16日の散策会、無事終了

2024-03-18 23:02:07 | イベント
ご案内しましたとおり、16日(土)に史跡武田氏館跡散策会&発掘調査現地見学会が
晴天の中、無事に終了いたしました。
事前応募などなく、参加自由のぶらり散策会でしたので、実際にどのくらいの人数が集まるか
わかりませんでしたが、市内・県内外から30名がご参加されました。
信玄ミュージアム北側の芝生広場に集合して、約2時間半の予定でスタートでした。

館跡の南側を区画する梅翁曲輪へ移動し、令和3年度に一部整備が終わった土塁の上を
ゆっくりとウォーキング。
そして、梅翁曲輪を突っ切って戦国時代の馬の骨が出土した場所をご覧いただき、
西曲輪の中へ。
そこで、武田神社境内とをつないでいる土橋の堀の北側の調査地点を見学でした。

堀の調査は、また4月以降に再度成果と課題を整理して、令和6年度内に再開の予定です。
そのまま北に向かって歩いて行き、西曲輪を出た正面に築かれている石塁を見学。
大手と同様、武田氏時代の馬出と思いきや、掘ってみれば滅亡以後に築かれた石塁でした。
武田氏が滅んだ跡、徳川・豊臣氏も再利用しましたので、その時の構造物です。
今までコロナ禍の中では自由にご覧いただくことができなかったので、久々のしっかり
見学モードの
散策&見学会でした。

発掘現場は、最後に館の範囲確認をしている北側へ移動しました。
部分的な調査ですが、石が直線的に並べられたものや、堀跡などが確認されておりまして
そちらをご覧頂きました。
そして、最後に大手に戻って、発掘調査で出土した石塁と同時代で、先に調査されて
復元整備されている大手石塁をご案内しました。

風もなく、穏やかな中の散策会となりましたが、この日は気温も急上昇で、冬着ではとても
居られないほど暑くなりまして、参加した方も終わる頃には薄着になる方や、水分補給を
する方が多く、かなりお疲れモードでした。

そして、今月も躑躅ヶ崎歴史案内隊の皆様の活動もあります。
散策会には局長もご参加されていましたので、情報もアップデートされていますよ。
明後日20日(水・祝)ですので、ぜひお声がけ下さい。


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