雪解けして穏やかな午後。そして、晴れときどきニャン。

天気予報では、関東甲信地方で再び大雪の恐れもあるとのことでしたが、

幸いにも甲府は大した積雪はなく、不穏な気配も午前のみとなりました。

写真は、史跡武田氏館跡の大手、整備した史跡公園付近から躑躅が崎方面を

とらえた朝８時の写真です。

甲府盆地を囲む山々や、甲府北部の野山は真っ白に雪化粧で、

躑躅が崎館の名称の由縁たる躑躅が崎の尾根の先から要害城方面には霧がかかり、

幻想的な雪景色でした。

信玄公もかつてはこうした風景をご覧になっていたのでしょうか？

風流を好んだ信玄公なら、和歌でも一首詠みそうな、そんな風景でした。

館からは発掘調査で火鉢なども出土していますので、

そうしたもので寒い冬場は暖を取っていたのでしょうか。

そして、お昼前にはおひさまが顔を出し、一気に雪解けとなりました。

暖かくなると、どこからともなく現れるのが、人の気配のなくなったミュージアムを

パトロールする猫たち。

ニャンニャンパトロール隊は、先週の雪では足元が冷たいのか、あまり活動の

痕跡もなく、姿もお見かけしませんでしたが、

暖かくなった今日の午後は、ちらほらと姿をお見かけし、

中にはひだまりでまったりと休憩するニャンも。

ヤル気０で、収納していた雨戸がなくなった戸袋で、まったりとくつろぎ中。

あまり見かけない顔ですが、新入隊員にしては恰幅もよく、大きい。

そして、かなりふてぶてしい。

おぬし、もしや、カフェのスタッフさんが言っていた猫バス？

となりのトトロに出てくるキャラクター似の大きな猫なので、

猫バス、と勝手に名付けられているのです。

たまに出没するらしいので、かなりのレアキャラです。

ゆっくり近づいてもおひさまのぬくもりには勝てないのか、まったく逃げる気配もなく、

穏やかな表情で、目を閉じてくつろいでいました。

桔梗屋さんのカフェも臨時休業中ですので、開店したら聞いてみよう♪