梅雨…ですねぇ…
湿潤であることは良いことが多いけれど、毎年この時期はどうにも困っちゃう。
世間は不景気の話題なんぞが日常的になっていて、今年はジメジメ感もアップ気味だ。
そんなご時世ではあるけれど、ここ半年くらいで
「3次元プリンター」とか、「立体出力」とか、「立体プリンター」なんかが、少し一般的なコトバに
なって来たようで、これはこれで嬉しい。
コトバが発せられるということは、「概念」を持ったということだから、着実にこういった技術や道具が
「知られて」来ているのだと、実感することが増えている。
メディアやら何やら、色々な要因が重なってのことだと思うのだけど、ここ秋葉原UDX4階
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の活動はそれに大きく貢献していると思う。
(お願いだから、そう思わせて…)
皆さんあまり気付かれないと思いますが、
「3次元形状データをもっともっと一般的にするんだ!」
「そうしなきゃ、ダメだ」
というワタシの個人的野望(笑)は、もう10年近く大きなシナリオの上で
着実に実行されて来ている。
(ホントだってば…かつての同僚の皆さんはきっとご存じだろう)
…まぁ、シナリオは大きく、実行は行き当たりばったり…なんだけどねぇ(爆)
困ったもんだ。
そのシナリオから導き出した順番としては…
「できるぞ」→「スゴイぞ」→「安いのもあるぞ」 ね。
今回は、「スゴいぞ」の番だ。「できるぞ」は、そろそろいいね。
つまり、次は「安いの」に行くのだけど、今回は「スゴイ」のところ。
さて、みなさんお楽しみ
復活のワンフェスは、舞台を幕張に戻して7月26日(日)に開催されます。
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」も、卓数を3つに増やして参加します。
今年の目玉は… 「立体プリンター」「3Dプリンター」と呼ばれる類の中でも、
平滑さ(=表面の滑らかさ)に定評のある二機種を持込む予定。
ドイツ envisionTEC社製『PERFACTORY』:協力 鈴峯さん
イスラエル OBJET社製『Alaris30』:協力 ファソテックさん
さらに、機械がデカ過ぎて持ち込めないけれど、出力サンプルは持ち込むぞ、
というワンフェス初公開の機種もご紹介します。
ドイツ EOS社製『EOSINT P385』
もちろん、今や小型切削加工機では定番となったRoland D.G.さんのMDX-40も登場の予定。
回転軸のサイズもアップして、より使い勝手も向上した。
最後に、いつもいつも言ってることを、また書いておこう。
こういう機械は、スゴい。
スゴいよ。多分、ワンフェスの会場で見たら、
「ここまで来てるんだー…」 と思うことでしょう。
そうです、ここまで来てます。
でもね、こういった「スゴさ」を利用できる資格は、
「3D形状データをモデリングできること」
なんです。3D CGか、3D CADのデータをハンドリングできる人だけが、
その恩恵にあずかれる。
こういった機械は、「モデリングできること」の能力の証明なんです。
でも、毎度々々書いてますけれども、「手仕事」は大事だ。
どんなに3Dツールを使いこなせるようになっても、「手仕事」は絶対に必要で、
「3Dか手か?」というくだらない二元論は、絶対に間違ってる。
(絶対に、そこに入っちゃいけない)
あ! それとですね。
こういった機械に興味があって、ちょっと欲しいな、詳しく聞きたいな…
と、お思いの方はこちらにご連絡ください。
→株式会社 ツクルス
ワタシの会社です。こういう機械は、各機種に共通した「本質」を理解した上で、
ご自分のやりたいことをハッキリさせてから買うのが良いでしょう。
そういった、本質的な知識を得るためのお手伝いをいたします。
ワタシの知っていることは、全部お教えする。
機種選び、そのお手伝いをいたしますよ。
複数の機種でベンチマーク(試しに出力ね)を依頼することも可能です。
多分、そういことをさせると日本一の会社です。
なぜなら、こういった機械の会社さんと全てにおいて等距離でお付合いしていて、
しかもどの機種も横断的に見ているからです。
きっとお役に立てることでしょう。