の増加などです。
デメリットは、味の低下、栄養の低下、野菜本来の抗菌、活性機能、腸内細菌の補給効果の低下、栽培作物に合わない根圏微生物の繁殖など。

根圏微生物の中でも重要なのが菌根菌です。根粒菌も菌根菌に分類できます。
菌根菌は、野菜の抗菌作用、生理活性に重要な働きをしています。
戦後、化学肥料、農薬、たい肥が発達し、投入されると、根圏微生物、菌根菌の効用より農薬、肥料の大量投入が、効果が高く、根圏微生物、根粒菌の存在にあまり注目されなくなり、腸内細菌を供給できる野菜が激減しました。

ものさし基準は、根圏微生物の生育を考慮した播種、定植を行っているかということです。


④管理(農薬)
慣行農法の栽培履歴記帳表(トレーサビリティ管理表)には、どのような農薬が記載されているか?
      農薬の名称        使用時期       使用制限回数
トマト;  スタークル粒剤      定植時        1回
      ベストガイド粒剤     定植時        1回
      ネマトリンエース粒剤   定植前        1回
      ダイアジノン粒剤5    播種時又は定植時   3回以内
      ジェイエース水溶剤    収穫前日まで     3回以内
      マラソン乳剤       収穫前日まで     5回以内
      スミチオン乳剤      収穫7日前まで    2回以内
      スタークル顆粒水溶剤   収穫前日まで     2回以内
      ベストガード水溶剤    収穫前日まで     3回以内
      モスピラン水溶剤     収穫前日まで     3回以内
      アディオン乳剤      収穫前日まで     3回以内
      トレボン乳剤       収穫前日まで     2回以内
      ハチハチ乳剤       収穫前日まで     2回以内
      アファーム乳剤      収穫前日まで     5回以内
      コテツフロアブル     収穫前日まで     2回以内
      カスケード乳剤      収穫前日まで     4回以内
      マッチ乳剤        収穫前日まで     4回以内


キュウリ; ベストガード粒剤     定植時        1回
      ネマトリンエース粒剤   播種前または定植前  1回
      ダイアジノン粒剤5    播種時又は定植時   2回以内 
      マラソン乳剤       収穫前日まで     3回以内
      スミチオン乳剤      収穫前日まで     5回以内
      ディプテレックス乳剤   収穫前日まで     3回以内
      スタークル顆粒水溶剤   収穫前日まで     2回以内
      モスピラン水溶剤     収穫前日まで     3回以内
      アドマイヤーフロアブル  収穫前日まで     3回以内
      アディオン乳剤      収穫前日まで     3回以内
      トレボン乳剤       収穫前日まで     3回以内
      ハチハチ乳剤       収穫前日まで     2回以内
      アファーム乳剤      収穫前日まで     2回以内
      コテツフロアブル     収穫前日まで     2回以内
      カスケード乳剤      収穫前日まで     4回以内
      スピノエース顆粒水和剤  収穫前日まで     2回以内
      ゼンタリー顆粒水和剤   収穫前日まで     記入なし
      ダニトロンフロアブル   収穫前日まで     1回
      サンマイトフロアブル   収穫前日まで     2回以内
      
      
キャベツ; スタークル粒剤      定植時        1回
      ダイアジノン粒剤5    定植時        2回以内
      ジェイエース水和剤    収穫7日前まで    3回以内
      マラソン乳剤       収穫前日まで     5回以内
      ディプトレックス乳剤   収穫7日前まで    6回以内
      スタークル顆粒水溶剤   収穫3日前まで    2回以内
      モスピラン水溶剤     収穫7日前まで    5回以内
      アドマイヤーフロアブル  収穫7日前まで    2回以内
      アディオン乳剤      収穫3日前まで    5回以内
      トレボン乳剤       収穫3日前まで    3回以内
      ハチハチ乳剤       収穫14日前まで   2回以内
      アファーム乳剤      収穫7日前まで    3回以内
      コテツフロアブル     収穫3日前まで    2回以内
      カスケード乳剤      収穫14日前まで   2回以内
      マッチ乳剤        収穫7日前まで    3回以内
      スピノエース顆粒水和剤  収穫3日前まで    3回以内   

農薬は、用法、容量を守れば安全とされています。


環境農業の種類
エコファーマー ;化学肥料を30%程度減する技術と化学合成農薬を通常より1~3回以上削減する技術の         導入。
特別栽培農産物 ;化学肥料及び化学合成農薬を慣行レベルに対して50%以上削減。
有機JAS栽培農産物;田畑は他からの農薬の影響を受けないこと、化学肥料及び化学合成農薬を作付前2年間か         つ栽培期間中不使用(例外規定で甚大な被害を受ける場合は、薬剤の使用可能)。
      






