如月

2013年02月28日 | 自然有機栽培の生物共存農法
 1金;ほうれん草、春菊の収穫、出荷。枝豆の畝に準備、1/3終了。畝間の草取り。
 2土;枝豆の畝準備。畝間草取り。米ぬか散布して、イチジク1本をハウスに移植。
 3日;リーフレタス収穫、出荷。枝豆の畝準備、3/4終了。
 4月;ベビーリーフ収穫、出荷。
 5火;ほうれん草、春菊集荷、出荷。
 6水;リーフレタス収穫、出荷。
 7木;ベビーリーフ収穫、出荷。
 8金;アスパラガスの刈取り。
 9土;アスパラガスの刈取り。
10日;リーフレタス、春菊収穫、出荷。
11月;ベビーリーフ収穫、出荷。マスタード、ルッコラにアブラムシ発生。てんとう虫発生する。
12火;雨休み。
13水;リーフレタス収穫、出荷。ルッコラ、マスタード、ほうれん草、アブラムシ攪乱防除。
14木;ベビーリーフ収穫、出荷。
15金;ほうれん草収穫、出荷。
16土;アスパラガスの刈取り、終了。
17日;リーフレタス収穫、出荷。
18月;ベビーリーフ収穫、出荷。
19火;ほうれん草収穫、出荷。
20水;リーフレタス、春菊収穫、出荷。
21木;ベビーリーフ収穫、出荷。ベビーリーフ終了。
22金;ほうれん草収穫、出荷。アスパラガスの周辺の草刈り。
23土;アスパラガスの草刈り。
24日;リーフレタス収穫、出荷。12月の厳冬期に播種のレタス生育不良。要検討。
25月;アスパラガスの草刈り。
26火;枝豆播種準備。
27水;枝豆播種。アスパラガスの草刈り。
28木;野菜に防除を兼ねた水かけ。枝豆の播種床の鍬での耕起。
反省;ハウスの温度管理。被覆の方法。12月中旬以降の播種は、気温に注意。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝豆の播種

2013年02月28日 | 生物共存農法
2月27日枝豆の播種。
昨年、丹波を播種して、大失敗、収穫出来ませんでした。
我が家の丹波は、古い種なので、好日性が強く、早期の播種には、向いていませんでした。
丹波の強い好日性を無視して播種したわけです。
順調に発芽したのですが、結実しませんでした。
今年は、種子の変更。
早春の播種なので、早生種にしました。
熊菜の枝豆は、黒大豆なので、早生の枝豆用の黒大豆を購入しました。
これから週に一度播種を行います。
早期栽培の枝豆は、トレーに播種して、苗を作り、定植するのが一般的ですが、熊菜は、直播での栽培です。
直播と苗の定植では、根粒菌の発生の違いがあります。
熊菜は、腸内細菌育成野菜なので、根粒菌の発生を重要視します。根粒菌の発生の違いは、有用腸内細菌種の発生の違いが現れます。
投入資材、なし。根粒菌、外生菌根菌の発生を促すために使用しない。土壌のトラクターでの耕起は、土の空気との過剰撹拌になり、土壌微生物の大撹乱になるので、鍬で耕起。
この時期の直播は、非常に難しいのですが、昨年発芽では、大変苦労をしたので、その成果を生かせるでしょう。発芽もしてませんが、5月の末が、収穫予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農薬、薬剤の汚染

2013年02月21日 | 生物共存農法
スエーデンの研究チームが人口密集地の排水と同程度の濃度の抗不安薬オキサゼパム製剤に淡水魚がさらされると群れを離れる傾向が強くなり、また食事の頻度が高くなる。
一部の淡水魚は、捕食者から逃れるため群れを作るが、群れを離れることで捕食の危険度も上がり生態系への影響が懸念されている。

イギリスのニューカッスル大で、複数の農薬が組み合わされることで、ミツバチの学習、記憶能力に深刻な影響を及ぼすことが示され、ミツバチが何百万匹模姿を消す(蜂群崩壊症候群)に農薬が関係している可能性があると見ている。

