明かりは心を落ち着かせてくれます。
突然の暗闇は、人を不安や恐怖のどん底につき落とします。
いつも明かりの中で暮らしている現代人は、ちょっとした停電でも不安に襲われます。ましてやそれが、一晩も二晩も続くような大停電になると、おそらく大部分の人がパニックに陥るでしょう。
人間は暗闇に弱い生き物なのです。
明かりを得るための1本の懐中電灯は災害時に命を救ってくれる水先案内人。
基本的な防災用品として第一に備えておくべきものです。ただし、その1本は、どんな状況でも使えるタイプのモノを選ぶことが大切です。
過去にガス漏れしている場所で懐中電灯を点灯してガス爆発が起きた、という事例があるのです。
懐中電灯選択のポイントは、機能や耐久性をよく確認することです。同時に『明かり』の機能だけでは不充分です。
たとえば、窓ガラスを割って緊急脱出しなければならないような場面で、懐中電灯が『ハンマー』の代わりになったら、どれほど心強いでしょう。
テントのペグが打てたら、小さなジョウゴになったら、これ以上便利なツールはありません。
こんな機能を持つ懐中電灯が『マグライト』なのです。
このライトは、ジェット戦闘機と同じ堅牢なアルミ合金でできています。明るさは通常の20倍、連続点灯で4時間使え、焦点調節もできます。
さらに、本体尾部を外してスタンドにすると、ちょうどロウソクと同じように広範囲の灯りが得られるのです。
防水機能も高く水中でも使え、予備の電球もついています。
ニューヨーク市警やロサンゼルス消防署などが採用していることからもその機能性の高さは証明されています。
いろいろなサイズがありますが、丈夫な大型タイプのものと、単三電池を使う『ミニマグライト』がおすすめです。単三電池は家庭内で使用頻度の高い電池なので、たとえ電池が切れても他の電気製品から取り出して使えるという利点があります。
その他、懐中電灯の世界でも急速にLED化が進行しています。
基本的に球切れが無い、というのは、非常時に使うことの多い懐中電灯にとって、なんといっても大きいが、もうひとつ、バッテリー消費が少ない、という点もメリットとしてあげられるだろう。
バッテリー消費が少なければ、同サイズでも長時間点灯できるし、逆にバッテリーを小さくつまりボディを小型化することもできる。
また、どんな電池を使うか、という観点から、懐中電灯をセレクトするのもありだろう。先の震災で皆が買い求めたため、全国で単1、単2電池の在庫が尽きたのは記憶に新しい。
確かにかつては懐中電灯の電池といえば、その二つが基本だったが、省電力のLED時代、入手しやすい単3電池タイプのものを用意しておくというのも手です。
一方で、たとえば、シュアファイアなどのように、高出力な電力を必要とするライトの強力な光を求める場合はまた話が違う。元々軍用に用いられることも多い懐中電灯、その信頼感と高機能は、多少価格が高くついても他と変えられるモノではありません。
とりあえず、「どれか1本」用意せねばと適当に決めるのではなく、「どこに」「どの位の頻度で」使うのかを見極めた上で、懐中電灯を選びたい。
TPOによって、「BESTな1本」は違うのだから・・・・
※必ず年に一度は電池の交換を、同時に半年に一度はライトを点灯を確認チェックするようにしてください。
![]() フラッシュライトの代名詞!「マグライト」MAGLITE マグライト4D-CELL (DC4/BLACK) |
(出典 マグニチュード手帳 [最新改訂版]~地震・災害マニュアル~ MONOマガジン №654号より)
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