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大志小ブログへようこそ!!
学校や子どもたちの活動の様子を日々更新していきます。お楽しみに!!

くんち指導

2014-10-31 | 日記

10月31日(金)

 

今日は、唐津くんち前の最後の登校日。

午後の全校集会で、「くんち指導」を行いました。

 

 

生活部の先生から、唐津くんちで守ってほしい3つのことについて、話がありました。

ひとつめは、手をパーにして、「子どもだけで出ていいのは5時までですよ」

ふたつめは、手をグーにして、「離したらいけない、おうちの人の手とおこづかい」

みっつめは、手をパーからグーにして、「ごみは捨てずに拾いましょう」

 

 

実は、くんちに向けての指導は、1か月前から行ってきていました。

 

 

9月30日(火)の全校集会では、京町若者頭の山田信二さんにお出でいただき、

「唐津くんちの始まりと心構え」についての話を聞ききました。

 

 

くんちを彩る14台の曳山は、1年に1度だけ町々を廻られる唐津神社の神様のお供なのだそうです。

こうした曳山の歴史を、そして、唐津くんちの歴史と伝統を子どもたちにしっかりと受け継いでほしい、唐津を愛する心を育てることが唐津の町をきれいにしようとする行動につながる、といった思いを熱く語っていただきました。

 

私からも、曳山を曳く子どもたちに、

「曳き綱を握った瞬間、君たちは重要無形民俗文化財になる。そういう心構えを持って曳いてほしい」

と話しました。

 

3日前の28日(火)には、唐津神社の戸川宮司さんをお招きし、お話をうかがいました。

 

 

体育館に集まる子どもたちを、6年生有志による曳山囃子が迎えます。

 

 

くんちの雰囲気に会場が包まれた中で、戸川宮司さんのお話が始まりました。

宮司さんは、唐津くんちが始まった歴史にふれながら、特に、日本人の中に流れ受け継がれている「おかげ」の心について、教えてくださいました。

 

 

この日の企画は、もともと3年保護者の方たちによるもの。

それを多くの学年に広げていただきました。

戸川宮司さんのお話に引き続き、その3年保護者の皆さんによる「酒呑童子と源頼光」の劇場版?読み聞かせがありました。

 

 

何枚もの大絵やスポットライトなどの大道具も持ち込んでの読み聞かせ。

迫力満点でした!(写真がうまく撮れていないのが残念!)

 

 

それぞれの町でも、曳子への指導が行われています。

先週日曜日には、江川町の曳山関係者が大志小体育館に集まり、曳子に対する安全教育講話が行われました。

 

 

このように、学校、保護者、曳山関係者などによる、子どもたちへの「くんち指導」が行われています。

これは、見方を変えれば、学校と保護者、地域連携しての心の教育だと思います。

唐津くんちを通して、曳山を曳く子もそうでない子も、ふるさと唐津を知り、ふるさと唐津を愛する子どもたちへと育ってくれることを強く願います。

 


年長さんと一緒に

2014-10-29 | 日記

10月29日(水)

 

唐津幼稚園年長組さんと大志小1年生の交流が続いています。

今回は、その第2弾。

 

 

国語で勉強して自分で作文した「虫の見つけかた」を読んで、年長組さんに伝える活動を行いました。

年長組さんもしっかり聞いてくれました。

 

 

続いて、グループごとに、「秋の服づくり」をしました。

 

 

1年生が集めていた木の実や葉っぱを使います。

 

 

子どもらしい発想が、とてもおもしろいですね。

 

 

「ここに、こんな絵を描こうね」

友だちと話し合いながら、協力して作っていきました。

 

 

「このピンとしたところ、何か使えないかな?」

カッコいいかんむりになりました。

 

 

すてきな衣装が次々にできていきました。

 
楽しい時間のあとは、みんなでお食事です。
 
 

 

年長組さんも、それぞれのクラスに分かれ、お兄さんお姉さんと一緒です。

 

 

「給食おいしかった!」

 

 

楽しい交流学習のひとときでした。

 

 


しょうゆマジック

2014-10-28 | 日記

10月28日(火)

 

今日の2、3校時目。

3年生の子どもたちが、しょうゆの作り方について勉強しました。

 

 

講師の先生は、日本醤油協会「しょうゆもの知り博士」の山下先生です。

 

「しょうゆの香りから、何をイメージしますか?」

 

