種の芽切り(キュウリ)

2013年03月30日 | 生物共存農法
キュウリの種の芽切り。
① 種を水に2時間漬ける。
② 種を取り出し、ティシュペーパーを敷いた皿に並べる。
③ ティシュペーパーに水を十分含ませ、ラップで密閉する。
④ 保温のためにサラの下にホッカイロを置き、段ボール箱に入れ、箱を密閉する。
⑤ 10時間程で、種が割れて、白い根が見えてくる。芽切り完了。

濡れたティシュペーパーの上に種を置き、乾かないようにする。
白い根を折らないように注意して、種をまくと発芽の確率が高くなる。

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雑記

2013年03月23日 | 自然有機栽培の生物共存農法
てんとう虫の不思議。
てんとう虫の幼虫がいたと思ったら、もうさなぎ。
幼虫は、一齢幼虫、二齢幼虫と年を取り、終齢幼虫になり、さなぎになります。
てんとう虫は、繁殖を急ぐ時の裏ワザがあるのです。
幼虫が、てんとう虫の卵を食べると、生育が早まり、さなぎ化するのです。
気温が急に上がった時、アブラムシが多数発生しているなどの条件によります。
てんとう虫も生存のためにいろんな方法を使うのです。


枝豆を播種して、水をかけながら、気が付くのは、土の塊りが水かけで、ぼろぼろと壊れていくこと、以前の土とは、性質が違うこと。たい肥を入れることが土作りでは無いことを実感させられる。

アマガエル
3月7日、アスパラガスのハウスでアマガエル発見。アスパラガスのハウスには、土ガエル、沼ガエル、アマガエルと3種類のカエルがいます。土ガエルと沼ガエルは、土壌表面の探索をします。ヨトウ虫が孵化して、落ちる虫を食べてくれます。ないときは、菊月子守蜘蛛を食べています。菊月子守蜘蛛もヨトウ虫やダニの天敵なのですが、カエルは、目の前にいれば、容赦しないようです。
アマガエルの特徴は、アスパラガスの立体捜査をしてくれるところです。アスパラガスの枝の中を上手に移動してヨトウ虫などを食べています。
アスパラガスの枝の中には、たまにシマヘビにも遭遇します。シマヘビとは、大人の関係で、互いに見なかったことにして、そっとお互い遠ざかります。シマヘビは、立体捜査中のアマガエルや、終齢のヨトウ虫を食べているようです。野ネズミの捕獲を期待していたのですが、クボタが、上手なようです。

不作の謎
原因は、土壌の水分のようだ。重力水と毛管水が分断されて、菌根菌の発生不良と思われる。
重力水、網完遂の注意が必要のようだ。

コメントを頂くことは、嬉しいことだ。

畝灌水
播種予定の畝に水たまりができるほどに灌水して、マルチなどで覆い一晩寝かせます。
翌日に播種。水分が畝全体に広がり、程良い土壌水分になります。

マルチ切り込み
キュウリの播種の為、マルチに切り込みを入れ700個の穴をあけます。
立ったり座ったり700回行うのですが、スクワットを4時間かけて、700回行うことになります。
汗をびっしょりかき、水を1ℓほど飲みながらの作業になります。
仕事は大変だけど、健康にいいよな!
汗をかきながら行うので、汗腺発達し、水を飲みながらの仕事で、血液の循環は、良くなり、老廃物も汗と共に出るだろう。
我が家では、カロリーoffふざけるな、糖質制限あほか!糖分カット、食べる意味なし。
健康の為、ダイエットの為など一切行わない。運動もしない。
食べて健康が我が家のモットー。
健康のために○○しましょうが理解できない。

アスパラガスの草取り
アスパラガスの草取りをしていて、以前、入れた河川敷の草が、育ってきて、困った。
アスパラガスは、多年草なので、不耕起。
河川敷のススキの仲間のカヤの地下茎が増殖している。
自然有機栽培で不耕起を重要視しているが、思い上がりも甚だしいと思った。
困ったときは、トラクターが使えると、安堵感があり、その思い上がりでの不耕起。
戦前は、鋤であり、金属の鍬は少なかった。(時代劇で鉄の鍬を使用しているのは、時代考証の不足。)
反省とともに耕すことをゼロ戻しで考えよう。
河川敷の草を適当に入れるのは、植物生態系の循環としては、間違っている。

ニンジンの折れた根っこ
耕起中に5センチほどのニンジンの折れた根っこが出てきた。
拾ってみると、新鮮。
ニンジンは、昨年の12月に収穫し、引き抜いたときに折れたものだと考えられる。
でも3か月以上も前のニンジン。保存状態に呆れてしまう。
冷蔵庫では、不可能。今日の保存方法に疑問を持ってしまう。
ニンジンの折れた根っこに興味と好奇心は尽きない。
折れ口には、土が付き、乾燥している。腐食した個所はない。
土をきれいに落とし、好奇心に負けて、食べてみた。
香り、歯ごたえ、ジューシーさは、満足できるレベル。
美味しい。
1センチほど残し完食。
土の中で3か月。持つもんだ。
わがニンジンながら理解ができない。
腐食させる細菌が繁殖できなかったこと。水分の蒸散を防いだ。
理解の範疇の外。
こんな時は、私の作ったニンジンは、すごいと考えておこう。
生物共存農法は、すごい。
我が家のニンジンは、細菌の繁殖を防ぐとしておこう。







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キュウリの自根、直播。

2013年03月20日 | 生物共存農法は、自然有機栽培
今年は、キュウリの直播をしてみました。
冬から初春に種をまくとネズミに食べられていたのですが、クボタ一家の頑張りで、直播をしてみました。

キュウリ栽培では、カボチャを台木にして、キュウリを接ぎ木をします。
耐病性の向上、収量のアップの為、ほとんどのキュウリ栽培で、行われています。

生物共存農法を始めたとき、野菜には、種類におおじた、根圏界を作り、野菜にあった根圏微生物が集合してきます。
根は、カボチャで、地上部は、キュウリのハイブリッドでは、根圏界は、どうなるのだろうかと疑問に思い、自根で育苗してみました。
出来たキュウリは、白い粉が付いたキュウリでした。以前のキュウリは、白い粉が付いていたことを思い出しました。
白い粉は、農薬が付いているようで、市場の評価は、低いということを聞いたことがあり、品種改良で白い粉を付かなくしたものだと思っていましたが、接ぎ木が原因だとわかりました。
白い粉は、ブドウでおなじみのブルームで、アンチエイジングの作用があります。

自根のキュウリは、漬物、酢の物、中華で炒めてもカリカリの食感があり、味も違ってきます。
残念なことに自根のキュウリの味がわかる人は、少なくなっています。

生物共存農法の野菜は、腸内細菌の補充を目的としていますので、直播することで、強化してみました。
出荷の時は、お試しあれ!






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腸冷え。お腹は、なぜ温かい。

2013年03月15日 | 自然有機栽培の生物共存農法
草食の牛は、体内常在菌の発酵熱で体温の維持をしています。

反芻動物の牛は、胃が4つ分類されて、牛の第一胃には、ルーメンと言う名前があり、成牛で約200リットルの容量があります。とんでもない大きさでが大きいのには、それなりの理由があります。
牛が食べた草の食物繊維は、ルーメンで、細菌(ルーメン細菌叢)により、発酵分解されます。
発酵分解されたときに発生する細菌の発酵熱が、体温維持に利用されます。
ルーメンは、見つかる細菌の種類が、世界一の場所と言われています。(参考文献;ルーメンの世界)

生物で教わる恒温動物の体温維持の方法と実際に行われている方法では、違いがあるようです。

人の胃には、ルーメンは、ありませんが、腸内細菌が、同じような働きをしています。
食べた野菜の食物繊維は、腸内細菌叢で発酵分解され、その時の発酵熱が、腸の温度上昇に利用されています。
食物繊維の摂取が少なく、腸内細菌叢が充実していないと、腸の温度は、低下て行きます。
食事で、食物繊維の摂取、腸内細菌の補充は、重要になります。






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熊菜の栽培(生物共存農法)確認

2013年03月01日 | 自然有機栽培の生物共存農法
生物共存農法では、野菜は、身体の健康維持の役割を担い、その役割に腸内細菌は、重要な働きをしています。野菜栽培を生物との共存を通して、生物間の拮抗作用を利用しながら腸内細菌育成のため、農薬、有機JAS認定農薬、自然由来の薬剤及び植物抽出成分、忌避剤、ホルモン撹乱剤、外来天敵の導入、除草剤、化学肥料を使用しないで、調和のとれた作物栽培を行うものです。

上記の説明では、理解が難しいので、一般的農法と比べてみましょう。(15~6年前に我が家で栽培していた方法)

レタスの栽培の例
一般的農法                    
セルトレーに播種、苗作り。            
圃場に化学肥料、牛糞たい肥散布。            
トラクターで耕起後、畝づくり。                  
周囲に除草剤散布。                 
苗に定植2~3日前に殺菌、殺虫剤散布。      
マルチして定植。                 
定植後、1~2週間後、殺菌、殺虫剤散布。     
後は、病害虫の発生状況により、農薬散布。     
定植、約1か月後、液肥散布。           
収穫10日前、殺虫、殺菌剤散布。
収穫、出荷。                   

生物共存農法
鍬で耕起、畝づくり。
(過剰耕起で土壌微生物層を壊さないため、耕盤層作らないように鍬で耕起。)
(肥料、未使用。使用の場合は、肥料成分になる生の米ぬかを散布。有機物が、土の上で自然に堆肥化するこ とが有用腸内菌育成には重要だと考えて、たい肥の使用はしていません。)
播種、直播。
(有用な土壌細菌の自然発生を促し菌根菌を利用する為、土壌細菌と腸内細菌は密接な関係があります。)
発芽1週間後、ヨーグルトを水に溶かして散布。
発芽3週間後、間引き。
収穫、出荷。

有機JAS栽培や一般的な無農薬栽培では、農薬が、有機JAS認定農薬や木酢液、ニンニクなどの植物抽出成分に変わります。





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