気持ちの良い気候なのでどこかへ出かけなければ勿体無い(かといって遠方へは元気も時間もない)
…ということで美術館(室内ですが)に足をはこびました。
"トルコ至宝展" (この写真に惹かれ)
国立新美術館はガラス越しに緑が沢山みえて気持ち良いです。
トルコといえばかつてはヨーロッパ地域を支配したオスマン帝国。(1299-1922)
世界史はやったけど、東ローマ帝国を滅ぼしてなんか一時絶対的権力を広げていた国だったよな くらいしか覚えていません。
ちょこちょこ調べると最盛期は10代皇帝のスレイマン1世。(1520-1566)
こんな人
法も整備して立法帝とも呼ばれたらしい。
そして今回は23代アフメト3世(在位 1703-1730)のチューリップ時代にスポットを当てていました。
こんな人。
皆超ボリューミー。まあなんでも恵まれていますし、威厳はでますね。
当初から歴代皇帝が住んでいたのはイスタンブール市街の半島にあるトプカプ宮殿だそうで、現在では博物館になっているのでそこからの展示品来日です。
チューリップ時代とは領土縮小と引き換えに和平を得たアフメト3世の時代にチューリップの栽培が盛んになった事によるそうです。
この頃には西欧の文化を積極的に取り入れて繊細な芸術品が多く生まれたようです。
皇帝の儀式用カフタン。めちゃ大きかったです。
詩集の表紙
七宝焼きバラの香水入れ
これ以外に日本と交流した作品(チューリップ文様のある伊万里焼など)もありました。
かつてはイスラム圏のオスマンの力は凄かったのですねぇ。
改めて世界史選択だったのに覚えてないし、何より日本人なのに日本史を何も知らなくてすみません(≧∇≦) という感じです。