 

「みたらしだんご」

「からつくんちのにおい」

子どもたちから、いろんな答えが出ました。

 

 

しょうゆの作り方について、教えていただきました。

 

しょうゆは、大豆、小麦、塩に麹菌をまぜて発酵させた「もろみ」をしぼって作るのだそうです。

 

 

「じゃあ、味を比べてみましょう」

 

もろみ、しぼりたてのしょうゆ、お店で売っているしょうゆ。

3種類のしょうゆを、舐めてみることにしました。

 

 

「ちょっと苦い」

「ちょっとしょっぱい」

「もろみは甘い」

 

 

原料の大豆や小麦を炒ったもの、麹菌なども見せていただき、どうやってしょうゆができるのかがわかりました。

 

3年生は、国語で「すがたをかえる大豆」の学習をします。

総合的な学習の時間も、その大豆と関連させて進めていくことになります。

これからの学習が、また楽しみです!

 

 


5年稲刈り

2014-10-27 | 日記

10月27日(月)

 

爽やかな秋空のもと、5年生60名の子どもたちが、長松小学校の子どもたちと一緒に、稲刈りを体験しました。

 

 

長松小学校体育館前の田んぼです。

悪天候のため成長がイマイチと思われていたのですが、お世話していただいた川添さんのおかげで、しっかりと実った稲穂が頭を垂れていました。

 

 

子どもたちは、手に手に鎌を持ち、次々と稲を刈っていきました。

 

 

刈り残しも、ていねいに刈り取っていきました。

 

 

「刈ったど~!」

稲の束を担ぐ姿も、様になっています。

 

 

束はひと所に集めました。

 

 

次々に集まりました。

 

 

こんな山がいくつもできました。

 

 

すっかり刈り取られてしまった田んぼです。

 

 

このあと、みんなで稲束をコンバインに持って行き、脱穀してもらいました。

 

 

脱穀作業には、長松小のPTA会長さんもお手伝いされていました。

 

 

子どもたちが刈り取ったお米はうるち米。

「米ライフ」の学習で調理して味わうだけでなく、第一中にも届けます。

 

第一中PTA主催で毎年開催されている、受験生の合格祈願を兼ねた「おはぎ会」のおはぎのもち米に混ぜて使われます。

もち米だけよりうるち米が混ざったほうが、美味しいのだと聞きました。

 

長松小との小小連携や、第一中との小中連携を進めるものとして、今後も大事にしていきたいと思っています。

 

 


子どもの表情

2014-10-25 | 日記

10月25日(土)

 

おとといの授業参観日。

子どもたちの様子を見ることができなくて残念だったなあと思っていたら、ちゃんと誰かが写真を撮ってくれていました。

 

 

その子どもたちの表情を見るだけでも、しっかり勉強していたな、ということがわかり、嬉しくなりました。

 

元気に手を挙げる子どもたち。

「発表したい!」

「自分の考えをみんなに伝えたい!」

と思う気持ちが育っています。

 

 

立って音読をする子どもたち。

立つことで、お腹にも力が入り、「声を出して読む」というスイッチが入ります。

 

 

大志小が大事にしている、ひとり学びの時間です。

 

 

教科書や、これまで学習を積み重ねてきたノート、ワークシートなどを見ながら、自分一人で考える時間です。

 

 

これは、おそらく、ひとり学びに入って5分から10分たったところでしょう。

課題に向かう子どもたち一人一人の、真剣な時間が流れています。

 

 

大志小も含め、唐津市全ての学校で、いま、こうした子どもが考えたり話し合ったりする「子どもの時間」を大事にして、授業を進めることに取り組んでいます。

小学校では、45分間の授業時間のうち、先生の話す時間を10分以内にして、残りは子どもの活動する時間にすべきだと考えています。

 

次の写真、いいですね。

自分の考えを持ったうえで、全体で考えを交流し合う場面になっているので、子どもたちの口からひとりでにつぶやきが漏れ出ています。

脳が活性化して、まさにしっかりと学習している瞬間です。

 

 

次の写真もいい!

興味を持ったり、わかった、納得した、といったときに、子どもの顔は、なんともいい表情になります。

 

 

たくさんのお父さんお母さんたちから見られていることも、シャッターを向けられていることも、すっかり意識の中から消え去って、1点を見つめている子どもたち。

素晴らしいですね‼