我が家の経験。
12~13年前は、農薬を使用していたのですが、ミツバチは、よく死んでいました。
ミツバチを導入するときは、農薬の使用は、控えていたのですが、ビニールハウスの天井には、ミツバチがたくさんくっついていましたが、ミツバチは、寿命が短いと聞いていたので、さほど気に留めていませんでした。
農薬の使用をやめ、木酢、米酢、唐辛子、ニンニク、コーヒーを使用(一般的な完全無農薬)していた時もさほど差は、ありませんでしたので、ミツバチは、死ぬものと思っていました。
全薬剤未使用の生物共存農法を初めて、2~3年ほど過ぎたころ、ミツバチがいるのに気が付きました。
ミツバチを導入していないのにイチゴやカボチャが着花していたので、適当な昆虫が、受粉していると考えていたのですが、ミツバチもいたのです。
ハウスの天井にくっついて死んでいるのは、ごくわずかで、捕まえても刺す攻撃を行わない。以前は、攻撃的で、近寄るのも怖い思いをしていたのですが、ずいぶん変化したものです。
農薬で、死ななくても、攻撃性が高くなったり、行動が変化するようです。

雑草ギシギシの変化。
以前は、除草剤を使用していたのですが、約12年前から使用をやめて、ギシギシが変化しました。
除草剤を散布するとギシギシの地上部は、枯れるのですが、地下部は、枯れず残ります。
根ごと枯れる除草剤を使用して、初めの頃は、地下茎も枯れていたのですが、少しずつ残るようになり、地下茎が残るようになりましたが、除草剤を散布すれば、地上部は、枯れるので、除草剤の抵抗性など気にも留めませんでした。
ギシギシの葉は、大きくなり、とう立ちすると1メートルを超えるようになりました。
減農薬を始めて、除草剤を使用しなくなって数年後、ギシギシが虫の食害を受けていましたが、さほど気にしていませんでした。
アブラムシの天敵のてんとう虫を探していた時、ギシギシに真っ黒のてんとう虫の幼虫が、たくさん付いていて、ギシギシの葉を食べているようなのです。
これまで、ギシギシに虫が、付くのを見たことがなく、てんとう虫の幼虫が、食害するはずもなく、虫の種類が気になり調べてみると、小型ルリ葉虫の幼虫であると判明しました。
小型ルリ葉虫は、ギシギシを食害するのですが、これまで見たことがなかったのです。
とう立ち前に除草剤の散布を行うので、受粉できなくなり、地下茎を大きく発達させ、地下茎で増えるようになります。地下茎発達させるために葉も大きくなり虫の食害を受けないギシギシが育ってしまいます。
除草剤の散布をやめると、大きいギシギシの葉は、ルリ葉虫の餌場に変わり、栄養豊富に育った地下茎は、病原菌の浸食を受け、黒く腐ってしまいました。
農薬、除草剤は、虫の食わない植物を育ててしまうようです。

白渋菌(うどん粉病原菌)
キュウリ、メロンなどのウリ科やイチゴの葉に白い粉が付く病気です。
ひどくなると、白い粉が舞い上がるようになります。
うどん粉病には、いろんな農薬が発売されていて、一つの農薬を使い続けると薬剤耐性が出るので、農薬をローテーションして利用します。
白い粉だ出たら農薬をかけ、また出たら、違う種類の農薬をかける。
ローテーションの利点は、(農薬には、栽培期間中の使用制限回数があり、1種類で制限回数以上の使用は、推薦されていません。薬剤耐性の関係で制限されているのだと思いますが、調べていません。)何回でもうどん粉病に農薬が使えることです。
農薬を散布すると、うどん粉病の白い粉は、消えるのですが、しばらくすると、同じ場所に白い粉が出ます。
うどん粉病を詳しく調べると、白い粉は、菌糸体で、葉に付着すると、発芽し、菌糸を伸ばし始めます。
葉の表面は、ワックス層でおおわれ、その下にクチクラ層があり、菌糸の侵入を阻んでいます。
菌糸は、ワックス層を、酵素で分解し、クチクラ層を、ドリル根と呼ばれる菌糸でなかに侵入して行きます。
侵入した菌糸は、植物細胞から、養分を吸収し、細胞内に菌糸を伸ばします。
手におえない病原菌のようです。
生物共存農法ですべての薬剤の使用をやめ2~3年たつと、うどん粉病は、水の散布で、白い粉が落ちるようになりました。
このわけを調べると、うどん粉病が出す、ワックス層分解酵素を無効にする酵素を葉面細菌が、生成し、菌の侵入を防ぎ、植物は、ワックス層とクチクラ層を強固するようです。農薬は、葉面細菌を殺し、農薬が付着しやすくするためにワックス層を破壊します。その結果、うどん粉病の侵入を容易にしています。
殺菌は、細菌の侵入を容易にする原因にもなります。
薬剤耐性は、死滅しなくなる以外に、繁殖方法の変化にも表れます。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

