3~7日分くらいの食料は用意しておきましょう!
乾パンより栄養があって、保存期間が長く、しかも美味しいという保存食は今日ではいろいろありますが、その代表的なものが『インスタント食品』です。
最近では保存技術も進んで、例えばスペースシャトルなどで使われるNASA 開発のものなどは25年間という長期備蓄が可能になっています。また、百貨店やアウトドア用品店などで買えるアルファ米は5年間保存ができ、食べる時も水をいれるだけでご飯になるという、災害時には欠かせない主食です。
こうしたドライフーズの利点は、なによりがさばらないことです。
防災袋に余裕のあるなら、少しでも多くのこうした食料を備えておくようにしましょう。
スーパーなどで普通に買えるレトルト食品も、なるべく賞味期限の長いものを選ぶこと。
缶詰はいろいろな種類がありますが、せっかく用意したのに《缶切り》がなくて食べられないのでは困ってしまいます。
ポイントは、缶切りのいらないパッカン・タイプのものを揃えておくこと。
カップ麺などもあるにこしたことはないのですが、防災袋に入れるにはがさばり過ぎます。
別にまとめておいたり、車のトランクに1~2ダース常備しておいたりすると便利でしょう。ただ、スパゲッティやマカロニといった乾麺のほうが同じ体積でも食べられる量が多いので、非常食としての利用価値は高くなります。
そして、水やその他食料と同じく、インスタント食品も保存期間が過ぎたものは新しいものと取り替えるという注意が必要です。
(出典 マグニチュード手帳 [最新改訂版]~地震・災害マニュアル~ より)
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