昨年4月に発行した『こうふ開府500年記念誌~甲府歴史ものがたり~』を教材に、9月から信玄ミュージアム(甲府市武田氏館跡歴史館)で開催している「信玄ミュージアムで開府500年記念誌を学ぶ教室」が最終回(最終章)を迎えました。
第10章は、「たちあがる~火災の恐怖に立ち向かえ~」と題して、歴史文化財課の金子講師が説明しました。なかでも、江戸時代の甲府城下での大火災を取り上げ、防火の心得、消防の歴史、頼りになる鳶(とび)の紹介等を細かく学びました。「破壊消防の技術は現在の梯子乗りの伝統に受け継がれているんです」という説明に、皆さん納得されていました。
この教室は、全10章、各章を午前と午後の2回開催しました。大勢のご参加をいただき、ありがとうございました。