究極の野菜栽培

2012年12月31日 | 生物共存農法
安全性が究極の野菜!
安全性が究極の野菜とは、薬剤が未使用で、細菌数ゼロの野菜。
空気の遮断、自然光の遮断、土及び代替え品の未使用、水耕栽培の禁止。
完全密閉型の施設で、播種、収穫以外の人の侵入禁止。これは、昆虫、細菌の侵入を防ぐことを目的にし、無防除を実現しています。
この努力によって食品衛生法に合格する細菌ゼロの野菜栽培が行われています。

食品衛生法でいう細菌ゼロは、培養法で、分離培養できる細菌がゼロと言うことです。
分離培養できる細菌は全細菌の、1%以下だともいわれていますが、分離培養できるほどの生命力がないと人への感染力は、ないとも言えます。

効用が究極の野菜!
野菜は、カロリー(タンパク質)を摂取することを目的に食べられたのではありません。
体の健康維持、機能維持を目的にしていました。
究極の効用野菜を作るには、
イネ科の植物の生息が少なく草が十分に生育する畑に、種をまく場所の草を抜き、種をまく、周りの土を少し削り土をかける。水をかけて終わり。土を耕すことは行わない。
肥料、たい肥、薬剤などは、言語道断、与えない。
畝は、土を削りできた高さとする。発芽しやすいように新聞紙などを被せておく。
蒔いた、野菜のテリトリーを形成させる。
植物には、アレロパシーがあり、ほの植物の発芽を抑制する作用があります。
テリトリーを形成させることは、非常に重要なことです。
テリトリーを形成すると害虫の侵入を抑制したり、病原菌の繁殖を防ぎます。
この後は、何が起ころうと、手を入れない。
野菜は、昆虫、細菌の拮抗作用のバランスで育ちます。
究極の自然有機栽培です。

究極の安全性、究極の効用野菜を栽培したいのですが、非常に難しい。





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野菜がしおれた! どうしよう

2012年12月28日 | 生物共存農法
葉物野菜のほうれん草、レタスがしおれたら、
我が家では、水に2~3時間ほど漬ける。
見事に復活する。レタスなどは、そのまま、洗って食べる。

野菜は蒸散作用で水分が抜けていきます。
水に漬けて、抜けた水分を補うことができるのです。

野菜の水分、養分は、師管、導管で移動し、補給を行うと思っている人も多いと思いますが、水分、養分の移動で、重要なのは、シンプラスト、アポプラストといわれている細胞壁の間、細胞間の移動です。

熊本弁では、「しおれる」ことを「しなびれる」といった記憶がある。

シンプラスト、アポプラストに水分が補給されると、元気になりますが、収穫した時と、同じになるわけではありません。
水に漬けて、戻らないのは、細胞壁のセルローズの形成が弱ことと、生育期間中にシンプラスト、アポプラストによる水分、養分の補給が少なかったのです。キュウリを一夜漬けにするとカリカリしないのもセルローズの形成が弱く、細胞壁が浸透圧で壊れるからです。
菌根菌には、根の表面にいる外生菌根菌、根の表面から植物細胞内に菌糸をを伸ばす内生菌根菌がいます。
植物細胞内に菌糸を伸ばすということに驚かれるかもしれませんが、それが植物と微生物の共存なのです。
菌根菌の菌糸は、養分、水分の移動、病原菌が植物細胞内に菌糸を侵入させることの抑制などを行っています。

細菌、微生物は、怖いものですが、思わぬところで活躍しています。活躍の場を壊さないこと重要だと考えています。

今年の4月頃、パソコンが壊れた。購入を考えたら、もうすぐ夏、夏モデルを待つことにした、8が出ることを知り、8を待ったら、12月になった。
早々。
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血糖値とインシュリンと植物繊維

2012年12月26日 | 生物共存農法
カロリーoffのドリンクや食事をしたり、血液中の糖分消費のために毎日の運動習慣欠かせないなど、
血糖値を気にする人が増加しています。
血糖(血液中の糖分)は、人の運動,頭脳を支えるエネリギィーなのですが、

血糖値の上昇は、インシュリンの分泌が少ないことが原因だといわれています。

インシュリンは、膵臓のランゲルハンス島から分泌されます。
インシュリンの分泌は、未消化の植物繊維が小腸の腸壁を刺激することで分泌を促します。
食物繊維は、食事で自然に取れていると考えがちですが、今の食事で小腸まで届く食物繊維は、意外と少ないものです。
野菜の質の問題なのです。
食物繊維(セルローズ)は、植物細胞壁の主成分です。
野菜の細胞壁を丈夫にするために、シンプラスト、アポプラストを盛んに行う野菜栽培、根圏生物、菌根菌の育成などが重要になります。
丈夫な植物細胞壁の野菜作りのために熊菜は、無農薬、無防除、無肥料の生物共存農法をしています。



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