昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
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3年ぶりにケータイを買っちゃいました

2008-12-26 | 三流オトコの二流品図鑑
年末も押し迫った先日、3年以上使った Vodafone 時代からのケータイ V603SHの液晶パネルがとうとう逝ってしまった。どのケータイにしようかとショップへ足を運んだところ、機種の多さと料金体系の複雑さに目眩をおこしかけ、一旦退散した。 
        
 ソフトバンクになってからのショップは、以前の『ケータイ本体価格¥0 セール!』と書かれていたPOP広告が消え、小ギレイな店内の実機ディスプレイの片隅に「頭金¥0」と控えめに表示されている。 「この “頭金” とは何のこっちゃ?」 おじさんに片足突っ込んだお兄さんにとっては、さらに混乱を招く事態に・・・
こんな困ったとき頼りになるのは、何といっても職場の若い女性社員だ♪ 
忘年会でも活躍してくれたアシスタントのY根嬢に『最近の携帯事情』を尋ねたところ、彼女の後輩の総務課S嬢も加わり、『今どきのケータイ』について懇切丁寧に教えてくれた。
 ケータイ選びのポイントは、
   ①デザインと質感
   ②液晶画面の鮮明度
   ③メールの打ちやすさ
   ④ワンセグ機能
   ⑤オサイフ機能
を押さえることらしいのだが、最近の事情通の彼女たちによると、今、防水ケータイが注目されていると言う。

  Y嬢 「水に落としたり濡らして壊れたら、保険プランの適応外なんですよ~。
      以前みたいにそうそう機種変もできないから、辛いっすよね・・・」
  S嬢 「アタシも水に濡らして壊したんですよ! 
      でもトイレに落としたわけじゃありませんから~(笑)」
  Y嬢 「(店長は) ゴルフ行かれたり、、雨の日もスクーター乗り回してるんだから、
      絶対に防水ケータイ外せませんよ!」
  S嬢 「アタシとYさんで、カッコイイ ケータイ探してあげますから~♪」

確かにケータイはいつでもどこでも使うものであり、さまざまなシーンで役に立つ現代人の必須アイテムだが、水没させたり、水濡れなどのトラブルに遭ってしまったという話はよく耳にする。
ただ、水没などのアクシデントは別にしてもユーザーとしては、やはり、常に手放せない存在のケータイだからこそ、水のある場所でも気兼ねなく使えるようにして欲しいと考えるのは当然の流れだろう。
        
 そんな声に応え、ここ1年ほどの間に、急速に防水性能を持つラインアップが各社から登場したが、どちらかと言えば、「防水ケータイらしいデザイン」を採用したモデルが多い。 プールなど、常に水のあるシチュエーションで利用したい、あるいは「防水ケータイであることを主張したい」のであれば、こういったデザインもうれしいのだが、やはり、普段の生活において、身構えることなく、自然に使える美しいデザインの防水ケータイが欲しいところだ。例えば男心をくすぐるデザインとタフネス防水機能を搭載したカシオ「G'zOne W42CA」は、スポーティ&アウトドアシーンを演出しながら、G-SHOCK同様、スーツ姿でも「ハズシ」のアイティムとして違和感の無くフィットするが、残念ながらキャリがauなので却下となった。
        
        ▲タフネス防水機能を搭載した au カシオ G'zOne W42CA
 実際、肉体&メンタル強化を目論み(笑)、某ホテルのプール付フィットネスクラブの会員になっているボクの場合、アメリカン・トラッドスーツに身をかためクライアント相手のテクニカル・コンサル業務や出張に出向く日常のビジネスシーンでもプラス アルファのプレミアム感を保ちながら使え、仕事帰りにフィットネスで汗を流し、プールでひと泳ぎした後も多少の水滴がケータイ本体ボディにかかっても気にせず、すぐに使えるシチュエーションに対応した機能とデザインを兼ね揃えた機種があれば理想的だ。
        
 そして今回Y嬢が、迷える店長に奨めてくれたソフトバンク「THE PREMIUM WATERPROOF SoftBank 824SH」は、まさにボクのようなユーザーのわがままに応えてくれる今までにない防水ケータイだ。防水の機種にはずんぐりとしたモデルが多いが、この機種はすっきりとした印象を受ける。また、デザインを2シリーズに分け、シックなデザインの「Elegant Line」シリーズは5色、ボディ周囲のフレームやヒンジ部分のカラーリングを変えることで明るく活発なイメージを演出した「Active Line」シリーズは6色のカラーバリエーションを用意。数字キーが光るイルミネーション機能を付けるなど、デザインにもこだわっている。
        
 ゴールドは仏壇みたいだし、林家ペー/パーっぽいピンクは論外、人気の渋いブラックは在庫切れ。Y嬢の薦めるネイビー・ブルーに気持ちは傾きかけ、散々迷ったが、ステンレス・ボディの質感を実感できるシルバー(ボディ周囲のフレームやヒンジ部分はゴールド)に決定した。
        
