3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

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CG(ポリゴン)から作ろう 4

2005年08月02日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
できました。いやー楽しい(笑)
Shade 7でモデリングしたクルマが、本物の(?)ミニカーになりました。
結構それらしいですか?

CGとかCADとかいいますが、実はCADもCGの仲間だと考えられます。
(コンピュータで絵を描けば、それはCGですから)
それらを分けている基準はどこで規定されているわけでもないのですが、
一般的には、3次元形状をどういう手法で定義しているか?… で分かれているようです。

CGは、ご存知ポリゴン、という手法です。手っ取り早く言えば初期の頃の
ゲームキャラを思い出してください。カクカクしてる細かい面の集まり・・・です。
この細かい面は、3つの点を直線で結んだだけの面です。3本の直線で出来ているので、
ひとつひとつの面は曲がってないんです。細かく集めて、ちょっとずつ面どうしに角度を
つけることで曲面っぽくみせてるんですね。遠目に見たり、色を塗ったり、他の画像をポリゴンに
貼り付けると、それっぽく見えるって仕組みです。
この原理は色々製品がありますが、3ds MAXとか、Shadeとか、LightWave 3D とか、
恐らくはみな同じです。

片やCADは、(色々な手法が過去にはあったのですが)NURBS面、と呼ばれる
曲面も使って3次元を定義しているんですね。すごーくカンタンに言うと(笑)
こっちは、カクカクしてないんです。なめらかなんですね。でっかい曲がった面で出来てると
思ってください(うわ、乱暴)。ポリゴンと呼ばれる平たい細かな面の集まりとは違います。
CADと呼ばれる製品、Rhinoceros、AutoCAD、CATIA、Pro/ENGINEER、Unigraphics、SolidWorks、thinkdesign…みんな同じです。

「え?でもこのミニカー、カクカクしてないじゃん!…」
はい、見た目には、そうなんですね。
でも、本当に細かく求めていくと、このミニカーも、実はカクカクしてるんです。

「へーそうなんだ… でも、この程度のカクカク具合なら、十分なんじゃないの?…」
そうなんですね。
そう言ってもらえる「製品」、または「製品になる前のある段階のモノ」であれば、
このCG(ポリゴン)から作ろう!は、とても有効だと思います。

だって、世の中にある3次元で作られた形状データは、たぶん圧倒的にポリゴンの方が
多いんですから。ソフトウェアも安いですし、使い方も簡単です。情報も多く、本も
結構出ています。こういう周辺環境って、結構大事です。

一度、ググってみてください。検索する言葉は、「CG ガンダム」です(笑)
みんな、スキですからね。

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