9月の活動内容

・夏休みが終わり2学期が始まりました。
緊急事態宣言発令中のｽﾀｰﾄとなり、例年とは違う始まり方となりました。
ｺﾛﾅｳｲﾙｽの第5波が猛威を振るう中での学校開始。
子ども達への感染拡大も心配される中、子ども達の反応としては、感染する事への不安よりも授業が少ない事、給食を食べて下校出来る事が嬉しいといった様子も見られました。
長引く自粛生活の中で、子ども達の危機感も薄れつつあったり、何の為にﾏｽｸをしたり、何を気を付けなければいけないのかの理解が難しい様子も見られます。
改めて周りの大人が注意をし、対策を取る事が必要であると感じます。
ﾚｽﾄでは、おやつの時には換気をしたり、黙食をするように話しをしています。
なぜ黙食をするのかなど、その都度説明をしています。
ﾚｽﾄに来ている子どもの中には授業時間が少ない事で、落ち着いて新学期をｽﾀｰﾄ出来ている子もいます。
修学旅行など、学校行事が延期されたり、中止となる事で残念そうにしている子と様々です。
10月からは通常授業に戻るようなので、子ども達の負担も増えていきます。
子ども達の感染対策は引き続き徹底しながら、楽しく遊んで過ごせる時間も大切にしていきたいと思います。

・夏の暑さも少し和らぎ、公園で遊べる季節となりました。
今年の夏休みは、ｺﾛﾅｳｲﾙｽ、熱中症警戒ｱﾗｰﾄ、停滞前線となかなか外に出て身体を動かす機会がなかったので、久しぶりに公園で遊べる事は子ども達にとっても嬉しい様子です。
成長期の子ども達にとって外に出て、日光を浴びながら身体を動かす事は心身の健康にも必要な事かと思います。
これからの季節は外で過ごすには最適な気候となるので、出来る限り外に出て身体を動かして過ごしたいと思います。

・手先を使う遊びや作業に取り組んでいます。
思うように手先を動かせない事で消極的になったり、根気良く取り組めない様子が見られます。
自分で頑張る前に「出来ない」「やってください」と諦めている子もいます。
「やってください」「助けてください」と相手に頼む事も大切かと思いますが、少しでも一人で完結出来る事があれば自信に繋がるかと思います。
継続して取り組み続ける事で「出来た」という経験を積み重ね、前向きに取り組めるように声をかけていきたいと思います。

・自分の身の回りで起きた事を、自己紹介の時や雑談の中で話してくれます。
「どこで」「誰と」「何をした」を取り入れて話せる事が少しずつ出来るようになってきています。
しかし、「いつ」を伝える事が苦手な子が多くいます。
なかなか時系列を理解して話す事は難しいですが、ｶﾚﾝﾀﾞｰを使ったり、曜日を確認したりする事で、今日の事なのか、昨日の事なのか、少し前の話しなのか、一緒に考えながら伝えられるようになればと思います。