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大志小ブログへようこそ!!
学校や子どもたちの活動の様子を日々更新していきます。お楽しみに!!

西の浜冬の夕暮れ

2013-12-29 | 日記

12月29日(日)

 

年賀状が終わりません。

ひと息つこうと、クロのお散歩に出かけました。

 

いつもの西の浜コースです。

浜には、穴を掘って木や竹で枠囲いをし、その中に、松の落ち枝を積んである場所が、ところどころにありました。

新年の準備?鬼火焚きの場所?

クロちゃんも、新しいにおいに、興味深そうです。

 

 

夏の緑の学習会で観察したハマヒルガオが、背をかがめて、冬の寒い浜風から身を守っていました。

 

 

夏は1m近く背丈を伸ばしていた雑草も、きれいに払われています。

 

 

浜も、すっかり新年を迎える準備が整っているように思えました。

 

夕日はすでに沈んでいて、あたりは次第に薄暗くなっていきます。

 

 

一瞬、空に、ぱあっと青みが差しました。

 

 

あまりの美しさに、しばし見とれてしまいました。

 

 

空の青さが、少しずつ、夕闇に変わっていきます。

平成25年も残りあと2日です。

 


陶冶館ともちつき

2013-12-28 | 日記

12月28日(土)

 

朝から小雪まじりの寒い1日となりました。

 

朝10時前。

唐津神社彰敬館に向かいました。

 

 

第4回「唐津まつろ陶冶館」の集まりに参加するためです。

これは、日本の将来を担う子どもたちが、世界に通用する教養人となるため、特性と知性を磨くことを目的として、今のところは、年に数回開催されています。

 

まずは、論語の素読から、始まりました。

 

 

主催者は、平岡務さん。

「子曰く、賢を見ては、斉しからんことを思い・・・」

論語の中から厳選された論語を、範読、解説をしてくださいます。

そのあと、みんなで一斉に素読を行いました。

 

5つの論語を読んだあと、唱歌の合唱もありました。

 

 

「たきび」、「雪」、「お正月」と、冬の唱歌を歌いました。

毎回しめで歌う「ふるさと」も歌いました。

 

いいお話といい歌。

そして、みんなで声を出すことで、清々しい気分になりました。

 

大志小学校にも、3週間ほど前に案内のプリントが届き、子どもたちへの配布がされていましたが、参加の子どもがひとりもいなかったのは残念でした。

しかし、とってもいいことをされているので、ぜひ次回は、多くの子どもたちの参加を呼びかけたいと思います。

 

このあと、場所を唐津神社境内に移しました。

「城内おやじからの会」主催の、もちつき大会が始まっていました。

 

 

「城内おやじからの会」は、地域のみなさんが交流を深めることを目的として、活動を続けておられます。

私は、夏の盆踊り大会以来の参加となりました。

 

もちつきには、大志小の子どもたちの姿も見られました。

 

 

ついたおもちは、さっそくいただきます。

ほっかほかのつきたておもちを、しょうゆやあんこで美味しくいただきました。

おもちのほかにも、おでんやぎょうざなど、いろんな手作り料理も用意されていました。

 

 

稲葉教育委員長さんなど、地域で活躍されている方々もお集まりになり、鍋や魚を囲みながら、これからの大志小や唐津の町を考える交流の場にもなりました。

 

 

もう一つ、いいお話を聞きました。

新年を迎える準備のできた唐津神社。

よく見ると、参道の上にいくつもの提灯が飾られていました。

 

 

多くの方が初詣をされる唐津神社の年越し、午前0時ちょうどに、一斉にライトアップして新年を迎えるという、ちょっとしたイベントがあるのだそうです。

新年の楽しみが、またひとつ増えました。

 


ウィンタースクール

2013-12-25 | 日記

12月25日(水)

 

今日から冬休み。

でも、たくさんの子どもたちが、学校にやって来ました。

そう。今日は、ウィンタースクール。

冬の勉強会の日です。

 

 

こんなにたくさんの中学生が、協力してくれました。

第一中、唐津東中、早稲田佐賀中。

みんな、この大志小の卒業生です。

 

 

1年生のクラスには4人ずつ入ってもらい、主にプリントやドリル学習の丸つけをしてもらいました。

やさしく、ていねいに教えてくれる中学生です。

 

 

2年生以上のクラスには、1~2人の中学生が入ってくれました。

1対1で、そばについて教えてもらったりもしました。

 

 

「ちゃんとあってるよ。がんばったね!」

ほめてもらって、うれしそうな小学生です。

 

 

算数をしたり、漢字をしたり・・・。

こちらは、ローマ字をがんばっています。

 

 

ひとりひとりの課題や進み具合が違うので、丸つけも大変なんです。

 

 

大事なところは、ちゃんと先生が教えます。

 

 

結局、6年生を除く全教室に、中学生のボランティアが入りました。

 

 

きっと、小学生の子どもたちにとっては、まるでサンタさんがやってきたみたいに嬉しいこと。

勉強もしっかり進めたことでしょう。

そして、「私も中学生になったら、こんな中学生になるのもいいな」っていう、モデルにもなったことでしょう。

 


2学期の終業式

2013-12-24 | 日記

12月24日(火)

 

3連休の翌日が終業式という、変則的な形になった平成25年度の2学期最後の日。

授業時数を確保することや、給食日数を同じ鎮西給食センターから配食している打上小、佐志小とそろえることなどの理由から、給食を食べたあとの5校時目に、終業式を行いました。

 

 