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生物の共存

2013年10月25日 | 腸内細菌育成野菜
農業、作物栽培は、生物、植物層の破壊から始まります。
農業は、自然を保護、守ると考えられている人には、驚きでしょう。
農業は、土地を耕すことから始まります。
耕すことは、そこの植物層を根こそぎ壊すことになり、たい肥や、化学肥料を撒き、播種、定植を行う。
たい肥、化学肥料は、土壌の細菌叢を変え、播種、定植は、生物、昆虫層を変化させます。
環境の大変換です。緑が豊かになったと思っても、誰も破壊したという意識はありません。
昭和初期及びその以前の農業ならたい肥などの資材の使用は、非常に少なく、生物の共存も多く、破壊されても復元し、元に戻る環境能力がありましたが、多量の肥料、薬剤を使用する現代農業は、徐々に環境を変化させ、復元能力も小さくなり、環境破壊としか考えようがありません。
肥料、薬剤が普及した。この50年の環境変化は、計り知れないものがあり、その変化は、食生活にも表れました。
その変化は、皆様が身をもって経験しています。
高齢者の長寿は、しっかりした腸内環境、腸内細菌叢と豊富な栄養とカロリーで維持されています。
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神無月の雑記

2013年10月24日 | 腸内細菌育成野菜
ただいま!栽培畝の変更
今までの畝は、1,2m幅の畝でしたが、2m幅に変更中。
目的は、野菜のテリトリー密度を上げるための変更。
野菜は、病害虫に侵食されると、浸食部位から、フィトンチッドを発生するようなのです。
テリトリーを形成させることで、病害虫に対する耐性抵抗の向上を図ろうと考えています。
野菜の耐性抵抗は、人の恒常性維持に貢献することができます。
熊菜の特性強化が目的です。


ホウレン草の発芽不良
ホウレン草の種が食われていた。


丹波の黒枝豆の収穫
夏の暑さで収穫を心配していましたが、どうにか収穫できました。
丹波の収穫は、大変ためがかかります。
普通の枝豆と莢の付き方が違い、枝ごとの出荷ができません。
一つ一つ莢ををもいで収穫しますので、一人では、一日で30パック程しか収穫できません。
手間のかかる作業となります。
早速、夕食に黒枝豆を試食しました。
枝豆は、やはり秋の丹波の黒豆の枝豆が美味しい。
お召し下さい!


解っていたが!
自然農法、有機栽培、慣行農法の栽培技術が役にたたない。
少し落ち込む。
これまでの技術は、収量を目的としている。
野菜の本質を取り違えているような気がする。
野菜に求めているものが違うようだ。
人の健康維持、恒常性の維持を目的にした野菜は、既存の農法では、難しいようだ。
この頃、野菜の主張が、少し理解出来て来たような気がする。


ゼロ戻し
栽培知識を再構築。
知識の積み木をバラバラに怖し、積みなおし。
読書から再スタート。


出戻り娘、早苗
早苗がいた。
母猫のクボタが追い出して、しばらく見なかったが、帰ってきた。
クボタもあきらめたようで、早苗を追い出そうとはしていない。
仲良くできるかしばらくは、静観。


10月16日
クボタ不明。


クボタのその後。
ねぐらを変更したようで、今までの場所は、早苗に譲り、別なところで寝ているようだ。
昼近くになると餌を探しにやってくる。
夜の活動が主体で野生の本領発揮。


レタスの草入れ。
ハウスの中の草刈りをして、通路で枯らしておいた草をレタスの通路に入れる。
どのくらいの量になるかというと、一輪車で、80台分、約4t車2台分になります。
レタスの次の作の肥料になります。
草を移動していると、草の下の土が、小さな粒状の土になっています。
虫と細菌が力を合わせて、土づくりに励んでいます。
たい肥を入れる土づくりと自然界の土づくりの質の違いを思い知らされます。


圃場の畝変更
簡易型ハウスで1,2mの3畝を作っていましたが、今回2,4mの2畝に変更しました。
①圃場の耕起の問題
 クワでの耕起では、浅いので、スコップで土を掘り返そうと思う。
 溝に草を入れ、肥料にした場合、3本の畝の肥料のバランスの狂いが大きい。
 トラクターで耕起する時、ハウス内の全面を耕起しなければならない。
 今回は、畝の上面の幅にロータリーの幅が同じなので、畝の上面のみの耕起ができるようになった。
②植栽密度
 株間、畝間の間隔が一般農法の株間では合わない。
 畝を大きくできたので、植栽密度を高められる。
 植物の特性を利用した株間の栽培が可能になると思われる。
 







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熊菜栽培の生物共存農法

2013年10月23日 | 腸内細菌育成野菜
熊菜は、腸内細菌叢の補充、育成、維持を目的に生物共存農法で栽培しています。
腸内細菌は、土壌由来の細菌で、野菜によって腸内に供給されます。
生物共存農法は、自然な土壌細菌叢を維持する為に無農薬、無肥料、無防除栽培をしています。
防除の必要性が生じた場合には、自然界を雨を摸装して、水のみをかけ、生態系の攪乱を行う攪乱防除を行うか、大攪乱として、収穫を諦め、根こそぎ、引き抜き土壌に戻すかの方法を取ります。
生物共存による静菌作用、拮抗作用は、生物の稠密性のバランスで作用するので、肥料となるたい肥の使用も行いません。
野菜を食することの必要性は、ビタミン、食物繊維の他に腸内細菌の補充が重要になります。
昨今の栽培方法では、腸内細菌の補充、供給は難しくなっています。
野菜本来の姿を求めているのが熊菜です。

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