五郎八姫の仮御殿跡
仙台市西道路国道48号線愛子バイパス栗生団地交差点の南側、蕃山山裾の畑地に西館跡があります。
ここは、徳川家康の六男松平忠輝に嫁ぎ、忠輝改易後に離縁させられて仙台城二の丸西御殿に住んだ、伊達政宗の娘五郎八姫の仮御殿でした。
「安永風土記」によれば、当初は山岸修理の屋敷で、ついで1636(寛永13)年まで茂庭綱元の屋敷となり、その後、御殿として普請されたと云われています。
1986(昭和61)年の調査では、御殿敷地出入り口部分で通路を構築する2段の石垣が24mにわたって検出されています。
西館跡地周囲に土塁らしきものが確認できます。
跡地北側には小さな祠があります。
跡地内には「クマ出没注意」の看板や、イノシシ捕獲用の罠がありますので、注意が必要です。
【西館MAP】
https://goo.gl/maps/ejVpCxCBn7R2
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