冬至を過ぎ、また、太陽の出る時間は少しずつ早くなり、日一日と昼間の時間は長くなってきました。

寒さはまだまだ厳しいけれども、きっと暖かい春はやって来る。

そういう元気やエネルギーの湧いてくる感じがすることを、昔の人は「一陽来復」と呼びました。

 

身の回りの大掃除をしたり、1年間のことを振り返ったりと、心身の整理整頓ができたら、玄関にしめ飾りを飾って、年神様に「新しい年を迎える準備ができましたよ」ってお伝えするのが、日本の昔からの習わしです。

みなさんも、そうやって新しい年を迎える準備をしてください。

きっと、笑顔にあふれた新しい年がやって来ることでしょう。

そういった話を、子どもたちにしました。

 

ちなみに、子どもたちが帰った後、大志小学校にも、先日、市丸さんから作っていただいたしめ飾りを、ちゃんと飾りました。

 

 

終業式では、校長の話に続いて、生活の話がありました。

「時間、命、日本の伝統や文化。この3つのことを大切にして、冬休みを過ごしましょう」

ということを、子どもたちに伝えました。

 

 

また、生活委員会から「あいさつ運動」の成果の報告と表彰がありました。

生活委員さんを中心として全ての学級で取り組んだ「あいさつ運動」のおかげで、大志小学校のあいさつは、ぐっと上手になりました。

 

 

図書委員会から、多読者の表彰もありました。

いちばんたくさん図書室の本を借りて呼んだ子どもを、学年ごとに表彰してくれるのです。

 

 

いろいろなことをがんばった2学期です。

教室に戻って、担任の先生から、「あゆみ」が、子どもたちひとりひとりに手渡されました。

 

 

ドキドキしながら「あゆみ」を手にする感覚、いいですね。

 

「ありがとうございます」

しっかりとお礼を言い、両手でいただくことができました。

 

 

「あゆみ」には、子どもたちの頑張りや先生からの励ましが記されています。

成績や生活の様子、伸びた子もいれば少し落ち込んだ子もいることでしょう。

どちらであっても、これは、子どもたちが、小学生の時代をこのように過ごしたという、思い出の詰まったものです。

3学期が終わり、「あゆみ」が戻って来たら、一生の宝物として、大事にしまっておいてくださいね。

 


耐恒寮の物語塾で発表

2013-12-21 | 日記

12月21日(土)

 

昨年8月から始まった「耐恒寮の物語塾」。

まちはミュージアムの会主催で、これまで4回開催されています。

これまでの内容を見てみると、

第1回 高橋是清と耐恒寮に学んだ人々

第2回 大島小太郎伝

第3回 高橋是清に学ぶ

第4回 城下町の夕暮れ散歩と食

 

そして、今日、第5回目。

「子どもたちよ、大志を抱け!~キミが未来の大島小太郎だ!」

というタイトルで、大志小5年生の子どもたちが、ワークショップの学習成果を発表しました。

 

 

会場となったのは、舞鶴荘。

今日の主役の子どもたちがやって来ました。

 

 

歴史を感じさせる、純和風建築の2階大広間です。

窓越しに、広い庭園。そして、唐津城や鏡山の借景も見事です。

こんなにすばらしい場所で発表できる子どもたちも、ほんとうに幸せなことだと思います。

 

 

実行委員から、はじめのあいさつ。

そして、紙芝居グループの発表が始まりました。

 

 

これまでのような学校での発表とは違い、多くの一般のお客さんを前にしての発表に、緊張ぎみな表情の子どももいます。

それでも、何度も練習をした「小太郎さんの気持ちになって読む」ところが、とてもうまくいったと思います。

 

 

紙芝居を鑑賞されたお客さんの声を紹介します。

「難しい本を読むより何より、この紙芝居を見たら、大島小太郎さんのことがとってもよくわかるわね」

「子どもたちのはっきりとした声が、とてもすばらしかったわ」

 

 

会場いっぱいのお客さんから、「よかった!」と満足の拍手をいただきました。

 

続いて、模型グループの発表です。

12月11日(水)から市役所1階ロビーに展示されていた模型を久しぶりに前にして、グループごとの発表が始まりました。

 

 

模型グループの子どもたちは、フィールドワークを行ってその場所の持つ歴史的な意味を学び、作品のデザインを考えていきました。

これまでの発表では、その部分をうまく伝えきれていなかったので、内容を少し手直しして、今日の発表に臨みました。

 

 

 

たとえば、近松座グループは、劇場という人の多く集まる所だったということから、カフェやわたがし屋さんなどを作るアイディアが生まれました。

桜馬場遺跡グループは、遺跡を伝える博物館を作り、そのシンボルのひとつ甕棺を収める地下室を設計しました。

 

 

5つのグループの発表が終わり、お客さんからの感想もいただきました。

お世話になった佐賀大学の田口先生、中島元校長先生はじめ、応援いただいていた多くの方々から、温かい期待と励ましの言葉をいただきました。

 

 

「唐津は、歴史がそのままみなさんのそばに息づいている町。こうした環境の中で育っている君たちは、都会の子どもたちに比べて、ほんとうに恵まれていると思います」

「大島小太郎さんのような、これからの唐津に新しい力を与えてくれるような人が、きっと君たちの中から出てきてくれると思います」 

 

今日の発表や、これまでの学習の経験は、きっと子どもたちにとって大きな宝物となることでしょう。

こうした宝物を与えてくださったすべての皆さんに感謝します!

 

追伸。

今日の発表などの模様は、「チャンネル唐津」の特集番組として、来年2月か3月に報道される予定です。

お楽しみに!