涼しげな風が吹きはじめ、秋の訪れを感じます。公園の景色にも変化が見られてきたので、子ども達と一緒に草花の観察をしました。平和公園にはたくさんのどんぐりが落ちていました。「ここにたくさんあるよ!」とお友達に教えてもらうと嬉しくなり、仲良く拾う姿がみられました。奥まで進むとまつぼっくりも落ちていました。遊歩道に落ちていたので少ししか見つけることはできませんでした。一人占めせずに観察する事ができていて、みんなで共有する事が自然とできるようになってきていると実感しました。また、いつも遊んでいる井上公園では、落ち葉を探しました。赤や黄色、少し緑を残している葉っぱなど、色々な葉っぱが見つかりました。その日は室内に戻ってから拾ってきた葉っぱを参考にして自分だけの葉っぱを作りました。大きな葉っぱ、様々な色味のある葉っぱ、鮮やかなイチョウの葉っぱなど子ども達の個性が見られる葉っぱがたくさんできました。壁面の枯れ木に飾ると秋らしさがぐんと増しました。観察する、自分で作るといった経験から「この葉っぱ茶色いよ!」と話してくれることが多くなり、景色への関心が強くなったように感じました。
お友達紹介では、2人もしくは3人組になり紹介してもらいました。事前にお友達の情報を聞き、覚えなくてはなりません。どこの学校、学年、好きな色などです。普段あまり交流のないお友達でも和気あいあいとお話しを出来る子がたくさんいました。目的があることで話しも膨らんだように思います。前に出るとピシッとした態度に変わり、はきはきと話す事ができていました。繰り返し行なっていくと、人前に出る事を意識できるようになっていたり、丁寧な話し方を心がけられるようになったりと、取り組み方の変化がみられます。相手の話しを聞いていく事も大切ですので、発表を聞いていく時の態度についても繰り返し伝えていきたいと思います。
歌の時間には、初めての曲「小さな世界」を練習しました。歌を知らないお友達もよく音楽を聞いていました。手拍子をしたり楽器を使ったり、体でリズムをとることも加えました。練習するたびにどんどん大きな声で歌えるようになりました。テンポが早く難しいところもあるのでみんなで歌える様になるまで時間がかかると思います。聞く機会を増やしたり、なじんでもらえるような工夫をして練習を続けていきたいと思います。
朝晩の気温が下がってきたことで上着を持って来る子が増えてきました。日中の気温により、公園やお散歩など外に出る時に上着を着ることがあります。帰って来た時には玄関で上着を脱ぎ、ハンガーにかけています。袖をのばして肩をそろえてかけられる子も多いので、年齢の低い子や新しいお友達のお手本となって続けていってもらいたいと思います。また子どもの動きを見ながら声かけをして、自分で判断していけるような練習もしていきたいと思います。
季節の変わり目で体調の変化も出やすくなりました。衣類の調整、手洗いうがいを徹底していきたいと思います。