冬虫夏草発生!

2011年09月24日 | 生物共存農法
アスパラガスにやっと、冬虫夏草が発生しました。
昨年も今頃の時期の発生だったと思います。

以前、中国のオリンピック代表が、体力増強に冬虫夏草を利用しているというニュースがあり一時ブームになりなした。それが冬虫夏草と出会ったきっかけです。
それから年月がたち、生物共存農法を始めて、きわめて汚染が少ない自然の野山でのみ発生が確認できる冬虫夏草。

薬剤汚染が、少ないことを自負する生物共存農法において、冬虫夏草は、『発生している。』発生がなければ、通常栽培の農業と変わりがない、という考えが、頭を過ってしまいました。今まで冬虫夏草が発生する。農業は、聞いたことも見たこともなく、冬虫夏草を調べる為、5,6冊の本を読みました。

はたして、住んでいる地域に冬虫夏草は、生息しているのか、という疑問があります。
中国の限られた土地で取れる。虫にキノコが生えた物を冬虫夏草と呼ぶ。と漢方の本にありましたが、同種の菌は、4種類あり、キノコ(菌糸)の発生する完全態、キノコの発生しない不完全態が日本にも生息している。日本は、雨が多く菌の宝庫だそうです。
冬虫夏草の種類は、幼虫、蛹、成虫の全部、虫の種類は、ほとんどすべての虫。

冬虫夏草の写真を見ていたら、『いた。』アスパラガスの中にいた。探すまでもなくいた。不完全態。

3年前に、我が家の薬剤の汚染は、冬虫夏草が発生する汚染範囲と決めました。発生し初めて、4年ほどになります。





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きゅうり定植

2011年09月02日 | 生物共存農法
8月29日 播種。品種;キセキ、床土;宮崎焼土。
9月 1日 鉢上げ。育苗土;かぼちゃと同じ。
      カスピ海ヨーグルト、純粋はちみつ、水にがり、1回灌水。
      甜菜糖からはちみつに変えた訳は、なんとなく
      はちみつ5000倍は、微生物の繁殖が、黒砂糖、甜菜糖より、いいような感じです。
9月14日 定植。

今回の定植圃場は、イチゴ2作、野菜1作後の定植です。3年ぶりにトラクターで耕耘して、畝を作り替えます。
畝と畝の間の溝に、3年分の草が入れてあります。草がたい肥化して、溝土の養分濃度は、高くなっています。耕耘で土を撹拌し、養分濃度を拡散させることが目的です。微生物の活動が盛んになります。さらに活動が盛んになるように、魚粉、ヨーグルト、はちみつ、にがりを散布。畝を作り、2週間後に定植。
収穫予定は、10月中旬。

きゅうりは、一般には、かぼちゃを台木として、高収量、耐病性向上のため接ぎ木します。
我が家に場合、接ぎ木は、致しません。
きゅうりは、世界で一番栄養価の低い野菜です。ですから、どのきゅうりを食べても味は同じといわれるゆえんです。
台木のかぼちゃの根は、かぼちゃにあった養分を吸収し、きゅうりの葉で光合成された養分は、一部台木のかぼちゃの根に移動し、きゅうりとかぼちゃのハイブリッドの根圏微生物が集まります。接ぎ木は、きゅうりの味、栄養価にとって適当ではないと判断しているからです。

アスパラガス復活、イチジク出荷中、春日ぼーぶら出荷中。

春日ぼーぶら(かぼちゃ)
6月初旬に草置き場の隅にかぼちゃの種を10個ほど入れます。そして放任。
結果、ぼーぶらと草が共存し、栽培地は、虫、小動物の夏眠場所になり、草の中を探すと、てんとう虫、アマガエルを見つけることができます。
土壌細菌、葉面細菌が整った自然の草地と同じ条件で育てたぼーぶらです。




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