
タカラスタンダードから発売されていますシステムキッチン「レミュー」を取り付けました。
長さ2.73mのI型のキッチンです。
人造大理石の天板で引出しタイプの収納となっています。
引出しタイプの収納は今や当たり前のしようとなっていますが、タカラスタンダードのキッチンでは、タカラならではのホーローを使用していますので、他社の木質系のキッチンと比べると汚れにくく、汚れが拭き取りやすくなっています。
内部もホーロー若しくはスチール製ですので、一部他社製品のような木質系のキッチンと違い、キッチンの腐食が進みにくく、長く愛用することができます。

高級感のある人造大理石は、肌触りがよく、シンク内部も人造大理石となっています。

シンクの人造大理石の厚さは、Panasonicのシステムキッチン「リビングステーション」よりも厚く、割れにくいような感じを受けました。
価格も他社メーカーよりも抑えた定価設定になっています。
【タカラスタンダード レミューの不満点】
人造大理石のシンクが浅い!
人造大理石のシンクが、これまで使っていたステンレスシンクよりも浅いため、シャワーの水がはね返り、シンク前での作業の際に服がぬれる場合があります。
シンクの残飯汚れが流れにくい!
スクエアタイプのシンクでモダンなイメージを感じさせますが、残飯が入り隅部分にいってしまいます。
また、ステンレスと比較して、表面がざらざらしているので、残飯等の汚れが排水溝に流れにくくなっています。
水きりのカゴがショボイ!
水きりのカゴが標準でついてきますが、100円ショップで売っているレベルのカゴとなっています。
もうちょっと、箸やスプーン専用の水きりスペースや皿などを立てるなどカゴに工夫がほしかったと思います。

【タカラスタンダードの不満点②】
お客様に優しくない取付施工費!
2.6mのI型のキッチンと1.0mほどのキャビネットが1台の取付工賃が134,000円(定価)。
普段は、タカラスタンダード専門の業者が組んでいきます。
そのため、簡単にほかの人がキッチンを組めないよう、他社メーカーにはあたりまえにある「組立説明書」がなく、専門の業者に組み立ててもらうしかないようなシステムになっています。
ちなみに、今回のキッチンは、1回タカラスタンダードのキッチンを組んだことのある人ならば、2人で1日で組み立てる代物です。
今回取付のキッチンは、オプションでアルカリイオン浄水器がついていますが、人造大理石には浄水器用の穴がなく、現場での穴あけ取付となっています。