免疫寛容

2018年03月21日 | 腸内細菌育成野菜
食べ物は基本的に異物であり、分解が不十分なまま腸などの組織に入ると、免疫反応を起こしてしまう可能性がある。
常在菌や食物に対して、免疫反応が起きてしまわないように身体には免疫反応を抑制する仕組みがあり、これを「免疫寛容」という。
異物である細菌や食べ物が体内に入ると免疫システムが反応するのは自然なことです。
食べ物を食べても平気な訳は、一つは消化作用。食物アレルギーのアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)は、たんぱく質が多く、消化に行って小さなアミノ酸に分解されてしまえば、免疫システムから攻撃されにくくなる。
もう一つは、口から入った食べ物に対して免疫反応を起こさない「経口免疫寛容」がある。
腸内フローラの細菌の分泌物には、ナイーブT細胞(免疫細胞)を制御型T細胞(制御型免疫細胞)に変化させる成分を分泌する働きがある。
消化も経口免疫寛容も腸内フローラの多様性が重要で、腸内細菌の種類や数が十分でなかった場合、たんぱく質を分解しきれなかったり、分泌物が不足し、経口免疫寛容が起こらないようなときには、アレルギー反応が起こりやすい。



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2018 如月 弥生

2018年03月19日 | 生物共存農法
如月、弥生は、ベビーリーフやリーフレタスの収穫をしたり、小ネギの周年栽培を調べたりしていました。


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