振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

しとしと雨もあれば土砂降りスコールもあるチェンマイの雨期

2018-06-25 07:22:03 | チェンマイステイ
朝方の5時過ぎ、どこからかカエルの鳴き声が聞こえる。何度か聞いたが、その日の天候との相関関係はないような気がする。

宿から外出するのは、朝の散歩、毎日2~3回の食事(買い置いた物で済ませることもある)、数日に1回の買い物くらいで、空模様を眺めながら出かける。





観天望と言う言葉があり、雲の流れや風向きでこれからの天気を予測するわけだが、日本と比べると雲の動きが遅く、黒い雨雲が見えてもこちらに来るかどうかわからない。

日本なら基本的には西から東に雲が流れるが、ここではそのような感じがしない。なので雨が降っていれば外出は取り止め、食事は宿の向かい側にあるカフェか食堂で済ませる。






チェンマイステイも半月が経ち、間もなく帰国だ。この間、外出には雨傘を必携しているが、結局傘を使ったのは一度だけ。しとしとの小雨は帽子でしのぎ、スコールは小雨になるまで店先で待った。

宿まで200メートルの帰り道で突然遭遇したスコールの時は傘を使ったが、少し前から風が吹き始めていた。しかし、風が必ずスコールの前兆でもない。

ある時は宿の玄関を出ようとしたら激しいスコールが来て、同じく足止めを食った同宿の日本人夫婦とロビーで1時間の雑談となった。バケツをひっくり返したようなスコールだった。





11月~2月の乾期は、まれに雨が降ることもあるが、傘はまず持ち歩かない。気候が爽やかで大変過ごしやすいが、それだけに海外からの観光客やショートステイヤーで、ウンザリするぐらい一杯になる。


その点では雨期の方がのんびり、ゆっくりできるのでこの時期を選んでチェンマイに来る人もいる。果実は美味しいし、花が綺麗だ。ゴルフ場も空いている。





旨く雨と付き合うノウハウを、身に付けたいもんだ。