        ▲Y嬢お薦めの「THE PREMIUM WATERPROOF SoftBank 824SH」
「PREMIUM プレミアム」とは、プラスアルファの対価を払っても手に入れたいと思わせる「特別な価値」「プラスアルファの価値」・・・・「プレミアム」=「機能的+情緒的 価値」のことだ。
確かにミーハー見栄っ張り店長は、コンビニでも「限定」表示の商品に目が移り、プレミアム○○ビールとかJALプレミアムマイレージカードという言葉には敏感に反応してしまう(笑)
        
        ▲ヘアライン加工されたステンレスボディがオシャレな SoftBank 824SH
 まぁ冗談はさておき、824SHのデザイン的なセンスと質感の良さはショップに並ぶソフトバンクケータイ端末と比べ、ステージがあきらかに異なる。上質な金属素材を採用したボディは細部に至るまで質感の高い仕上げが施されており、端末を見ただけでは、防水ケータイに見えないほど、美しいデザインにまとめられている。
        
 ボディサイズは防水ワンセグケータイとしては世界最薄となる約15.3mmに仕上げられており、コンパクトで持ちやすい。
        
 ところでケータイが身近で欠かせない存在になった今、もっとも多くの女性ユーザーがケータイを利用したいと考えているのが、何と「お風呂」なのだそうだ。メールをしたり、通話をしながら、のんびりとバスタイムを楽しみたいと考えている人が多いという。
 824SHのボタンは、「アークリッジスリムキー」が採用されている。指の傾きやふくらみを考慮したボタン形状、押し間違いを少なくするための広いキーピッチとキーの間隔など人間工学に基づき、今までの防水ケータイにはなかった押しやすい環境を実現している。
        
        ▲押しやすいボタン形状のアークリッジスリムキーと広めのキー間隔
 もちろん、防水機能付きなので水に濡れた手でも操作はしやすく、『お風呂メール』も存分に楽しめるはずだ。
  「手を滑らせて、浴槽に落とさないように注意しなよ!」
と口走ってしまい、“大きなお世話よ” 的な冷たい視線を浴びせられてしまった・・・・トホホ。

 824SHの防水性能を活かすことができるもうひとつのシチュエーションと言えば、料理や洗い物をするため、水を使うことが多いキッチンだ。Y嬢は殊勝にも料理教室に通っているが、電話が掛かってきて、慌てて手を拭いて、少し水気の残った手でケータイを触らなければならないなんていうこともあり、こんなとき824SHのような防水性能が便利だと言う。
 さらにワンセグが搭載されている824SHは、キッチンで料理を作ったり、洗い物をしているときにも番組を視聴することができるため、自分だけの『キッチンテレビ』になるわけだ。
        
        ▲ワンセグTVは嬉しい装備だが、ラジオもほしいところ!?
 この他にも洗車をするとき、ウォーキングやジョギング、ゴルフ、フライ・フィッシングといったスポーツなど、いろいろなアウトドア・シーンで、824SHの防水性能は役に立つはずだ。
        
 ところで、この便利な防水性能を長く確実に機能させることを考慮し、824SHでは標準セットに卓上ホルダーが同梱されている。最近、端末を充電するとき、端末の外部接続端子に直接、ACアダプタを接続するユーザーが増えているが、824SHで外部接続端子のキャップを頻繁に開け閉めしていると、うっかり閉め忘れたり、キャップに付けられた防水のためのパッキンに髪の毛などを挟んで、傷めてしまう危険性がある。長く確実に824SHの防水性能を活用できるようにするために、端末を充電するときは卓上ホルダーに置くスタイルをショップのオネーサンから奨められた。
        
 824SHには、ヒンジ部とキーのイルミネーションが多彩なパターンで光るマルチイルミネーション、AF対応の320万画素CMOSカメラを搭載し、パノラマ撮影機能や名刺読み取り機能をサポートする。2.8インチワイドQVGAのNewモバイルASV液晶などが搭載されている。また、おサイフケータイ、3Gハイスピード、3G/GSM対応の世界対応ケータイなど、最新のサービスへの対応も充実しており、国内外の出張の際にも便利で、バランスの取れた使いやすさと機能性を実現している。
        
 ケータイは、機能性が第一優先だが、自分を表現するアイティムでもある。THE PREMIUM WATERPROOF SoftBank 824SHは、上質で美しい仕上りに、ウォータープルーフという新しい可能性を身にまとうことで、さらにプレミアム感の高いケータイへと進化を遂げている。
        
 買ったばかりの824Hを奪い取り、昼休憩にキャーキャー騒ぎながら、「(ミーハーで見栄っ張りな)店長にお似合いの大人のモデルだよねぇ~♪」と言いつつ、弄り回すY嬢とS嬢二人の姿を、壊しはしないかとヒヤヒヤしながら眺めていた。
 ケータイと言えばストラップ。キーケースに合わせてポール・スミスのストラップがいいかな?と考えている。
        
次はこのケータイにどんなストラップが似合うか、彼女達の知恵とセンスを拝借しようと思うが、

   「そこまで知らないっすよ~ 」
   「まぁ適当でいいんじゃないっすか?!」

とムゲに扱われそうで、彼女達に相談しようかどうしようかと迷う、小心者の店長であった。