撹乱防除とは

2013年02月13日 | 生物共存農法
生物共存農法(熊菜の栽培)の防除法には、
撹乱と大撹乱があります。
撹乱とは、生態系を乱すことです。
撹乱方法は、自然界を模奏しました。
自然界の撹乱は、風雨、季節変動により枯れることです。
撹乱は、動噴で水をかける。
大撹乱は、枯らす為に根こそぎ引き抜く(収穫をあきらめることになります)。
引き抜いたものは、その場所で枯らし撤去は、しない。
引き抜いた作物は、土壌の肥料として利用し、虫は、土壌のタンパク源にします。
虫の生活圏を壊す防除方法です。
今回は、ルッコラ、マスタードの大部分を大撹乱、残りとほうれん草は、撹乱。
撹乱では、水だけの使用です。
大撹乱には、生態系を根こそぎ壊すトラクターでの耕起もあります。
トラクターの使用は、我が家では、生態系の破壊と考えています。
この防除方法をを始めて、冬虫夏草が発生するようになりました。

冬虫夏草と言ってもご存じないと思います。
冬虫夏草のエキスは、高額な栄養ドリンク、医薬品のフコダイン(がんの治療薬)、漢方薬などに利用されています。
野菜の滋養強壮作用、腸内細菌の補充能力を農薬、薬剤で取り除いてしまったのでは、無いでしょうか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑記

2013年02月12日 | 生物共存農法
犬や猫は、ペット動物として愛玩されています。
犬の分類は、脊椎動物門、哺乳綱、食肉目(ネコ目)、イヌ科。イヌ属、タイリクオオカミ種、イエイヌ亜種になります。
猫の分類も、脊椎動物門、哺乳綱、食肉目(ネコ目)、ネコ科、ネコ属、ヤマネコ種、イエネコ亜種となります。
イヌもネコも肉食動物だったのですが、人と共存するようになり、飼いならされ、愛玩動物となりました。
共存できた理由は、炭水化物を分解し、栄養源にできたからです。
オオカミやヤマネコに出来なかった炭水化物を分解する腸内細菌を獲得できたのです。
いつ頃、どうして獲得できたのかは、まだ不明なようです。


枝豆の畝作りのため、鍬で耕している。トラクターとの違いは、耕した土と、耕盤層の違い、小さな土くれは、ロータリーの中で、何百回とたたかれ、空気が抜かれて、硬くなる。さらに 石灰が混ざり太陽光で固まると、煮干しレンガの出来上がり。
たい肥を入れ、土壌分析をするのが、土作りではないようだ。
従来の土作りでは、土壌微生物との共存は難しくなる。


産後すぐの赤ちゃんにとって、安心な食べものは、母親の母乳です。
以前までは、母乳は、無菌とされていましたが、培養法の進歩で、細菌の存在が明らかになりました。
母乳を飲むことで、免疫力をつけたり、細菌への抵抗力、腸内細菌叢の準備、アレルギー発症軽減を行い。
栄養素の不足と、腸内細菌叢の充実で、離乳が始まります。
離乳後は、食事によって、腸内細菌の充実、維持を行っていきます。
食べるという行いは、カロリー、栄養素を取るだけではありません。


インフルエンザが流行しています。毎年恒例になっています。
中国では、鳥インフルエンザの感染者が出ているそうです。
人体の防御力、免疫力を誤解していないだろうか?
免疫力は、菌の感染後に発揮されるものです。
菌が体に侵入し、体内に定着するすることを試みます。
この時、体内常在菌と侵入菌のコロニー争奪戦が始まります。
体内常在菌種が減少してい人は、侵入菌が、コロニーを獲得して繁殖するのが、容易になり、感染しやすくなります。
侵入菌を定着、繁殖させないのは、体内常在菌の役割なのです。
殺菌剤で、99%除菌してもしばらくすると、菌密度は、元に戻りますが、もとの菌叢には、戻りません。
菌種が少なくなり、抵抗性を持つ菌種が現れてきます。これが反衛生仮説です。
体内の常在菌種を維持することは、非常に重要なことです。
これが、熊菜の役割なのです。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする