マーラーの「夜の歌」がたまたま録画されていたので終楽章だけ見る。スヴェトラーノフのN響ライヴである。ずいぶんとメンバーチェンジもしているのだなあ。スヴェトラの音楽もまさかこんなにすぐ聞けなくなるとは思っていなかったし、N響客演にかなり力を入れていたことが改めてわかる。特有の音響感覚にいわゆる爆演型の解釈を(大人しめではあるが)くわえた、こんな人はもういないなやはり。フェドも大人しくなってしまった。晩年とはいえテンポはそれほど落ちず(あのテンポダウンは振れるオケが技術的に困難をかかえたところ(ロシア響含む)ばかりになってしまったせいもあるのだろうな)、ずいぶんと熱した演奏でもあり、フリークの大ブラヴォに対しロシア楽団との来日公演では余り見せなかった暖かな身振りと満足げな所作をしてみせている。けっこう録画や録音に失敗して、この次の諏訪内さんとのグラズノフのコンチェルトは撮れてないのだが、一連のスヴェトラ客演記録はいつかまとめてほしいもんだ。数的にも限られているだろうし、一流以外のオケに対するスヴェトラがいかに懇切丁寧な指揮をこころがけていたかビジュアル的にわからしめるうえでも、また、この人を忘れないためにも~音盤だけだと30年前の「ロシアもの専門ソヴィエト指揮者」イメージに世評が戻ってしまう。年末とか、ベト9あたりやってもおかしくないのにな。ちょっとテープが劣化している。うーん、旧いテープのたぐいはいつかどうにかしておかないとなあ。
スヴェトラはやはりストコに似ている。コーダを聴いて思った。
スヴェトラはやはりストコに似ている。コーダを聴いて思った。
ウィーン市民よ!ふざけんじゃねえや。
会社が傾くには訳があるんだよ。
手作りがなんでもいいって事じゃない。
コスト削減も必要な部分がある。
手作りで作る必要のない部品まで手作りで作っていたらただただ無駄に高いものになるのは当たり前。
自動化がそんなにいけない事か?
ふざけんな。
大量に正確に物を作る為にどれだけの尽力が掛かっていると思っているんだ。
その尽力を掛ける事が出来なかっただけじゃないか。
それは伝統でもなんでもない。
怠惰だ。
ヤマハがいやならウィーン市民一人一人がベーゼンドルファーを買えばいい。
それが一番だ。
それが出来ないのなら黙ってやがれ。
日本のメーカーは他国の伝統を壊してまで製造法を変えることはしねえぞ、ボケ!!
といつになく感情的になりました。
ローバーはイギリスを代表するメーカーです。だから今までどおり20パーセントの株保持でと自主再建を望んだ。
でも親会社のブリティッシュエアロはBMWにローバーを売った。
伝統とかを簡単に切り捨てるのはあちらの方なんだよね。
今の醜悪なミニを見ていると本当にあの時のエアロの決断は間違っていたと思うよ。
あのローバーミニを支えていたのは日本の市場だったのに。
オーストリアとイングランドだと台湾と日本以上に国民性に違いがあるでしょうし、西欧のひとくくりにはできないです。アングロサクソンの急進的思潮の行き着いたところがアメリカなのかなあと。古いものを捨てる気質。