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岩手県一関市藤沢町で工務店を営業している「菅原木工」が、住まいや地域の情報と、個人的趣味の情報をお届けします。

【災害対策】 絶対必需品 毛布(エマージェンシー・ブランケット)

2011年07月20日 | 災害対策

 

暖をとるだけでなく担架の代わりにもなる超スグレモノ



夏場にしても、冬場にしても、夜露は身体に害になるものです。


特に寒さは体温ばかりではなく、体力も確実に奪っていきます。


家がなくなれば、外で暮らさなければならない状況も考えられますし、また毛布などの準備がない学校などで数日間、避難生活を強いられることも考えられます。


防災袋に毛布は大きすぎますし、そんな状況で布団など持ち出せるわけがありません。

そこで、便利なのが「エマージェンシー・ブランケット」です。


現在いわれているところのアウトドア、バックパッキングなどを体系化した人物にコリン・フレッチャーという作家がいます。


アウトドアのバイブルというべき「コンプリート・ウォーカー」という著書の中で、彼はエマージェンシー・ブランケットについて次のような紹介をしています。

「最近、あるバックパッカーから持って行って損をしないサバイバル・アイテムとしてスペース・ブランケットが一番です。」という手紙を受け取った。アルミニウム箔を蒸着したこの超軽量シートは確かに持っていく価値がある。毛布の代用としてこれにくるまると、放熱する体温の90%までがアルミ面で反射されるのだ。」


ここでいうスペース・ブランケット(宇宙毛布)あるいはエマージェンシー・ブランケットは、宇宙飛行服用のアルミ繊維を素材にしたシートで、たたむと握りこぶしくらいの大きさになるスグレモノのことです。

広げてみても、ただのペラペラのアルミシートにしか思えないのですが、防風・防水効果に優れ、毛布3枚分の保温効果があるといわれています。大きさといい、機能といい、これは是非ともおすすめしたい防災用品です。


価格も手ごろですので、家族の人数分を備えてもさほどの出費にはなりません。

この製品のいいところは、毛布としてだけでなく、広げて使えば即席の担架にもなる点です。

また、焚き火の後ろに張ればストーブのように熱を反射しますし、空から救助に対して信号・目印にもなります。


毛布の備蓄は大変です。

政府や自治体の方々にもぜひ、注目していただきたいサバイバルグッズです。


(出典 マグニチュード手帳 [最新改訂版]~地震・災害マニュアル~ より)


冬場の災害に不可欠なものは毛布である。寒さは人間の生きる気力を失わせ時には凍え死ぬことも考える。しかし、毛布1枚でも身にまとうことができれば、生きる気力と安心が芽生えてくる。

全身を覆える大きさの毛布を用意しておきたい。


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