お施主さんからホースが裂けて使えなくなったので処分してほしいと依頼を受け掃除機を引き取ってきました。
ホースが裂けていただけで電源は入る状態でしたので、思い切って修理してみようと思いました。
日立の掃除機のホースの修理は以前にしたことがありました。
日立の掃除機はリモコン式のホースのため、裂けたところを切り詰めでまた差し込むだけの簡単な作業でした。
今回は、1998年製の三菱の掃除機TC-MA70です。
コントローラが有線のためホース内部に配線が巻かれているタイプです。
ホースはコントローラー部分の根元から裂けていました。
ホースを外すことができず「掃除機 ホース 修理」で検索していると、ペットボトルのラベルを利用したホースの応急修理例が多数載っていたのでやってみることにしました。
ペットボトルのラベルを剥がし、ホースの裂けている部分にあてます。
そこにドライヤーをラベルに付くぐらいの至近距離で温風を吹きかけると、ラベルがみるみる縮んでいきます。
1枚では心配なので2枚重ねて貼り付けました。
最後にガムテープを巻いて完了です。
これで吸引力ももどり、またしばらく使うことができます。
紙パックは100円ショップの各社共通タイプで対応できます。
捨てればただのゴミ、直せばりっぱな道具、ちょっとしたエコでした。


