お預け『かぼちゃ』、 ヱビス!出荷中

2011年07月17日 | 生物共存農法
7月初旬、かぼちゃを収穫しました。1週間ほど追熟させて出荷します。
収穫日が記入してありますので、切らずに陽の当たらない場所で1か月ほど追熟させると甘みも増し、さらに美味しくなります。
その間、我慢の『お預け!かぼしゃ』です。我慢できなくて、食べても美味しいかぼちゃです。

おすすめ、パンプキンスープ!

栽培履歴

  品種;   えびす、種子は購入。

3月17日   育苗箱に種をまく。床土;宮崎焼土。電熱線で加温。

  20日   鉢に植え替え。育苗土;赤土、ボラ土、腐食した枯草を混合して自作。加温なし。
        使用資材;カスピ海ヨーグルト(1000倍)、甜菜糖(5000倍)、水にがり(10000倍)を混合し1回灌水。

3月下旬    雨よけハウスに定植準備。トラクターで耕耘すると、団粒構造、土壌細菌叢を壊し、ロータリーの回転で土壌の硬盤層を作るので、前作の野菜栽培畝をそのまま使用。定植箇所を鍬で耕す。肥料は、昨年刈り草を十分入れているので、今回は、刈り草の投入、なし。

4月15日   雨よけハウスに定植。週に一度、動力噴霧器で、水ををかける。

5月初旬    放任。

5月下旬    開花。交配は、出稼ぎ中の野良蜜蜂に依頼。

7月10日   1回目の収穫。

生物共存農法では、化学肥料、植物育成剤や化学、自然薬剤、資材による殺菌、殺虫、捕獲、捕殺、隔離。ホルモン剤、電照などによる攪乱を行わないので、厳しい栽培条件になることを御理解いただけたら幸いです。 




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養分の循環

2011年07月07日 | 生物共存農法
家庭菜園において、肥料は欠かせないものです、
自然の野山は、何千年も緑が尽きません。肥料は、どうなっているのでしょう?、それとも肥料は、不要?。

植物が根を張るには、栄養豊富な土地が条件になります。何億年の時間をかけ土壌は、養分を蓄えます。
植物は、その養分を利用して育ち、育った植物は、枯れ、腐食し、たい肥になって土壌の養分になります。土壌の養分は、植物に姿を変え、土壌に戻るという循環を繰り返しています。この循環の手伝いをしているのが、小動物、昆虫、細菌です。海から大気、大気から大地、大地から海という大きな循環もあります。
循環が続く限り、野山の緑は尽きないのです。

農地は、どうでしょうか?。
農地は、農作物を収穫するため、養分の循環は行われていません。循環が届こうると、荒廃が始まり作物の生育が難しくなるので肥料を入れ疑似循環を作ります。
利用する肥料を化学肥料にすると化学肥料に適合した細菌が繁殖し、有機肥料を利用すると有機質に適合した細菌、昆虫が繁殖します。

生物共存農法では、刈り草を圃場に入れ小動物、昆虫、細菌の力を借りて自然な状態でたい肥化し、養分として循環させています。


アスパラガス、フルーツトマト、ミニトマト赤,黄、出荷中!。



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